ダイソンのコードレスクリーナー Dyson V10とV11の違いを簡潔に解説します。
過去にDyson V10は約2年半、V11は1年ほど前から現在まで実際に使用しています。
実体験に基づいた比較です。
とくに中古や新品でV10とV11のどちらを購入しようか迷っている場合に役に立つ記事にしました。
この記事はこんな人におすすめ!
- Dyson V10とV11のどちらを購入しようか迷っている
- 両方を実際に使った感想や違いを知りたい
- 簡潔に両者の違いを知りたい
Dyson V10の発売は2018年3月
Dyson V11の発売は2019年3月
Dyson V10とV11の違いは4つ
Dyson V10とV11の大きな違いは下記の4つ
- 重さ
- 吸引力
- 液晶ディスプレイ
- バッテリー着脱方法
基本的に違いはこの4か所だけです。
Dyson V10とV11の違い①重さ
Dyson V10とV11の重量の差は100グラムです。
コードレスクリーナーは片手で持つのでV11のほうが数値以上に重く感じます。
- Dyson V10:2.58kg
- Dyson V11:2.68kg
Dyson V10のほうが100グラム軽い
Dyson V10とV11の違い②吸引力
吸引モード「中」にした体感ではV11のほうが吸引力は強いです。
重量の数値以上にV11のほうが重く感じる原因は吸引力が強いぶん抵抗が増すからです。
メーカー側はV11の吸引力はV10から25%アップしているとうたっていますが、実際に使った感じではそこまでの吸引力アップは体感できませんでした。
Dyson V11のほうが吸引力が強い
Dyson V10とV11の違い③液晶ディスプレイ
DysonV11のフィルターの後部に液晶ディスプレイが付いていて、バッテリーの残量を分秒単位(30分の場合:30:00)で表示します。
なので、バッテリーの消耗具合が目視できるので、バッテリーの交換時期が分かるようになっています。
新品時はフル充電時のバッテリー残量は約30分の表示ですが、使用する度に分数が減っていきます。
つまり、新品時はフル充電後の残時間30分だったのが、使用していくうちに残時間が15分になった場合、バッテリーの消耗具合は半分になったと判断することができます。
Dyson V11のほうバッテリーの交換時期が明確
Dyson V10とV11の違い④バッテリー着脱方法
Dyson V10のバッテリー交換はドライバーが必要でしたが、
V11はバッテリーの交換(着脱)がより簡単に出来るようになっています。
Dyson V11のほうがバッテリーの着脱が簡単
ズバリおすすめはDyson V11
Dyson V10とV11のどちらがおすすめかと言えば断然V11のほうがおすすめです。
V11をおすすめする理由は次のとおりです。
V10よりもV11をおすすめする理由:
- 吸引力が強い
- バッテリーの消耗具合を確認できる
- バッテリーの着脱が簡単
V10がおすすめできる状況
こんどは逆にV11よりもV10のほうをおすすめできる状況を考えてみました。
- 長期間使用する予定がない
- より軽く扱いやすいほうがいい
この2点ぐらいしかV10を選択する理由は思いつきませんでした。
「長期間使用する予定がない」とは、短期間で買い替えたり、ずっと同じ掃除機を使いたくない場合に当てはまります。
なぜならバッテリーの消耗具合を気にする必要がない場合はV11のバッテリー消耗具合を可視化できる利点が弱まるからです。
そして「より軽く扱いやすいほうがいい」の理由は、吸引力による抵抗感が少なく100グラム軽いV10のほうが扱いやすいからです。
まとめ
Dyson V10と比較してV11のほうが機能的にも性能的にも文句なしに優れています。
コードレスクリーナーのバッテリーの消耗具合が数値として確認出来るのは大きな利点です。
なぜなら、バッテリーの交換時期を把握するのが簡単にわかるので、フル充電したけど直ぐにバッテリーが切れて使えなくなる事態を回避することができるからです。
長期間使用することを検討している場合や新品で購入する場合は迷うことなくV11を購入することをおすすめします。
いっぽう、たまにしかコードレス掃除機を使う機会がなく、とにかく安価で購入したい場合はメルカリなどで中古のV10を購入するのもありかもしれません。
ただ、V10はバッテリーの消耗具合は数値化して客観的に知ることができません。
中古を購入する場合は出品者の使用頻度の申告を信じるしかないので、その点は注意が必要です。