群馬県吾妻郡嬬恋村にある標高1800メートルの日本で最も高い場所にある万座温泉にある
万座プリンスホテル内の混浴露天風呂を写真多めでレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 万座プリンスホテル内にある混浴露天風呂のようすが知りたい
この記事を読むことで得られるメリット
- 万座プリンスホテルの露天風呂の実態がわかるので行ってガッカリすることがなくなる
万座プリンスホテルの露天風呂は1つの湯舟だけが混浴となっています。
一方、隣にある同じプリンスホテルが経営する万座高原ホテル内にある”石庭露天風呂”のほうが混浴の湯舟が7か所あり規模は大きいです。
他にも万座高原ホテル内には”百泉の湯”という露天風呂もありますが、こちらは混浴ではありません。
万座プリンスホテルに宿泊している場合は万座高原ホテル内のすべての温泉は無料で利用できます。徒歩でも行けますが30分から1時間毎に両ホテル間を結ぶシャトルバスを利用することができます。
万座高原ホテルの露天風呂を利用したときの記事です↓
万座温泉 万座高原ホテル 混浴露天風呂 実体験レポ
万座プリンスホテル 露天風呂の詳細情報
万座プリンスホテル内にある露天風呂は標高が1800メートルの高地にあり、湯舟の前に遮る木々がないので自然の山々を見渡すことができ、開放感があることで有名です。
日帰り入浴料
万座プリンスホテル内のすべての温泉は日帰り入浴も可能です。
利用時間:11時~16時迄(最終受付15:00)
入浴料金:大人1名1300円、小学生以下は650円
受付時に万座プリンスホテルの公式サイトの日帰り入浴割引チケットの画面を見せると300円引きの1000円になります。印刷しなくてもスマホの画面を見せるだけでOKです。※時期により割引チケットが無い場合があります
万座温泉プリンスホテルの露天風呂の温泉成分
万座プリンスホテルないの全ての温泉(内風呂と露天風呂とも)は下記の温泉成分になっています。
- 源泉名:万座温泉 姥湯源泉
- 泉質:硫黄泉
- 水素イオン(pH):2.5
- 源泉温度が高いため加水しています
- 循環ろ過装置不使用のかけ流し
- 入浴剤は未使用
万座プリンスホテルの露天風呂の実態
万座プリンスホテルの露天風呂には”こくまさの湯”という名称が付いています。
“こくまさの湯”は露天風呂で湯舟は男女で各2つ、混浴は1つです。
湯舟によって湯温が違う
男女の各露天風呂には37℃に設定されている「ぬる湯」があります。
他の湯舟に比べてかなりぬるいので長時間の入浴ができます。
混浴露天風呂は1か所の1湯舟だけ
万座プリンスホテル内の混浴可能なのは1つの湯舟だけです。
混浴可能な湯舟は男性用の露天風呂の直ぐ隣りにあるので女性からは男性用の湯舟は丸見えです。
万座プリンスホテルの露天風呂の湯舟数は合計8つ
まとめると万座プリンスホテル内の温泉の湯舟は8つあります。
- こくまさの湯 (露天風呂で男性用2つ、女性用2つ、混浴1つの計5つ)
- ななかまどの湯 (こくまさの湯の手前にある内風呂で男女各1つで計2つ)
- しゃくなげの湯 (女性専用露天風呂で屋根付の湯舟1つ)
万座プリンスホテル公式Webサイトでは”ななかまどの湯”と記載されている場所は露天風呂の”こくまさの湯”の洗い場の中にある内風呂のことです。
つまり、特に取り立てて言うほどのこともない内風呂に”こくまさの湯”と名前を付けているだけです。露天風呂(外風呂)の数は男性は1か所のみです。女性は2か所。
浴場清掃時間
こくまさの湯、しゃくなげの湯、ななかまどの湯(内風呂)はそれぞれ清掃時間が決まっています。どこも午前中に2時間から3時間ほど清掃時間があります。
温度管理時間帯
清掃時間以外にも温度管理実施のため従業員さんが温泉に入ってきます。
深夜以外の6時から22時の間に2時間毎に実施されます。
万座プリンスホテル 露天風呂の実態
ここからは実際の万座プリンスホテル内の露天風呂のようすです。
湯上り処
東館に続く廊下には長椅子が置いてあり給水機もあります。
給水機
↑この冷水機の水はめちゃくちゃ冷たいです。
ゆっくり飲まないと口の中が霜焼けになるほどキンキンに冷えています。
入り口
露天風呂は東館の2階にあるので本館1階(東館の3階の位置)からは廊下を兼ねた階段で下るかエレベータで下ります。
↑暖簾に書かれている”ななかまどの湯”は内風呂です。
“ななかまどの湯”の洗い場の中に露天風呂の”こくまさの湯”の出入口があります。
しゃくなげの湯の入り口
女性専用の屋根付き露天風呂の”しゃくなげの湯”だけ本館1階と東館の2階の中間の位置にあり階段の途中に入り口があります。
ななかまどの湯の脱衣場
↑脱衣場の中にある椅子はこの1脚だけです。
ロッカー
