群馬県吾妻郡嬬恋村にある標高1800メートルの日本で最も高い場所にある万座温泉。
万座温泉の万座高原ホテル内の混浴露天風呂を写真多めでレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 万座高原ホテル内にある混浴露天風呂のようすが知りたい
この記事を読むことで得られるメリット
- 万座高原ホテルの露天風呂の実態がわかる
万座高原ホテル内にある露天風呂は混浴のほうは”石庭露天風呂”という名前が付いています。同じホテル内の違う場所には”百泉の湯”という名称の付いた露天風呂もありますが、こちらは混浴ではありません
万座温泉と万座高原ホテル 石庭露天風呂の詳細情報
万座温泉は1日に540万リットルという豊富な湧出量で湯温は平均すると80℃以上ある酸性の硫黄泉で、硫黄含有量が日本で一番多い温泉です。
万座温泉の万座高原ホテル内にある石庭露天風呂は合計で露天風呂8湯あります。
内訳は男女共有(混浴)は7湯で女性専用が1湯です。
万座温泉の源泉
万座温泉には湯畑・姥湯・大苦湯・鉄湯・法性の湯など数十か所の源泉があります。
万座高原ホテルの石庭露天風呂の源泉は4種類
万座高原ホテルの石庭露天風呂の湯舟の数は8湯で、”姥湯”、”竜泉の湯”、”大苦湯”、”嬬取の湯”の4種類の源泉から引き込んでいます。
7湯は混浴で1湯は女性専用
“白滝の湯”以外はすべて混浴です。
湯舟名称 | 源泉名 | 源泉温度 | 湯色 |
---|---|---|---|
竜泉の湯 | 竜泉の湯 | 約80℃ | 黄色 |
嬬取の湯 | 嬬取の湯 | 約90℃ | 無色透明 |
紅の湯 | 竜泉の湯 | 約80℃ | 黄色 |
水晶の湯 | 姥湯 | 約76℃ | 乳白色 |
琥珀の湯 | 大苦湯 | 約70℃ | 乳白色 |
早蕨の湯 | 姥湯 | 約76℃ | 乳白色 |
三味の湯 | 姥湯+竜泉の湯 | – | 乳白色 |
白滝の湯 ※女性専用 | 竜泉の湯 | 約80℃ | 黄色 |
万座高原ホテル 石庭露天風呂へのアクセス
万座高原ホテルへは万座ハイウェーという名称の有料道路を通る必要があります。
通行料は片道1070円、往復で2140円です。
冬季は国道292号が閉鎖されるので、この有料道路を必ず通る必要があります
万座高原ホテルとは
万座温泉にある万座高原ホテルは株式会社プリンスホテルが経営しているホテルです。
万座高原ホテルと万座プリンスホテル間はシャトルバスで往復できる
直ぐ隣の”万座プリンスホテル”からは11時~18時まで約1時間毎に無料のシャトルバスが出ています。
万座プリンスホテル発は毎時00分または30分、万座高原ホテル発は毎時05分または35分です。
万座高原ホテルと万座プリンスホテルは徒歩で5分程の距離ですが途中に急坂があるので車で行った方が楽です
日帰り入浴料
万座高原ホテル内のすべての温泉は日帰り入浴も可能です。
利用時間:11時~18時迄(最終受付17:00)
入浴料金:大人1名1500円、小学生以下は750円
万座プリンスホテルに宿泊している場合は万座高原ホテル内の温泉入浴は無料です。万座プリンスホテル側のフロントでチケットをもらう必要があります
百泉の湯
当記事で紹介している”石庭露天風呂”以外にも万座高原ホテルの”こくまさ館”の1階には内風呂2湯(男性用1湯、女性用1湯)、露天風呂2湯(男性用1湯、女性用1湯)ある”百泉の湯”もあります。
ただ、”百泉の湯”はかなり小規模なので時間に余裕が無ければスルーしたほうがいいです。
“百泉の湯”は玄関入って左側の奥にあります。
万座高原ホテル 石庭露天風呂のようす
ここからは2022年1月の休日に訪れたときの万座高原ホテル内にある”石庭露天風呂”のようすです。
石庭露天風呂の道順
