ダイソンのヘアドライヤー スーパーソニックを実際に購入して使用した感想とメリット・デメリットなどをレビューする。
この記事はこんな人におすすめ!
- ダイソンのドライヤーの良い点と悪い点を知りたい
- 実際に使用してみた感想を知りたい
ダイソン ドライヤーの口コミ
ダイソンはイギリスで発祥したシンガポールに本社のある電気機器メーカー。
ダイソン ドライヤーは日本では2016年5月に発売されている。
ダイソン ドライヤーの型番
ダイソンのドライヤーはスーパーソニック”Supersonic”という名称が付いている。
さらに、付属アタッチメントの多さによって「Ionic」と「Origin」が付く。
そして、製造年度の違いによって、”HD”の後ろの数字が増える。
初代は“HD01“だが現在は“HD08“の型番になる。
今回、口コミレビューするのは付属アタッチメントが最低限(1つのみ)付属している”Origin”の”HD08″。
ダイソンのドライヤーの型番ごとの付属品の違い:
- アタッチメントが1つ付属しているのが”Origin”
- アタッチメントが全て付属しているのが”Ionic”
HDxxとは:
”HDxx”のxxの数字は世代の違いで、2016年に発売されたHD01が初代ダイソンドライヤーの型番になる
ダイソン ドライヤーの特長
ダイソン ドライヤーの特長は次の3つ。
- 2.4㎥/分の大風量で髪が速く乾く
- 約1000万個のマイナスイオンを放出し、静電気と髪の広がりを抑える
- 毎秒20回温度を測定し、髪を熱から守るインテリジェントヒートコントロール
ダイソン ドライヤーの仕様
風量 | 2.4㎥/分 |
---|---|
温風温度 | 100℃ |
騒音値 | 72dB(HOT – 風量最大使用時) |
本体寸法 | 幅7.8×高さ24.5×奥行9.7センチ |
本体重量 | 約720g |
消費電力 | 1200W |
コードの長さ | 1.9m |
風速調整 | 強風・ 中風・ 弱風 |
風温調整 | 高温・ 中温・ 低温・ 冷風 |
ダイソン ドライヤー Origin HD08の付属品
↑外箱はマトリョーシカのように梱包箱で丁寧に包装されている。
スムージングノズル
↑付属品はスムージングノズルのみ。
ダイソン ドライヤー Origin HD08の外観
写真のダイソンドライヤーの色はブラック/ニッケル。
吹出口
↑各種スイッチ/ボタンがある側の反対から風が出る。
吸気口
↑ドライヤー取っ手の根元から空気を吸い込む。
フィルターとカバー
↑吸気口のカバーを半時計周りに捻ると外れる。
フィルターにホコリが溜まって詰まると全てのLEDランプが点滅し教えてくれる。
各種ボタン/スイッチ
↑左上から、風速切替ボタン、右上が風量切替ボタン。
中央のボタンが電源スイッチで上にスライドするとオンになって風が出る。
一番下のボタンはコールドショットで押している間だけ冷風が出る。
電源ケーブルとACアダプター
↑電源ケーブルの途中の中途半端な位置にACアダプターが付いているのでコンセントから離れた場所で使う場合は取り回しが難しくなる。
ACアダプターとは100Vコンセントの交流を直流に変圧する部品。
一般的なドライヤーは本体に内蔵されているのだが、ダイソンのドライヤーは本体に内蔵すると重量が増して取り扱いが大変になるため外部に設けているようだ。
初期のHD01はACアダプターはコンセントの根元に付いていたがHD03から途中に付くようになった。
ダイソン ドライヤーのメリットとデメリット
実際にダイソン ドライヤーを利用してみて感じたメリット・デメリットを書く。
ダイソンよりも大風量(2.5㎥/分)で速乾性で評判の良いテスコムのTID2700と比較が主になっている。
ダイソン ドライヤーのデメリット
デメリットは4点。
- 風圧は強いが温風温度が低いので髪の毛は思ったほど乾かない
- 風量はアタッチメントジェントルエアーリングを付けないとイマイチ
- 高価
- ハンドル部分の下に吸気口を持つと手が吸い付く
風圧は強いが温風温度が低いので思ったほど乾かない
吐出口が狭いので風圧が分散しないため風の圧は強いが、狭い範囲にしか風が当たらないので髪の毛は乾き難い。
髪の毛が乾くスピードは温風の温度が関係している。
テスコムのTID2700は107℃の温風が出るが、ダイソンドライヤーは100度までしか出ない。7℃も温度差がある。
ダイソンドライヤーはインテリジェントヒートコントロールが搭載されており、髪を熱から守るため毎秒20回も自動測定し、それ以上の温度に加熱しないように制御されているからだ。
