山梨県にある「ほったらかし温泉」に行ったときのようすを気づきや感想もまじえて写真多めでレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- ほったらかし温泉のようすを知りたい
- あっちの湯のから見える眺望を知りたい
- あっちの湯の露天風呂と内風呂のようすが知りたい
ほったらかし温泉とは
ほったらかし温泉とは山梨県山梨市にある、天然温泉の日帰り温泉施設です。株式会社ほったらかし温泉が運営しています。
”あっちの湯”と”こっちの湯”の2個所の異なる浴場(源泉)があり、別料金になっています。
湯船からの眺望が甲府盆地と富士山が見えることで人気があります。
露天風呂も内風呂もすべて天然温泉です。
ほったらかし温泉は混浴ではない
浴場はすべて男女別になっているので混浴ではありません。
湯船も脱衣場も完全に男女別です。
”あっちの湯”と”こっちの湯”の違い
ほったらかし温泉には名称の異なる”あっちの湯”と”こっちの湯”の2つの浴場(源泉)があり、湯船の広さと、湯船から見える眺望が異なります。
こっちの湯の詳細
1999年に開場した第一源泉です。
泉質はアルカリ性単純温泉でPHは9.9です。
湯船の正面に富士山、眼下に甲府盆地の眺望です。
温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
あっちの湯の詳細
2003年に開場した第二源泉です。
泉質はこっちの湯と同じでPHは10.1です。
こっちの湯の約2倍の広さです。
眺望は湯船の右側に富士山、眼下に甲府盆地を見ることができます。
温泉の効能はこっちの湯と同じです。
ほったらかし温泉の営業時間
開店時間 | 日の出の1時間前 |
閉店時間 | 22:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | 0553-23-1526 |
駐車場 | あり・無料 |
営業開始時間は季節によって異なる
暦月 | 開場時間 |
---|---|
1月 | 6:00前後 |
2月 | 6:00前後 |
3月 | 5:30前後 |
4月 | 4:30前後 |
5月 | 4:00前後 |
6月 | 4:00前後 |
7月 | 4:00前後 |
8月 | 4:30前後 |
9月 | 4:30前後 |
10月 | 5:00前後 |
11月 | 5:30前後 |
12月 | 6:00前後 |
ほったらかし温泉の料金
ほったらかし温泉の入浴料は”あっちの湯”と”こっちの湯”で別料金です。どちらの湯も同じ値段です。
- 大人1名:800円
- 小人(0歳~小学6年生)1名:400円
タオルは200円、バスタオルは1000円で販売しています。※レンタルではありません。
ほったらかし温泉の場所
中央自動車道の勝沼ICまたは一宮・御坂ICから約25分の場所にあります。
ほったらかし温泉の駐車場
↑ほったらかし温泉の駐車場の入り口は温泉施設の建屋よりも奥にあります。
↑ほったらかし温泉の駐車場看板の先はキャンプ場です。
↑駐車場の出入り口は奥にある1カ所だけです。
地面に案内矢印が描かれています。
↑駐車場は約280台停めれる広さがあります。
タクシー乗り場
↑駐車場の端にタクシー乗り場があります。
ほったらかし温泉 施設のようす
ほったらかし温泉の施設内には休憩所のログハウスやお土産屋、朝食を提供する「気まぐれ屋」や軽食スタンドの「桃太郎」等があります。
休憩所
お土産屋
↑山梨県産のお土産を販売しています。
地下天然水
↑地下200mの天然水です。
軽食スタンド
軽食スタンドの営業時間は10:00~17:00です。金曜日のみの営業です。
朝食「気まぐれ屋」
↑開場から食材が完売するまで朝食を販売しています。
ほったらかし温泉の朝ご飯を実際に食べたときのようすは別の記事にまとめています↓
ほったらかし温泉 朝ごはん 口コミ評判レビュー
野外展望テラス
↑露天風呂よりも高い場所にあるので展望は良いです。
朝は朝食を食べている人が多いです。
こっちの湯(元湯)
ほったらかし温泉 あっちの湯のようす
ほったらかし温泉の「あっちの湯」の入り口~脱衣所のようすです。
あっちの湯の入り口
↑「あっちの湯」の入り口は野外展望テラスの間にあります。
↑「あっちの湯」の建屋までは屋根付きの階段があります。
↑ここが「あっちの湯」の出入り口です。
外待合
↑ここで待合することができます。暖房は無いので冬は寒いです。
フロントのようす
↑券売機で入浴券を購入後にこのフロントに渡します。