↑これが万座高原ホテルの建物外観です。”石庭露天風呂”は万座高原ホテル内にあります。
自家用車はホテル敷地内の駐車場に停めることができます。
シャトルバスで行く場合は入り口の玄関前に停車します。
↑敷地の左側奥にホテルの入り口があります。
万座高原ホテルのフロントの直ぐ左側にある通路を道なりに進むと”石庭露天風呂”のある”しゃくなげ館”です。
エレベーターで最下階に降りる
突当りにあるエレベーターでGFに降ります。
ホテルのフロントは4階になるので、1階よりも下にあたるGFというボタンを押します。
石庭露天風呂の入り口
エレベーターを降りすと直ぐ横に”石庭露天風呂”の入り口があります。
入り口と脱衣場は男女別です。露天風呂の中で混浴になっています。
湯上り処(待合室)
エレベーターを降りて”石庭露天風呂”の反対側にある湯上り処(待合室)内には無料の給水機が設定されています。自動販売機はエレベーターの直ぐ横にあります。
脱衣場のようす
脱衣場は縦長で椅子はありません。
洗面台は3台で、ドライヤーも3個あって風力も強めのタイプです。
↑脱衣場の上部は吹き抜けになっているので男性用と女性用の脱衣場は天井部分で繋がっています。
洗い場のようす
↑混浴露天風呂の手前には洗い場が6ブースあります。
↑シャワーはプッシュタイプではなくレバータイプなので自動的にお湯が停止しません。
止め忘れに注意。
混浴露天風呂の湯舟のようす
↑男性の脱衣場側から入って直ぐには「三味の湯」の湯舟があります。
三味の湯
↑「三味の湯」は一番狭く、おまけに日陰になっていて薄暗いので誰もはいっていません。
早蕨の湯
↑この「早蕨の湯」だけ上に屋根が付いています。
琥珀の湯
↑「早蕨の湯」の隣りにある「琥珀の湯」
竜泉の湯
↑「竜泉の湯」は露天風呂内のほぼ中央に位置しています。
混浴では女性側の脱衣場から最も近い湯舟になります。
露天風呂からの眺め
↑湯舟から見える景観は山の斜面が多いです。
万座高原ホテルの石庭露天風呂の感想
休日で人が多い昼過ぎの時間帯に利用したので脱衣場の床が清掃されておらず汚かったことが強く印象に残っています。
湯温はぬるくないので冬でも身体の芯から温まります。
温泉の臭いもほとんど感じませんでした。
万座温泉を冬に訪れるときは有料道路の万座ハイウェーを利用する必要があり、通行料は往復で2000円かかるので割高に感じます。
冬季はスタッドレスタイヤは必須
自家用車で行く場合の注意点として、万座ハイウェーは有料ですが除雪が完璧ではないのと標高が1800メートルあり積雪が道路上に冬季は必ず残っているので4駆でもスタッドレスタイヤは必須です。
それにプラスしてチェーンもあったほうが安心です。
利用した際は道中は凍結していませんでしたが、氷点下で雪がシャーベット状でした。
帰り道はかなりの下りで坂でスピードが出過ぎるのでセカンドギアにしてエンジンブレーキを掛けて減速しないと、タイヤがズレるので注意してください。
4駆にスタッドレスタイヤ(チェーン無し)を装着していましたが、セカンドにギアを入れ忘れてドライブのまま坂道を下っているとき、カーブの最中にブレーキを掛けるとほんの少しですがスリップ気味になりました。
大きなスリップはよほどのことがない限りしないと思いますが。
ちなみに、チェーンを装着している車は一台もありませんでした。
冬にノーマルタイヤで行くの非常に危険です
まとめ
万座高原ホテルの”石庭露天風呂”は解放感があり湯温も湯舟によって違うので適温を選択することができます。
スキー場のリフトの直ぐ隣にある温泉施設なので冬季は家族連れが多いです。
なのでゆっくりリラックスしながら入浴するのは難しいかもしれません。
隣の万座プリンスホテルの温泉施設のほうが湯舟の数は少ないですが湯舟から見える景観は良いです。
万座プリンスホテルの温泉施設のようすはこちらの記事にまとめています↓