メルカリの商品発送時に利用できるメルカリポストの使い方を解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- メルカリポストの具体的な使い方が知りたい
- コンビニで店員さんと対面で発送するのが面倒
この記事を読むことで得られるメリット
- メルカリポストを利用する際の不安がなくなります
メルカリポストとは
メルカリポストとは「ヤマト運輸株式会社」と「株式会社メルカリ」が合同で提供しているサービスです。
メルカリポストは無人の端末なのでコンビニの店員さんを介さなくても自分一人で発送できるのが特長です。
メルカリポストの外観
メルカリポストは「らくらくメルカリ便」でしか利用できない
メルカリポストはメルカリの出品時に「発送の方法」で”らくらくメルカリ便”を選択していないと利用できません。※日本郵政の”ゆうゆうメルカリ便”では利用できません。
メルカリポストの送料
メルカリポストを利用しても送料は安くなりません。
店員さんを介する従来通りの発送方法と送料はまったく同じです。
メルカリポストが利用できる配送方法と送料
メルカリポストが利用できる配送方法は次の2種類だけです。
- ネコポス:全国一律210円
- 宅急便コンパクト:全国一律450円 ※専用箱の代金が別途70円必要
宅急便はメルカリポストの投函口に入るサイズでも、メルカリポストは利用できません。
従来通りコンビニ店員さんを介した対面での発送が必要です。
メルカリポストの使い方
メルカリポストの使い方は下記の手順になります。
- メルカリの取引画面内の発送場所の選択の下に表示されている”メルカリポストから発送”ボタンを押す
- 商品の配送サイズをネコポス(A4厚さ3㎝)と宅急便コンパクト(専用BOX)のどちらかを選択
- “配送用のQRコードを表示する”ボタンを押す
- QRコードが表示されるので、メルカリポストの中央にあるカメラにかざす
- メルカリポスト手前の投函口が開くと同時に送り状ラベルシールが印刷される
- 送り状ラベルシールを荷物に貼り付けて、荷物を投函し、購入者に発送通知する
手順①と②、④のQRコード表示、⑥の発送通知は自分のスマホから操作します。
上記の各手順を詳しく解説します。
①メルカリの取引画面内の”メルカリポストから発送”ボタンを押す
メルカリで”らくらくメルカリ便”を選択して出品していた商品が売れると、取引画面内の発送場所の選択欄に”メルカリポストから発送“ボタンが表示されるので押します。
②商品の配送サイズを選択
商品の配送サイズをネコポスと宅急便コンパクトのどちらかを選択します。
すると配送用QRコードの生成画面に移ります。
③”配送用のQRコードを表示する”ボタンを押す
“配送用のQRコードを表示する“ボタンを押すとQRコードが表示されます。
④QRコードをメルカリポストのカメラ部分にかざす
ここからはメルカリポストを実際に利用します。
③で表示させたQRコードをメルカリポストの中央にある小型カメラ部分にかざし、QRコード読み込ませます。
⑤投函口の扉が開き、送り状ラベルシールが印刷される
QRコードを読み込ませてしばらくすると、メルカリポスト手前の荷物投稿口の扉が開きます。
荷物投稿口の扉が開くのと同時に荷物に貼り付ける送り状ラベルシールが印刷されて出てきます。
↑送り状の裏面はシールになっているので台紙を剥がします。
⑥送り状ラベルシールを荷物に貼り付けて、荷物を投函
⑤でメルカリポストから印刷されて出てきた送り状ラベルシールを荷物に貼り付けます。
そして、荷物投稿口に荷物を投函して扉を閉めます。
最後に自分のスマホから”商品を発送したので、発送通知をする”ボタンを押して購入者に発送通知をします。
以上で発送作業は完了です。
メルカリポストの開いた投稿口の扉は一度閉じてしまうと、次に別の商品のQRコードを読み込ませない限り、開かないので誤って扉を閉じてしまわないよう細心の注意を払う必要があります
メルカリポスト利用時の注意点
メルカリポストを実際に利用してみて感じた注意点は2つです。
- 送り状ラベルシールの粘着力が弱い
- 荷物投稿口のサイズが大きく手が入るので高価な荷物はメルカリポストを使わないほうが安心
送り状ラベルシールの粘着力が弱い
メルカリポストで印刷される送り状ラベルシールの粘着力が弱いので、荷物が送り状よりも小さいとシールの端が浮いてしまいます。
このラベルの浮きが気になる場合は、より密着させやすい大きめサイズの封筒を利用することをおすすめします。
荷物投稿口が大きいので高価な荷物はメルカリポストを使わないほうが安心
↑荷物投稿口のサイズが高さ約10㎝と大きく、手が入るので高価な荷物はメルカリポストを使わないほうが安心です。
↑郵便ポストの投稿口よりもメルカリポストの投稿口のほうが遥かにサイズが大きいので手が入ってしまいます。
コンビニには防犯カメラがあるとはいえ、不安な場合や高額商品を発送する場合はメルカリポストは使わずに従来通り店員さんと対面する発送方法に切り替えたほうが無難です。
公式には発表されていませんが、メルカリポスト正面中央に付いているQRコード読み取り用カメラは、投稿口の扉が開いている間だけ防犯目的で録画されている可能性が高いです。※技術的には十分に可能なので。
とはいえ、荷物が一杯になっている場合は投稿口内に容易に手が届いてしまうので、メルカリポストの使用は避けたほうが安心です。
まとめ
メルカリポストが登場する前は、メルカリで売れた商品をネコポスで発送する度にコンビニ側に負担をかけている感じがありました。
なぜなら、レジ前で商品の送り状を貼り付ける作業に時間を取られるため、コンビニの店員さんも他のお客さんも待たせることがしばしばあったからです。
メルカリポストの登場で、こういった、コンビニ店員さんと対面での発送作業の煩わしさから解放され、マイペースで他のお客さんに気を使うことなく発送作業が行えます。
メルカリの発送時に最も多いミスは、複数の商品を発送する時に商品を間違えて違う購入者に発送してしまうことです。
※同時に複数の商品を発送する時は常に間違える危険性があるため、最も注意すべき点です。
メルカリポストのおかげでマイぺースで落ち着いて発送作業ができるようになったので、同時に複数の荷物を発送する時も、送り状を貼り間違える可能性が低くなりました。
とはいえ、荷物自体の中身を認識できていないと依然として間違える可能性はあります。
送り状ラベルの貼り間違え防止策として利用できる、最も簡単な方法は、受付番号の下4桁を荷物に手書きして、発送時に送り状ラベルと荷物に手書きした受付番号の下4桁の双方を照合する方法です。
この方法なら同時発送する荷物が何個でも間違える可能性は低くなります。
実際にこの方法を実践してから一度も貼り間違えたことはないのでおすすめです。
- メルカリポストは一人で発送作業が完結するので気軽で便利
- 対面発送と比べて、非対面でマイペースに発送作業ができるので気が楽