しかもこの温度制御機能はオフにすることはできない。
ダイソンドライヤーの温風温度は市販ドライヤーの中では最高ではない
風量はアタッチメントジェントルエアーリングを付けないとイマイチ
髪の毛が早く乾く要素に風量は大事だが、専用アタッチメントのジェントルエアーリングをダイソンドライヤーの吹出口に装着しないと風量が弱い。
このジェントルエアーリングを付けないとスポット照射になるので狭い範囲しか乾かないので全体を乾かすのに時間がかかる。
ジェントルエアリングを装着しないと体感ではテスコムのTID2700の約1.5倍は髪の毛を乾かす時間がかかる印象だ。
- ダイソンドライヤーに付属のアタッチメントが1つだけで、ラインナップのなかで最も安価な”Origin”はジェントルエアーリングは付属しないので購入時は要注意
- ダイソン公式サイトで単品販売しているが送料込4400円と高価
高価
ダイソンドライヤーの最大のデメリットは高価なことだ。
公式サイトだと最安のOriginでも4万円で、PayPayポイントや楽天ポイント還元キャンペーン時に購入しても差引35000円程になる。
比較的低い条件で最安で購入する方法はヤフーショッピングで5日と15日と25日のポイント還元率アップ日に購入するとポイント差引32000円以下で購入できる。
最大風量と速乾性をウリにしている安価なドライヤーよりも約4~5倍高価。
とはいえ、パナソニックのナノケア最新機種とは同じぐらいの価格になってきている。
ハンドル部分の下に吸気口を持つと手が吸い付く
一般的なドライ―の構造とは大きく異なり、ダイソンドライヤーは持ち手(ハンドル)の付け根部分に空気を取り込む吸気口があるので、使用中にその吸気口部分を持つと手が吸われるので慣れるまでは違和感を感じる。
ダイソン ドライヤーのメリット
ダイソンドライヤーのメリットは3つ。
- 音が静か
- 重量が軽い
- 外観デザインが洗練されていてオシャレ
音が静か
ダイソン ドライヤーの最大のメリットは静音性の高さだ。
テスコムのTID2700の騒音値は最大風速時は72dbもあって非常にうるさいので、近くに家族がいると気を使う程。
ダイソンのドライヤーの最大風速時の騒音はそれの半分~三分の二程度の音量だ。
ダイソンも風切り音とモーターの駆動音は十分にうるさいが、他のドライヤーと比べると音質が違っていて、機械的なノイズが少ない。
重量が軽い
ダイソン ドライヤーの仕様では720gとなっていて、テスコムのTID2700の690gよりも30gも重い。※アタッチメントは含めない重さ。
ただし、この値はコードを含めた重さなので、ACアダプターが本体に内蔵されておらず、ケーブルの途中に付いているダイソンドライヤーのケーブルを含まない本体単体の重量は約455gと軽量だ。
おかげで、長時間持っていても腕が疲れにくい。
外観デザインがオシャレ
長期間外観デザインが変更されていないことからもわかるようにオシャレで洗練されているので所有感を満たすことができる。
まとめ
ダイソン ドライヤーは軽量で風圧(風量)があり、洗練されたデザインの高価なドライヤーだ。
しかも他のドライヤーよりも静音性が高い。
さらに、髪の毛が長い場合は豊富なアタッチメントの利益を得ることができる。
いっぽうで、短髪の場合でとにかく速乾性を求めている場合はあまり効果を実感できない可能性が高い。
髪の毛を早く乾かすだけなら他にも大風量で速乾性の高いドライヤーは存在するし、おまけに安価だ。
それと、ダイソン ドライヤーは構造が複雑で電子部品数も多いので耐久性は低そう。
少なくとも安価なドライヤーよりも故障しやすいと言えそうだ。
これらが不安な場合は、メーカー保証が通常の1年から2年になるダイソン公式サイトでの購入をおすすめする。さらに無条件で30日間は全額返金保証というメリットもある。
ヤフーショッピングや楽天はポイント還元率が高いので一見するとお得感があるが、実際に届いた商品が思っていたのと違ったり、予想以上に音が大きかったりすることもゼロではないので、ポイントという目先のメリットを求めるよりも、ダイソンの公式サイトで購入したほうが長いスパンで見るとメリットはありそうだ。
- デザインがオシャレで軽い
- 他の安価なドラヤーよりも静音性は高いが十分にうるさい
- ジェントルエアーリングを吹出口の先端に付けないと風量は弱いOrigin
- ジェントルエアーリングは安価な型番(Origin)には付属していないので要注意