長野県茅野市にある諏訪大社 上社 本宮(すわたいしゃ かみしゃ ほんみや)に行ったときのようすをレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 諏訪大社 上社 本宮の駐車場とアクセスが知りたい
- 諏訪大社 上社 本宮の境内のようすが知りたい
諏訪大社 上社 本宮とは
諏訪大社(すわたいしゃ)は全国に2万社以上ある諏訪神社の総本社です。
諏訪大社は下記の4社から構成されています。
- 上社 本宮 (かみしゃ ほんみや)※当記事
- 上社 前宮 (かみしゃ まえみや)
- 下社 秋宮 (しもしゃ あきみや)
- 下社 春宮 (しもしゃ はるみや)
上記の4社は距離が離れています。
各社の本宮と前宮はそれほど距離は離れていないので徒歩でも行くことは可能ですが、上社と下社は約11kmも離れているので徒歩だと2時間半、車だと25分程掛かります。
ちなみに上社の本宮と前宮の距離は約2キロあり、徒歩だと約25分、車だと5分です。
下社の秋宮と春宮の距離は約1.5キロあり、徒歩だと約17分、車だと4分かかります。
上社 前宮のアクセスと駐車場、境内の様子はこちらの記事を参考にしてください↓
諏訪大社 上社 前宮 アクセスと駐車場
諏訪大社の特長
諏訪大社の特長は下記の2つです。
- 日本最古の神社
- 社殿の4隅に御柱(おんばしら)が立てられている
創建された年代が不明なほど昔から存在している神社で日本最古ともいわれています。
社殿の外周の四隅に御柱(おんばしら)と呼ばれるモミの柱が立てられていることが諏訪大社の最大の特徴です。
他の神社のように本殿に鏡(自分)ではなく自然の山(守屋山)を祀っているとも言われています。
諏訪大社 上社 本宮のアクセス方法
JR茅野駅からは路線バスは通っていないので駅からタクシーを利用するのが一番楽です。
駅からの距離は約3.6キロなので徒歩だと50分程掛かります。
自家用車で行く場合は中央自動車道の諏訪ICが最も近いです。
諏訪大社 上社 前宮から本宮へのアクセス
諏訪大社 上社 前宮から上社の本宮に向かう場合は国道16号線を道なりに進むだけで到着します。
諏訪大社 上社 本宮の駐車場
↑上社 本宮の駐車場は東側にあるここだけです。
平日でしたが10台ほど車が停まっていました。駐車料金は無料です。
諏訪大社 上社 本宮 境内のようす
諏訪大社 上社 本宮を平日の午後に訪れたときのようすです。
境内図
↑境内の東参道入口に設置されている案内図です。
※写真をクリック(タップ)すると拡大します。
御水屋(おみずや)
↑参詣者が手や口を清める場所です
青銅鳥居
↑東参道の青銅製の大鳥居です。
蠶玉神社
↑青銅鳥居の隣に蠶玉(こだま)神社があります。
神馬舎
↑神馬舎(しんめしゃ)の上に絵馬が掛かっています。
出早社(摂社)
↑布橋入口御門の隣に摂社の出早社(いづはやしゃ)があります。
摂社とは本社と末社の中間の位置にくる枝宮のことです。
本宮二之御柱
↑布橋入口御門の直ぐ隣に二の御柱(おんはしら)が建っています。
御柱(おんばしら)はモミの木で造られていて、拝殿の周囲4隅に1本づつ立てられており、6年に一度新しく建て替えられます。
贄掛の大欅
↑贄掛の大欅(にえかけのけやき)は推定樹齢1000年、高さ約35m、幹回り約8.7mです。
入口御門
↑入口御門は1829年の建立で国重要文化財です。
布橋
↑布橋(ぬのはし)は江戸後期の1777年建立で重要文化財です。
大国主社(摂社)
↑大国主社(おほくにぬししゃ)は布橋と拝殿の間にあります。
四脚門
↑重要文化財修理工事の養生屋根で上部が見えていませんが、四脚門(よつあしもん)は桃山時代の1608年建立で重要文化財です。
西宝殿
↑最近建て替えられたようでここだけ新しいです。
本宮一之御柱
↑北参道の階段横に一の御柱(おんはしら)が建っています。
交通安全祈祷殿
↑一の御柱の隣に交通安全祈祷殿があります。
高島神社
↑交通安全祈祷殿の隣にある高島神社です。
社務所
↑北参道の高島神社の横にある社務所です。御朱印は500円です。
大鳥居
↑北参道側にある大鳥居です。
手水舎
↑北参道側にある手水舎です。
明神湯
↑隣にある手水舎の下を流れる水は凍っていますが、この明神湯はお湯が沸きだしているので凍っていません。
雷電為右衛門の像
↑明神湯の裏側にある像の雷電為右衛門とは幕末に活躍した力士です。
五殻の種池
↑透明度が高く底が透けて見えます。
五殻の種池では春に農家の人々がこの池に種もみを浸して農作物の豊凶を占いました。
天流水舎
↑東参道にある天流水舎(てんりゅうすいしゃ)は江戸後期の1829年建立で重要文化財です。
阿像(獅子)と吽像(狛犬)
↑東参道にある天流水舎の隣には狛犬の阿吽像があります。
神楽殿
↑右側の太鼓は牛革を張られた太鼓の中では日本一のサイズと言われています。
土俵
五間廊
↑五間廊(ごけんろう)は1773年に建造された国重要文化財です。
勅使殿
↑五間廊の隣にある勅使殿(ちょくしでん)は1690年に建造された国重要文化財です。
塀重門
授与所
↑お守り等の神社用品を販売しています。
待合所
↑本殿での御祈祷の際に利用する待合所です。
宝物殿
↑待合所の隣にある宝物殿の見学は有料です。
勅願殿
↑勅願殿(ちょくがんでん)は1690年に建造された国重要文化財です。
祈願絵馬
宝物殿
拝殿
拝殿は江戸末期の1857年に建造された国重要文化財です。
硯石
↑硯石(すずりいし)は拝殿の右奥上部にあります。
屋根の上に写っている苔の生えた岩です。
まとめ
諏訪大社 上社 本宮は上社の前宮よりも見物する箇所が多く、すべて廻るのに時間が掛かります。
4隅の御柱を全て見て最後に社務所で御朱印を依頼するとトータルの所要時間は1時間は必要です。
駐車場は東参道の東側に一カ所しかないので注意してください。
駐車場から拝殿までは徒歩5分程で到着します。
自家用車で訪れる場合は東参道を通ることになるので、行きは布橋の通路を通って拝殿に向かい、帰りは北参道を経由して東参道に戻るルートだと効率良く駐車場に戻ることができます。
諏訪大社 上社 前宮のアクセスと駐車場、境内の様子はこちらの記事を参考にしてください↓
諏訪大社 上社 前宮 アクセスと駐車場