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榛名神社 パワースポット実体験口コミ評判レビュー

群馬県高崎市にある榛名神社(はるなじんじゃ)に行ったときのようすをレポートします。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 榛名神社のようすが知りたい

榛名神社の詳細情報

榛名神社(はるなじんじゃ)は586年に祭祀の場が創建されたといわれており、1400年以上の歴史があります。火の神と土の神が合わせ祀られています。

本社・幣殿・拝殿は1806に再建され、本社は背後の御姿岩と繋がっており、御祭神は御姿岩(みすがたいわ)の洞窟の中に祀られています。

戦国時代に武田信玄が矢を立て戦勝を祈願した矢立杉(やたてすぎ)などの巨木や巨石、滝など、文化財や天然記念物が多数点在していて、神聖な雰囲気が漂っています。
群馬県のパワースポットとして多くの人たちが参拝に訪れる人気スポットです。

榛名神社の場所と行き方

JR高崎駅西口から群馬バスで本郷経由榛名湖行きに乗車して、
榛名神社前で下車してから徒歩15分で到着します。
車で行く場合国道33号線沿いにあります。

春名神社のようす

2021年1月13日に訪れたときのようすです。
時折雪が降ってくるような寒い日で、
途中で通った榛名湖は部分的に凍結していました。

春名神社の入り口春名神社の入り口

春名神社のある場所は標高880mほどなので参道から見える滝は全て凍結していました。

平日だったのであまり人はいません。駐車場も空きが目立っていました。
この入り口までは直前の駐車場に停めて、徒歩数分です。

ここから15分ほど歩いた先に本殿(本社)があります。

随神門(ずいしんもん)

随神門(ずいしんもん)随神門(ずいしんもん)

江戸末期の1847に建てられた随神門(ずいしんもん)です。
174年前の木造建築物です。

みそぎ橋

榛名神社 境内のみそぎ橋榛名神社 境内のみそぎ橋

赤い欄干の橋です。中央が盛り上がった太鼓橋のようになっています。
橋を渡った少し先には鞍掛岩(くらかけいわ)があります。
鞍掛岩は形状がアーチ状になっている岩なのですが、
写真だと形状がわかりにくかったので載せていません。

千本杉

榛名神社 境内の千本杉榛名神社 境内の千本杉 (左側)

石畳の道の横には杉の木の巨木があり、「千本杉」という名称が付いています。

榛名神社の三重塔

榛名神社 境内の三重塔の手前にある石階段榛名神社 境内の三重塔の手前にある石階段

↑この階段の隣りにはトイレがあります。

榛名神社 境内の三重塔榛名神社 境内の三重塔

↑1869年に再建されていて高さは16mです。

神橋(しんきょう)と行者渓(ぎょうじゃけい)

榛名神社 境内の神橋と行者渓榛名神社 境内の神橋と行者渓

↑参道の途中にある赤い欄干の橋が神橋です。
左側の滝は修験道の実践者の修験者(山伏)が修行をした場所だそうです。

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瓶子の滝(みすずのたき)

滝は完全に凍結しています。

榛名神社 境内の瓶子の滝(上部)榛名神社 境内の瓶子の滝(上部)
榛名神社 境内の瓶子の滝(下部)榛名神社 境内の瓶子の滝(下部)

矢立杉(やたてすぎ)

信玄矢立杉とも呼ばれていて、
武田信玄が1563年に箕輪城を攻めるのに必勝祈願で春名神社を参拝し、
箕輪城を攻めるのに成功したため、この杉の木に矢を納めたのが名前の由来だそうです。

榛名神社 境内の矢立杉(下部)榛名神社 境内の矢立杉(下部)
榛名神社 境内の矢立杉(上部)榛名神社 境内の矢立杉(上部)
榛名神社 境内の矢立杉と瓶子の滝榛名神社 境内の矢立杉と瓶子の滝

↑矢立杉の最下部のひとつの幹から2本の杉の木が生えているのがよく分かります。
まるで双子の木です。
矢立杉の幹の外周は約9.7mで、樹高約55m 推定樹齢は約600年あるそうです。
国の天然記念物になっています。

御水屋(おみずや)

榛名神社 境内の御水屋榛名神社 境内の御水屋

御水屋↑矢立杉の正面にある建物で、参詣者が手や口を清める場所です

神幸殿(みゆきでん)

榛名神社 境内の神幸殿榛名神社 境内の神幸殿

↑江戸末期の1859年建造です。国指定の重要文化財です。

双龍門(そうりゅうもん)

榛名神社 境内の双龍門(右上)榛名神社 境内の双龍門(右上)

↑双龍門は修理中で養生されていて全景が見えませんでした。
江戸末期の1855年に建造されています。国指定の重要文化財です。

神楽殿(かぐらでん)

榛名神社 境内の神楽殿榛名神社 境内の神楽殿

↑江戸後期の1764年に建造されています。国指定の重要文化財です。

国祖社(こくそしゃ)・額殿(がくでん)

榛名神社 境内の国祖社と額殿(修理中)榛名神社 境内の国祖社と額殿(修理中)

↑訪れたときは修理中で養生されていて見学できませんでした。
江戸中期の1716年~1735年頃に建造されています。国指定の重要文化財です。

拝殿(はいでん)・幣殿(へいでん)・本社

榛名神社 境内の本社・幣殿・拝殿榛名神社 境内の本社・幣殿・拝殿

本社と拝殿の間を幣殿でつないだ複合社殿です。
江戸後期の1806年に建てられた本殿は国の重要文化財に指定されています。

榛名神社 境内の本社の背後榛名神社 境内の本社の背後

↑この本社の後ろ側の鞍掛岩内にある洞窟にご神体が祀られています。
巨岩に建物がめり込んでいます。

鞍掛岩(くらかけいわ)

榛名神社 境内の鞍掛岩榛名神社 境内の鞍掛岩

↑大岩の上に岩がのっかっている様に見えますが、実際はくびれているだけで、つながっています。
その岩のくびれ部分に白っぽく見えるのは神社のお札です。
いったいどうやってあそこに置いたんでしょうか?
ロッククライミングしないと置けなさそうです。

まとめ

春名神社はここでしか体験できない非常にユニークな場所でした。

他の場所と比較して明らかに雰囲気が異なっています。

大木や巨石などの大自然の奇観がいちばんの要因です。

2本の杉が合体した矢立杉と鞍掛岩の奇妙(キテレツ)な景観は一見の価値ありです。

長期間にわたる修理が行われているため、一部見学できない箇所がありました。
全ての箇所の修理が終わるのは2025年だそうです。

2021年~から2025年までは本社・幣殿・拝殿の修理が行われるようです。
修理中は覆いに囲まれて外からは見えなくなるので、
遠方から訪れる場合は2026年以降に行った方が良いかもしれません。