宝川温泉 汪泉閣の露天風呂編を利用したときのようすや感想、気づいたことを写真多めでレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 汪泉閣 露天風呂のようすが知りたい
- 汪泉閣 露天風呂のリアルな口コミ情報が知りたい
宝川温泉 汪泉閣 客室のようすの記事はこちらです。↓
⇒【口コミ実体験】宝川温泉 汪泉閣 宿泊・客室・建物編
宝川温泉 汪泉閣の露天風呂は4つ
宝川温泉 汪泉閣の露天風呂編は全部で下記の4つあります。
- 摩訶の湯 (まかのゆ)
- 般若の湯 (はんにゃのゆ)
- 摩耶の湯 (まやのゆ)
- 子宝の湯 (こだからのゆ) ※女性専用
すべて宝川沿いにある源泉かけ流し温泉です。
加熱ではなく加水して湯温を調整しています。
泉質はアルカリ単純温泉で冷え性、筋肉痛、関節痛、打ち身などに効能があります。
色や臭いはない無色透明の温泉です。
露天風呂にはシャワーはもちろんシャンプーなども置いてません。
頭や身体を洗うのは内風呂のシャワーを利用するしかありません。
混浴露天風呂は3つ
子宝の湯以外の摩訶の湯、般若の湯、摩耶の湯は混浴です。
湯浴み着を着用する必要があります。
湯浴み着を着用していない人は誰一人いませんでした。
混浴風呂の利用者は家族と同性カップルが多いです。
ひとりで入っている人もいます。
汪泉閣 露天風呂までの道のり
汪泉閣の本館から露天風呂までの道のりを書いています。
露天風呂までは徒歩5分以上はかかります。
川下に下る一本道なので迷うことはありません。
野外の露天風呂に行くため、湯浴み着とタオルを持って本館と第一別館の間にある食事処「竹庭」前にある裏玄関を目指します。
↑ 「汪泉閣」案内図
先ずは本館の2階に移動します。
↑本館1階の部屋から出たところ。
階段を上がって本館の2階に行きます。
↑ 本館2階の様子
宝川温泉 汪泉閣本館の自動販売機
↑露天風呂に向かう道中に自動販売機が並んでいます。
↑ アイスの自動販売機は1つ210円です。
↑ 自動販売機。500mlのアクエリアス、爽健美茶、水はどれも200円です。
宝川温泉 汪泉閣旧館の裏玄関
↑食事処「竹庭」の前にある裏玄関です。
ここから履き物を履いて露天風呂に向かいます。
宝川温泉 汪泉閣旧館の裏玄関のようす
↑ 多様な外履きが並んでいます。
雪が残っているので長靴にしましたが、長靴を履いているのは自分だけでした。
積雪があっても普通の草履で十分です。
裏玄関にあるロッカー
↑無料のコインロッカーは好きな暗証番号を設定できる新しいタイプです。
貴重品を入れることに使えますが一度も使うことはありませんでした。
白鷹橋
↑ 裏玄関を出て直ぐにあるつり橋「白鷹橋」
汪泉閣 第一別館の外観
↑ 奥に見えている建物が第一別館の2階部分です。
斜面に建てられているので東館側の上流からは第一別館の全体像が見えません。
汪泉閣旧館の外観
↑ 食事処「竹庭」の建物は旧館と言われていて築100年以上です。
屋根を改築する前は”茅葺き屋根”だったと旅館の従業員の方が言っていました。
川下の景観
↑ 真ん中に見える小屋が「子宝の湯」の建物です。
↑ つり橋から見た本館
露天風呂までの道中
↑つり橋を渡り切った景色。
橋の向こう側に見えるのが食事処「竹庭」のある旧館です。
白鷹橋を渡ってからは川沿いの道を下ります。
ここから露天風呂までは少し距離があります。
↑ ここから川べりを下って、露天風呂を目指します。
大黒殿
↑ 露天風呂の道中にある休憩所のような建物「大黒殿」。
建物内には飲み物の自動販売機が置いてあります。
空即是色(くうそくぜしき)と建物の看板に書いてあります。
↑ 「大黒殿」の内部には天狗の大きなお面が。
柱の張り紙も年代を感じます。
摩訶の湯までの道中のようす
↑ 「摩訶の湯」が見えてきました。
↑ 分かれ道。左が「摩耶の湯」と「子宝の湯」へ。
右が「摩訶の湯」
↑ 先ずは「摩訶の湯」へ行くことに。
摩訶の湯のようす
↑「摩訶の湯」の男子脱衣場
摩訶の湯の脱衣所
↑ 脱衣場のみで、ドライヤーや他の設備は何もありません。
↑ 露天風呂ではビデオやカメラ撮影はご遠慮くださいの注意書き
摩訶の湯の湯舟
↑ 「摩訶の湯」の様子。湯気で見えないが奥にも温泉が広がっています。
この「摩訶の湯」が一番広いし、入っていて楽しかったです。
一番手前に位置していてアクセスもしやすいので、ここが一番人が多い露天風呂です。