脱衣場にはロッカーもあります。
洗面台
↑洗面台は2基。ドライヤーは風量強めのタイプです。
脱水機
タオル脱水用の脱水機が1台設置されています。
内風呂”ななかまどの湯”のようす
脱衣場に入り口のある内風呂には”ななかまどの湯”という名前が付いています。
入り口
↑内風呂の入り口の扉にはキツネと熊の注意喚起の案内が貼ってあります。
さすがに冬季は熊は冬眠しているはずなので安心です。
“ななかまどの湯”の湯舟
“ななかまどの湯”の色
↑日によって違うと思いますが、やや透明の乳白色です。
湯舟から見える景色
↑曇り空なので空が灰色です。
眼下にみえる外風呂(露天風呂)の”こくまさの湯”からみた風景のほうが綺麗です。
洗い場
↑シャワーは7基です。ここが男性だと外風呂では唯一の洗い場になります。
↑お湯のレバーはスイッチタイプではなく一般の家庭によくあるレバータイプです。
温泉施設ではよくある一定時間が経過したら自動的に止まらないタイプなのでお湯の止め忘れに注意です。
洗い場のシャワーは水圧が高い
↑湧いている温泉量が膨大なのか、シャワーの勢いは非常に強いです。
露天風呂”こくまさの湯”のようす
ここからは、内風呂”ななかまどの湯”の外側にある露天風呂”こくまさの湯”のようすです。
こくまさの湯の入り口
↑この扉は常時開いたままです。
サンダル
↑冬でもサンダルはなくても大丈夫でしたが、履いた方が安全です。
こくまさの湯までの通路
↑左端の白い長靴を履いているのは温度管理を実施している従業員です。
このように出入口から湯舟はすこし距離があります。
こくまさの湯の「ぬる湯」
こくまさの湯の「ぬる湯」からの眺め
↑向こう側の山肌には廃止になった万座温泉スキー場の朝日山ゲレンデが見えます。
湯温熱めの湯舟
↑男湯の真ん中にある湯舟の湯温は熱めです。40℃は超えています。
こくまさの湯の湯温熱めの湯舟からの眺め
混浴の湯舟
↑こくまさの湯の湯舟は1~3の番号が付けられています。
↑この混浴の”こくまさの湯3″ が一番面積の大きな湯舟です。
こくまさの湯から見える夕焼
↑天候が良ければ「浅間山」が見えます。木々が無ければもっと見晴らしが良くなるのですが。。残念です。
夜の露天風呂”こくまさの湯”のようす
ここからは夜の”こくまさの湯”のようすです。
冬で空気が澄んでいるので星空を期待したのですが雲が晴れても建物の明かりが邪魔で星の明るさはイマイチでした。
北関東の群馬県なので東京からも近いのでそこまで空気が綺麗ではないのかもしれません。
少なくとも背後の温泉施設の照明を消さないと、まともには星空観賞はできそうにありません。
万座プリンスホテル露天風呂の感想
万座プリンスホテルの温泉を利用したときに感じた点を書きます。
万座プリンスホテルの温泉の残念な点
景観への期待値が高かっただけに残念な点はすべて景観に関する項目になってしまいました。
- 冬の星空に期待するのはNG
- 南側に生えている木が無ければ文句なしの景観だったのに残念
万座プリンスホテルの温泉の良かった点
景観の良さとシャワーの勢い強いのが良かった点です。
- 露天風呂の湯舟から見える景観が良い
- シャワーの水圧が高い
- シャワーはレバー式なので勝手にお湯が止まらない
まとめ
湯舟の目前に木々が無いので視界が開けているのが最大の特長の露天風呂です。
直ぐ隣にある万座高原ホテルの露天風呂のほうが湯舟の数も源泉の種類も多い(万座プリンスホテルの温泉の源泉は1つだけ)ですが、景観の良さは万座プリンスホテルの”こくまさの湯”の圧勝です。
内陸地にある温泉はだいたいどこも山に囲まれている場所が多いのですが、万座温泉は高地にある露天風呂でなおかつ標高が高いので解放感があり景観が良い温泉です。
残念な点として、夜に”こくまさの湯”に訪れても星をハッキリと見ることはできませんでした。周囲の照明が明るすぎるため、星を見るには適していない環境だからです。満点の星空はいさぎよく諦めたほうがよさそうです。
一方、日中の天候が良いときには南南東の方向に浅間山をハッキリ見ることができます。ですが、南東方向に生えている木々が邪魔で温泉に浸かりながら見ることはできません。
周囲の木々を移動させるなりして視界を広くすれば今よりもっと温泉の人気が出るはずなのに、そうしないのが不思議です。
おそらく、国立公園に指定されている場所なので植物を移動させることが出来ないのかもしれません。。
万座プリンスホテルの露天風呂はゆっくりのんびり快適に入ることもできるので温泉好きなら一度は訪れるべき場所です。
- 入浴後は身体を洗わないと硫黄の臭いが身体につく
- 温泉は酸性なので皮膚の弱い箇所は少しヒリヒリする
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