Bosch ボッシュ ブロワー GBL800Eを実際に購入して利用した感想をまとめました。
GBL800EはAmazonレビューだと爆音で風圧最強だけど臭いとの評判が多いです。
そこで、実際に臭いの真相、騒音、風量を洗車と宅内掃除で利用して確認してみました。
缶タイプのエアーダスターの代わりに、
PC内部のファンやヒートシンクについたホコリを吹き飛ばすのに使えるかどうかもレビューしています。
この記事はこんな人におすすめ!
- Bosch GBL800Eの購入を検討している
- 本当に臭いのか知りたい
- 騒音と風量について知りたい
GBL800Eの性能
クラス最強ブロワーとうたっているだけあって、このクラスでは最も風量が強いです。
消費電力も800Wと最強で、ドライヤーと同じぐらいです。
- 最大風量4.5m³/分
- 最大風圧7.2キロパスカル
- クラス最強800Wモーター
- 風量を無段階調整できる
電源 | 家庭用 AC100V(50-60Hz) |
---|---|
消費電力 | 800W |
回転数 | 0~16000回転/分 |
風量 | 4.5m³ |
風圧 | 7.2kPa |
質量 | 1.8kg |
サイズ | (H)214 X (W)231mm |
風量調整機能
風量は調整ダイヤルを回すことで調整します。
上記の写真下側にある赤いダイヤルを時計方向に回すと風量が強くなり、半時計方向に回すと風量が弱くなります。
また、連続作業をするときは、メインスイッチ(トリガー)をONにした(押した)状態で、
上記の写真上側にある赤いオン保持ボタンを押します。
するとブロワーのスイッチONの状態が保持されます。
解除するときはオン保持ボタンを元の位置に戻します。
GBL800Eの付属品
- ブロワ本体
- ノズル
- 吸塵袋
- 日本語説明書と多国語説明書
日本語説明書
日本のAmazonで購入したからなのか、日本語の取扱説明書が付属していました。
ノズルと吸塵袋
付属のノズルは柔らかい合成樹脂製です。
ゴミやホコリをノズルから吸って掃除機のように利用することができます。
吸塵する場合は、吸塵袋をノズルと付け替えて、ノズルは本体の横に付け替えます。
まあ、普通の音の静かな掃除機を利用したほうがすべての面においてよっぽとましなので、GBL800Eの吸塵機能を利用することはまずないはずです。
ブロワー・集塵利用時の本体への取り付け位置
ブロワー利用時:本体の先にノズル
集塵機能利用時:本体の先に集塵袋、本体の横にノズル
GBL800Eの風量・騒音・感想
GBL800Eの風量
PC内部やキーボードなどの埃を吹き飛ばすには絶大な威力を発揮します。
とくに、キーボードのキーの間に入ったゴミやホコリには効果てきめんで、一吹きで掃除が終わります。
おなじく、PCのファンやヒートシンクの隙間に詰まったホコリの掃除にも有効です。
ダイソン掃除機や空気清浄機のフィルターの汚れを掃除するのにも効果的です。
洗車後の水滴飛ばしにも効果を発揮します。
風量は文句なしです。
GBL800Eの騒音
ただし、最大風力時は爆音です。
この音の大きさが最大のデメリットです。
使用する環境によっては致命的な欠点になります。
音圧がすごいので、最大風力で使用するときは耳栓をしたほうが良いです。
私は耳栓をしていました。
とくに長時間最大風量で使用する場合は耳栓必須です。
パチンコ屋の中よりもうるさく、駅を通過する新幹線よりも音が大きいです。
掃除機のようなスムースで滑らなモータ音ではなく、
ノイジーな荒々しい『ガー』という凄まじい騒音です。
例えると、一般の家庭用掃除機が電動モータだとしたら、GBL800Eは単気筒空冷エンジンです。
風量を最大にしなければ音はいくらかましにはなりますが、それでも音圧が下がっただけで、うるさいことに変わりはありません。
50メートル先にも爆音は届く
GBL800Eを家のベランダで最大風量で使用中に、たまたま妻が50メートル程離れた場所にいたのですが、そこからでも音が聞こえていたと言っていました。
なので、閑静な住宅地で使用するのは厳しいかもしれません。
周囲に人がいない場所での使用だったら、大丈夫だと思います。
騒音が外に漏れないように、閉め切ったガレージ内や室内で使用するのが無難です。
GBL800Eは洗車に最適
最大風量で利用するとあっという間に車の水滴を吹き飛ばすことができます。
時間がないときにはGBL800Eを使うと時短になるので非常におすすめです。
最小風量でもある程度音はするし、最大風量となると爆音なので。外部に音がダダ洩れしてしまう環境で利用するのは、かなり近所に気を使うことになります。
GBL800Eはエアーダスターの代わりになる?
結論:なります。
GBL800E は缶タイプのエアーダスターの代わりにもなるので、経済的です。
PC内部や掃除機やエアコンなどのフィルターの埃を吹き飛ばすのに便利です。
ただ、細かな隙間、たとえば、デリケートで壊れやすい物や、ピンポイントな掃除をしたい場合には GBL800E は不向きです。
面積の大きな箇所の掃除に最適
大きな範囲、面積のホコリを吹き飛ばす場合には適しています。
風量が多いため、一瞬でホコリが吹き飛ぶので、その結果、時短になります。
一方、狭い特定の箇所だけを掃除したい場合には適していません。
繊細で壊れやすい物に向かって使用すると風圧が強すぎて破損する可能性があります。
片手で使用するのはきつい
重さは1.8キロあるため、片手で持ち続けるのはきついです。
ブロアー本体の重さにプラスして、風圧も加わるので片手だと大変です。
とはいえ、一瞬でホコリが吹き飛ぶため、長時間持ち続けることはないので、
さほど問題にはならないと思います。
GBL800Eの価格
Amazonは時期によって値段のばらつきがあります。
高い時と安い時では3千円ほどの差があります。
6千円台~9千円台です。
私が購入した時は6530円でした。
楽天やヤフーも同じ様な価格ですが、Amazonが最安値であることがほとんどです。
あと、前述した臭いの問題があるので、メルカリなどで箱無しの中古を買うのがおすすめです。臭いの元になっている箱がないほうがメリットがあるからです。
GBL800E 臭いのは本当なのか?
結論:本当
ただし、臭いの元はGBL800E ブロワー本体ではなく、箱です。
銀杏の臭いのようだというレビューもありますが、感じかたには個人差があると思います。
わたしは動物の糞の臭いだと感じました。
大昔、子供の頃に遊んだ公園の砂場の中にあった犬の糞の臭いを思い出しました。。
その箱の臭いがブロワ本体に染み込んでます。
なので、臭いの発生源である箱は早々に捨てることをおすすめします。
ブロワー本体のほうは、外気にさらしていると自然と臭いはなくなります。
まとめ
ボッシュ ブロワー GBL800E はくさいというのは本当でした。
臭いの元は外箱なので、箱を捨てたら本体にしみ込んだ臭いは徐々に取れていくはずです。
大風量でパワーがあるので洗車後の水滴落としに使うには最適なブロワーです。
家電などについたホコリを吹き飛ばすことにも効果を発揮します。
騒音が気にならなければですが。。
- とにかく風量が必要だという場合には Bosch GBL800E はおすすめです
- 長時間使用する場合は耳栓必須。耳栓を使用しないと耳の健康を害する可能性があります
- 使用時の騒音が気になったり、近所に迷惑をかけたくない場合はおすすめできません。その場合は買ってはいけないブロワーになります。