温泉の温度は同じ湯の中でも場所によって違い、ぬるい場所もあれば熱いところもあります。
外国のお客さんが7割~8割ほど。
日本人は圧倒的に少ない。
男女のカップルが6割。男と男のカップルが3割といった感じ。
ファミリーは意外と少ないです。
摩訶の湯の脱水機
↑ 脱衣所の前にある脱水機。湯浴み着をこれで脱水できます。
寒い冬場は脱水必須なので、混んでいると待ち時間が発生します。
般若の湯のようす
↑ 右手前の人が浮いているところが「般若の湯」
「摩訶の湯」の隣にあって、脱衣所を挟んで繋がっています。
湯舟の底が汚く、暗くて陰気な雰囲気。
おまけに湯温が非常に低いので人気がなく人がほとんど入っていません。
子宝の湯のようす
川の向こう側にある「子宝の湯」は最も下流にあり離れているのでけっこう歩く必要があります。
子宝の湯の道中にある洗心道場
↑ 「子宝の湯」に行く道中に鳥居があり、先には神社のような建物「洗心道場」があります。
雪に阻まれて鳥居の先には行けませんでした。
子宝の湯までの道のり
↑ つり橋の先が「子宝の湯」
↑ 対岸から見た「子宝の湯」
子宝の湯の手前にある摩耶の湯
↑ つり橋の手前に女性専用の「摩耶の湯」があります。
↑「摩耶の湯」の隣りにある守衛所は無人でした。
子宝の湯の道中にある吊り橋
↑川を挟んで左側が「子宝の湯」で右側が「般若の湯」
夏だったら、川を歩いて渡ることもできそうです。
↑つり橋を渡った先にある案内図。
子宝の湯の湯舟
子宝の湯は脱衣所側と、つり橋側の2か所に湯舟への入り口があります。
↑縦に細長く距離があるので下流側のこの場所まで人がくることはありません。
吊り橋を渡る人から丸見えというのもあります。
↑この階段から直接湯舟に入ることもできます。
しかし長靴やらタオルを持っているので、左側を通って脱衣所へ向かうことに。
↑ 「子宝の湯」の手前部分
入り心地も清潔さも広さも「摩訶の湯」のほうが良かったです。
子宝の湯の屋根がある部分にも湯舟が広がっていてそこに人が集中しています。
人が集中している箇所に温泉の排出口があって暖かいからです。
湯舟の湯量が多いので熱い箇所と冷たい箇所が混在していて好みの湯温の場所を探すのが大変です。
子宝の湯の脱衣所
↑ 男性用脱衣所。「摩訶の湯」側の脱衣所よりも狭いです。
子宝の湯の脱水機
↑ 脱衣所の入り口。ここにも脱水機が。
子宝の湯の休憩所
↑「子宝の湯」の脱衣場の2階部分にある休憩所は寒いので誰もいません。
↑ 「子宝の湯」の脱衣場2階休憩所にあった閻魔大王
夜に子供が見たら泣き出しそうなぐらい迫力があります。
↑「子宝の湯」の脱衣場2階休憩所は高い位置にあるので眺めが良いです。
右側の白い建物はトイレで中央に見えるつり橋の左側が女性専用の「摩耶の湯」です。
↑「子宝の湯」の脱衣場2階休憩所からの展望です。
↑「子宝の湯」の脱衣場2階休憩所から右側の奥に汪泉閣の「本館」が見えます。
真ん中の湯気が立ち込めている場所が「摩訶の湯」です。
その隣の緑色の屋根の建物は脱衣所。
左側「般若の湯」の湯舟にはまだ人が浮いています。
宝川温泉 汪泉閣の露天風呂は汚い?
汪泉閣の露天風呂は場所と湯船によって清潔感が異なります。
もっとも汚いと感じたのは「般若の湯」の湯船です。
お湯の流れが無いので淀んでいる感じが強く、居心地はよくありませんでした。
それ以外の脱衣場の内部は汚いとは感じませんでした。
非常に面積の広い露天風呂なのですが、清掃はキチンとされている印象はありました。
なので、全体的に汪泉閣は汚いとは感じません。
宝川温泉 汪泉閣 露天風呂まとめ
摩訶の湯が旅館から近くて雰囲気も明るいのでおすすめです。
次点で子宝の湯ですが摩訶の湯から離れているので無理していく必要はありません。
般若の湯は湯舟も小さく湯温も低く不衛生なので完全スルーで大丈夫です。
- 摩訶の湯が清潔感、大きさ、面白さ、入り心地、全てにおいて一番良い
- 湯舟がとにかく広いので場所によって湯温が違う
- 脱水所の脱水機は各々の露天風呂の脱衣所前に1台しかないので利用者が多いと待ち時間が発生する
汪泉閣の客室や内風呂、夕食と朝食のようすは別の記事にしています。
汪泉閣の客室や建物の記事はこちらです↓
⇒【口コミ実体験】宝川温泉 汪泉閣 宿泊・客室・建物編
内風呂の記事はこちら↓
⇒【口コミ実体験】宝川温泉 汪泉閣 大浴場 内風呂編
夕食の記事はこちら↓
⇒ 【口コミ実体験】宝川温泉 汪泉閣 「竹庭」夕食編
朝食の記事はこちら↓
⇒ 【口コミ実体験】宝川温泉 汪泉閣 朝食編