ファミロッカーからメルカリやヤフオク/ヤフーフリマ、ラクマで落札された商品を発送するときに、荷物のサイズが大きすぎて入らない時や、投函ボックスの空きが無い場合の対処方法などを解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- ファミロッカーの投函ボックスが一杯で荷物が入らない
- 宛名ラベルシールを貼らずにファミロッカーに荷物を投函してしまった
- 宛名ラベルシールが台紙から剥離した
この記事を読むことで得られるメリット
- ファミロッカーから荷物を発送する際の不安がなくなります
ファミロッカーとは
ファミロッカーとは、メルカリなどのフリマサイトで売れた商品を発送したり、受け取ることができる無人端末です。
コンビニのレジにいる店員さんを介さなくても自分一人で発送できるのが特長です。
すべてのフリマサイトと運送会社の荷物をマルチに扱えます。
ファミロッカーの使い方とらくらくメルカリで売れた商品の発送方法はこちらの記事を参考にしてください↓
ファミロッカーとは?メルカリでの使い方と注意点を解説
ファミロッカーに荷物が入らない時の対処方法
ファミロッカーに荷物が入らない時は次の2つの理由が原因です。
- 投函ボックス(扉)に空きが無い
- 荷物のサイズが大きすぎて投函ボックス内に収まらない
以降で、それぞれの対処方法を解説します。
投函ボックス(扉)に空きが無い
ファミロッカーでヤマト運輸(らくらくメルカリ便)の宅急便、日本郵便(ゆうゆうメルカリ便)のゆうパックを発送する場合は、区分けされた投函ボックス(扉)内に荷物を収納します。
その際、投函ボックス(扉)数は10個程しかないので、利用者が多いと空きが無いことがあります。
その場合は宛名ラベルシールとレジ受付証の2点をファミロッカーで発券し、宛名ラベルを貼り付けた荷物とレジ受付証をレジの店員さんに手渡して発送します。
つまり、ラベルだけファミロッカーで発券して、荷物はレジの店員さんに渡し預けるということです。
荷物のサイズが大きすぎて投函ボックスに収まらない
荷物のサイズ大きくて投函ボックスに入らない場合も、投函ボックスに空きが無い場合と同じで、レジの店員さんに手渡して発送します。
- 宅急便またはゆうパックを発送時は、宛名ラベルシールが発券された後に、投函ボックス(扉)サイズの選択画面が表示されます
- 画面内にある荷物が入らないボタンを押すことで、【発送物レジ受付証】が発券されます
- 先に発券された宛名ラベルシールを荷物に貼り付て、【発送物レジ受付証】と一緒にレジにいる店員さんに手渡します
- 店員さんは【発送物レジ受付証】に店印を押して返却してくれるので、それを受け取って発送完了になります
ファミロッカーの【荷物が入らない】ボタン
↑投函ボックス(扉)が全て満室だったり、荷物のサイズが大きすぎて収まらない場合は荷物が入らないボタンをタップします。
↑レジで荷物をお預かりします 画面内にあるOKボタンをタップすると発送物レジ受付証が発券されます。
【発送物レジ受付証】
↑宛名ラベルは荷物に貼り、【発送物レジ受付証】はレジの店員さんに荷物と一緒に渡します。
【発送物レジ受付証】は荷物に貼り付けません
宛名ラベルシールを貼らずにファミロッカーに荷物を投函してしまった
ファミロッカーから発券された宛名ラベルシールを荷物に貼り付けるのを忘れてしまって、荷物だけを投函ボックスに入れて、扉を閉めてしまった場合は少々面倒です。
先ず、荷物に宛名ラベルを貼り忘れた場合、荷物が商品購入者(発送先)に届くことはありません。
なので、運送会社と商品購入者の双方に迷惑をかけることになるので、下記の対応が必須になります。
- ファミロッカーの液晶画面に表示されている連絡先に電話する
- ファミロッカーコールセンターの指示に従って、投函ボックスを解錠してもらい荷物を取り出す
- 取引画面のQRコードをファミロッカーのバーコードリーダーにかざして発送作業をすすめる
