タニタ スティック温度計 TT-583を実際に使ってみた感想や良い点と残念な点などをレビューします。
この記事はこんな人におすすめ!
- タニタ スティック温度計 TT-583の良い点と悪い点を知りたい
- 当たり障りのない情報ではなく真実を知りたい
- 実際に使用してみた感想を知りたい
タニタ スティック温度計 TT-583のレビュー
タニタ(Tanita) スティック温度計 TT-583は計測器メーカーの株式会社タニタが販売しているキッチン用温度計です。
タニタ スティック温度計 TT-583の特長
タニタ スティック温度計 TT-583の主な特長は下記の3つです。
- センサーホルダーをフック穴に差し込んで持てる
- センサーホルダーの裏面にマグネット付き
- 色はブルー、グリーン、ピンク、ブラウンの4種類
タニタ スティック温度計 TT-583の仕様
型式 | TT-583 |
---|---|
寸法 | 幅4.3×奥行1.5×高さ22.1㎝ |
重量 | 約40g 電池とホルダーを含む |
主な材質 | PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ステンレス |
測定温度範囲 | -50~240℃ |
最小表示 | 0.1℃ |
表示周期 | 1秒毎 |
精度 | ±1℃ |
防水機能 | 防滴 (IPX2相当) |
使用電池 | コイン型リチウムイオン電池 CR2032×1個 |
生産国 | 中国 |
付属品 | デジタルスケール本体、取扱説明書、お試し用電池(CR2032×1個)、センサーホルダー |
タニタ スティック温度計 TT-583の外箱
タニタ スティック温度計 TT-583の付属品
↑付属品はスティック温度計本体、センサーホルダー、取扱説明書・保証書、コイン型リチウムイオン電池です。
コイン型リチウムイオン電池
↑コイン型リチウムイオン電池 CR2032が付属しています。100均で同じ電池が買えます。
タニタ スティック温度計 TT-583の外観
↑裏面にはコイン型電池を入れる蓋があり、蓋を開くには硬貨が必要です。
電池ボックス
↑コイン型リチウムイオン電池は写真の向きに入れます。
センサー部分
↑センサーの端は尖ってはいるものの、先端は球状になっています。
センサーホルダー
↑センサーホルダーの先には窪みがあり、温度計本体のフック穴に通して使用できます。
本体重量
↑センサーホルダーを除いた、電池を含む本体の重さは27.5gです。
操作ボタン
↑左からHOLDボタン、ON/OFFボタンが並んでいます。
各ボタンの用途は下記のとおりです。
- HOLD:温度セク艇中に押すと温度の数値が固定
- ON/OFF:電源のオンとオフ
実際の使用感
タニタ スティック温度計 TT-583を実際に使った感想です。
センサーホルダーをフック穴に差し込んで使用
↑センサーホルダーをフック穴に差し込むと、火元から距離をとって使用することができます。
鍋の温度を測定
↑鍋の温度もセンサーホルダーをフック穴に通して使用することで安全に使用できます。
センサーホルダー裏面のマグネット
↑センサーホルダー裏面のマグネットで、冷蔵庫やフライパンなどの金属部分に固定できるので収納場所に困りません。
タニタ スティック温度計 TT-583のメリットとデメリット
タニタ スティック温度計 TT-583を実際に使用した感想とメリットとデメリットを解説します。
タニタ スティック温度計 TT-583のデメリット
タニタ スティック温度計 TT-583のデメリットはとくにないのですが、強いて挙げると、下記の2点です。
- 汎用性が低い
- 電池ボックスの蓋が固く締まっているので開くには硬貨が必要
汎用性が低い
針状の金属製センサーなので、測定物に挿入しないと正確な温度が図れないことです。
つまり、接触面積が大きくないと正確には測定できません。
例えば、大きな範囲の室内(気体)、料理(個体・液体)は測れるのですが、ピンポイントの狭い範囲、体温などは測るのは難しいです。
非接触式電子温度計のほうが汎用性が高いと言えます。
電池ボックスの蓋が固く閉まっている。開くには硬貨が必要
電池ボックスの蓋をが非常に固く閉まっており、素手で蓋を開けることは不可能です。
蓋の溝に10円玉などの幅のある硬貨を嵌めないと開くことができません。マイナスドライバーでは溝が広すぎてうまく回りません。
キャッシュレスの時代に硬貨を用意するのは大変です。
タニタ スティック温度計 TT-583のメリット
メリットは次の1点です。
- 料理の温度が正確に測れる
料理の温度が正確に測れる
主に液体の温度を測るのに適しており、正確な温度を測定できます。
温度センサーの先端が金属製で尖っているので、ハンバーグなどに差し込んで内部温度を測定する用途にも最適です。
まとめ
タニタ スティック温度計 TT-583は測定機器メーカーの温度計なので、信頼性は高く、料理の温度を正確に測ることができます。
室内の温度と料理の温度も測れるので一石二鳥です。
表面積のある個所を測るのは容易ですが、センサーが長いので、狭い箇所を測るにはやや使い難いです。例えば、体温計の代わりに使うのは困難です。
Amazonなどのインターネットショッピングサイトで千円前後で買えてコスパは良いです。
料理を作る機会が多い場合や、正確な液体の温度を測る頻度が多い場合にはおすすめの製品です。