↑フロントの前には下駄箱があり、その奥には浴場入り口があります。
券売機
↑入浴券は1枚づつしか購入できません。
ほったらかし温泉のタオル
↑券売機で200円販売しているタオルは、ほったらかし温泉のオリジナルです。
下駄箱のようす
貴重品ロッカー
↑フロント前にある貴重品ロッカーは有料で100円です。※100円は戻ってきません。
脱衣所にこれより大きめの有料ロッカーがあります。
両替機と髭剃りの自販機
↑ロッカーを利用する場合は小銭が必要なので両替機があります。
その隣には髭剃り(200円)の自動販売機が置いてあります。
ポストカード
↑ほったらかし温泉のポストカード(8枚組)が500円で販売されています。
市営バス時刻表
↑ほったらかし温泉の手前にあるフツール公園バス停の市営バス時刻表が張られています。
山梨市駅とフルーツ公園を結ぶ市営バスが1日3便出ています。大人200円で小学生未満は無料です。
浴場入り口
↑青い暖簾が男湯で赤い暖簾が女湯です。
脱衣所のようす
ここからは男湯の脱衣所のようすです。
「あっちの湯」に脱衣所は2カ所あります。
ロッカー
↑有料で100円硬貨が必要です。100円は戻ってきません。
体重計
洗面台
↑端に1台の洗面台があります。
↑ドライヤーの風量は普通です。
脱衣所と浴場の間の出入り口
↑脱衣場の扉を出て右に行くと露天風呂で、正面には内風呂・洗い場のある建屋の出入り口があります。
ほったらかし温泉 内風呂のようす
ほったらかし温泉「あっちの湯」の内風呂のようすです。
シャワー
↑シャワー3台の隣に飲料水が出る蛇口があります。
内風呂の湯船
↑湯温はこの内風呂が一番高いです。
洗い場
↑けっこうな広さの洗い場です。
↑お湯のレバーは温泉施設ではよくある一定時間が経過したら自動的にお湯が止まるスイッチタイプです。レバーを押しっぱなしにしとかないと直ぐにお湯が止まって不便です。
↑シャンプーとボディーソープは洗い場に設置されています。
↑このすりガラスの扉の先に露天風呂があります。
ほったらかし温泉 露天風呂のようす
ほったらかし温泉「あっちの湯」の露天風呂のようすです。
露天風呂にある脱衣所
↑露天風呂の湯船の手前にも脱衣所があります。
露天風呂の上段にある湯船
「あっちの湯」の露天風呂の湯船は上下2段になっています。
露天風呂の下段にある湯船
↑露天風呂 のすべての湯船は湯温が低いので長湯するには最適ですが、冬は寒いです。
露天風呂からの眺望
↑眼下に甲府市の街並み、右側に輪郭がぼやけていますが富士山が見えます。
ほったらかし温泉は汚い?
ほったらかし温泉を実際に利用してみて、浴場も湯船も汚いとは感じませんでした。
利用した日は利用者が少ない日だったからかもしれませんが、脱衣所の床に髪の毛が落ちて目立っているようなこともありませんでした。
湯船のお湯は透明で綺麗でした。
券売機やフロントのある建屋自体が古い掘っ建て小屋なのでモダンではありませんが、汚くはありません。
ほったらかし温泉の感想
ほったらかし温泉を実際に利用したときに感じた残念な点と良い点を書きます。
ほったらかし温泉の残念な点
残念な点は湯温の低さや、湯上がり処などの休憩所が浴場と同じ建物内に無いことなどの冬場に限った点が多くなりました。
- 露天風呂の湯温が低いので冬は寒い
- 休憩場所(湯上り何処)が浴場と同じ建物内に無い※休憩所まで屋外を歩く必要がある
- 待ち合わせ場所(待合)は野外なので冬は寒い
- シャワーがレバー式のスイッチタイプなので直ぐにお湯が止まる
- ロッカーがすべて有料(100円)
ほったらかし温泉の良かった点
良かった点は眺望が良かったことだけです。
- 露天風呂に浸かりながら富士山や甲府市の街並みが見えて眺望が素晴らしい
まとめ
ほったらかし温泉は晴れていれば富士山が見える眺望が非常に素晴らしい露天風呂です。
温泉施設のある場所の標高が高いので甲府盆地の街並みが一望できます。
露天風呂の湯温が低いので長湯するにはちょうど良いですが、冬は寒く感じるかもしれません。
内風呂は温かいので、暖まってから露天風呂に入ることをおすすめします。
良くも悪くも温泉の臭いがしないし、お湯の色も透明なので温水プールのようです。
なので温泉に入っている感じがしません。
温泉の雰囲気を満喫するよりも眺望目当てで利用したほうが良さそうです。
- 露天風呂の湯温が低いので冬場は内風呂で暖まってから入ったほうが良い
- 湯上がり処(休憩所)が浴場と脱衣所と同じ建物内に無いので不便
- ロッカーが有料なので貴重品は車内に置いておくほうが良い