③は通常の発送時の操作を最初から実施します。※通常の発送時の操作と差異はありません。
その際、宛名ラベルシールは再発券されるので、先に発券していた宛名ラベルシールは破棄する必要があります。
既に宛名ラベルを荷物に貼り付けていて、剥がすのが面倒な場合は、上に重ねて貼り付けても大丈夫です。
②の時に、投函ボックスから荷物は必ず取り出す必要があります。
宛名ラベルを再発行すると同時に、投函ボックス(扉)の紐づけがリセットされるからです。※ファミロッカーコールセンターから指示があります
ファミロッカーの問い合わせ先
↑宛名ラベルを貼らずに投函ボックス(扉)を閉じてしまい、荷物にラベルを貼り付けることができなくなってしまった場合は、ファミロッカーの液晶画面の右上にある【問い合わせ先】ボタンをタップします。
↑ファミロッカーコールセンターに電話して、10桁の受付番号とファミリーマートの店名をオペレーターに伝えます。
その後は指示通りに画面を操作します。
↑投函ボックス(扉)開錠用の暗証番号をファミロッカーに入力するようオペレーターから指示があるので入力します。
↑暗証番号を入慮すると荷物を入れた函ボックス(扉)が開錠するので、荷物を取り出し、扉を閉めます。その際、取り出した荷物に貼り忘れて手元にある宛名ラベを貼り付けて、同じボックス内に荷物を入れるのはNGです。落ち着いてオペレーターの指示に従いましょう。
↑荷物を取り出して扉をしめると【「再開錠完了」ボタンを選択してください】と表示されるので再開錠完了ボタンをタップします。
その後は、スマホの取引画面無いのQRコードをファミロッカーのバーコードリーダーを読み込ませ、再び通常の発送作業を実施します。
つまり、1回目の発送処理をシステム上でリセットし、最初から発送作業をやり直すという流れになります。
落ち着いて、オペレーターの指示通りに進めれば大丈夫です。
宛名ラベルシールの印字面が台紙から剥離した
ファミロッカーから発券される宛名ラベルは両面共に台紙から剝がれるシールになっています。なので、表面の印字面を誤って剥がしてしまうことがあります。
その場合は、剥がれた印字面の紙をセロハンテープでとめれば大丈夫です。
↑台紙から完全に分離してしまっても、セロハンテープで貼り付ければ大丈夫です。
ファミロッカーの通信エラー
↑この画面が表示され、ファミロッカーが一切使えない場合があります。
しばらく待っていると、復旧して使えるようになります。
通常は数分で終わるようです。タイミングが良いと数十秒~1分位で復旧します。
まとめ
ファミロッカーはレジで店員さんを介す必要が無いので、レジに並ぶ労力も不要で、気軽にストレスなく荷物を発送できます。
いっぽうで、完全に一人でラベルを貼り付けて投函する一連の作業が発生するので、ヒューマンエラーが頻発します。
午前中の急いでいる時にミスが起こりやすいです。
とくに、ラベルの貼り忘れは、運送会社と取引相手の双方に多大な迷惑をかけることになるので、慎重に確認する必要があります。
貼り忘れたことに気づいた場合は、直ぐにファミロッカーのコールセンターに電話すれば3分程で解決します。
もし、宛名ラベルの貼り忘れを放置した場合は、発送先に荷物が届くことはありません。
運送会社からの連絡も勿論ありません。
ファミロッカーを使う場合は完全自己責任になるので要注意です。
宛名ラベルシール貼り忘れを防ぐ施策は現状、注意喚起表示だけなので、何かしら異なる工夫が必要だと感じます。
- ファミロッカーはヒューマンエラーをチェックする機能が実装されていない
- とくに荷物への宛名ラベルシールの貼り忘れには神経を尖らせる必要がある
- 宛名ラベルシールを荷物に貼り忘れても運送会社から連絡は無い。操作者の完全自己責任になる
- 宛名ラベルシール貼り忘れ防止施策を渇望
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