WH-1000XM4使用中に突然、異音・ハウリングが発生して使えなくなったのでソニーの引き取り修理を依頼して戻ってくるまでの一部始終を写真多めでレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- WH-1000XM4で異音やハウリングが発生する原因や対処方法を知りたい
- WH-1000XM4をメーカー修理に出す方法と費用を詳しく知りたい
WH-1000XM4のレビュー記事はこちらを参照ください↓
WH-1000XM4を1年間使ってみた口コミ評判レビュー
- WH-1000XM4の異音
- WH-1000XM4を使用中に突然ハウリングが発生
- ソニーの引き取り修理を依頼する方法と手順
- WH-1000XM4の修理費用とメールのやりとり
- WH-1000XM4は壊れやすい
- まとめ
WH-1000XM4の異音
下記のWH-1000XM4の不具合はいずれもノイズキャンセリングをONにしたときだけ発生します。
- ハウリングが発生する※スピーカーのような大音量や超音波のような繊細な音量まで大小様々
- 右側だけ”サー”という外の音(ノイズ)が聴こえる。ノイズの強弱は変化する
- 右側だけ”ポワン”等の様々な反響音がする。※軽く指でトントン叩いたり、軽く首をふっただけでも音が増幅して聴こえる
音楽の再生中/停止中のいずれの場合でも発生します。
ヘッドホンを初期化、フル充電しても症状は改善しません。
WH-1000XM4を使用中に突然ハウリングが発生
WH-1000XM4でYouTubeの音楽を聴いていたらヘッドホンの右側から突然、超高音の”キュィーン”という大音量のハウリングが発生し、慌ててヘッドホンを頭から外しました。
ヘッドホンを外してもまだハウリングは止みません。しばらく続いた後に小さくなります。
大丈夫かなと思って再び頭に装着すると数秒後に再びハウリングが始まります。
超音波のノイズ
高音のハウリングが収まり、大丈夫かなと思って再び装着すると、超音波が発生していて耳にもの凄い不快感を感じます。
なんとハウリングが収まった後でも、可聴領域よりも高い音超音波ノイズが右側ヘッドホンから発生し続けていたのです。
これは音としては知覚できない、耳の奥の内耳や鼓膜で不快を感じる音波です。
黒板を爪で引っ掻くときの不快さとは異なる、耳の健康障害が危惧される類の耳の奥が痒くなる不快感のある超音波ノイズです。
以上のように継続して利用するのはとても耐えられるような状態ではありませんでした。
ハウリングとは
ハウリングは鳴音とも言い、音の発振現象です。
マイクで収音した音は、アンプで電気的に増幅してスピーカーから出力されます。
その際、スピーカーから出た音が再び同じマイクで収音、増幅されスピーカーから出力されるというループが生じ、ある帯域の音が増幅されて、不快感を伴う中~高周波の「キーン」や「ピー」といった音が出るのがハウリングです。
WH-1000XM4は右側のヘッドホンにノイズキャンセリング用マイクが内蔵されている
WH-1000XM4はヘッドホンなので音を出力するスピーカしか搭載されておらず、音を入力するマイクは搭載されていないはずなのに、どうしてハウリングが発生するのかというと、WH-1000XM4に実装されているノイズキャンセリング機能の仕組みに原因があります。
ノイズキャンセリングはマイクで拾った外の音と同じ音波を出力して打ち消す
WH-1000XM4の最大のウリであるノイズキャンセリング機能はヘッドホンに内蔵されたマイクで外の音を取り込み、その外音を相殺する周波数の音をヘッドホンのスーピーカーから出力して音波どうしを打ち消しあうという性質を使って外の音を消滅させる仕組みになっています。
WH-1000XM4はマイクを内蔵しているのでハウリング現象が起きます
ヘッドホンをリセット・初期化しても症状は改善しない
WH-1000XM4の電源を切り、電源ボタンとCUSTOMボタンを同時に7秒以上押したままにして初期化をしましたが全く症状は改善しませんでした。
超音波が出ている時点で物理的な故障であることは濃厚だったのでソフトウェア側の対処方法では治らないのは薄々感じていました。
もう修理に出すしか選択肢はなかったので早速ソニーのWebサイトから修理を申し込みました。
ソニーの引き取り修理を依頼する方法と手順
不具合の起きたWH-1000XM4は超音波のハウリングで耳の健康を害する危険性があり、利用するのはとても耐えがたい状態でした。
新品で購入したのは2021年3月28日で、不具合が発生したのは2022年2月26日だったので、幸いにもメーカー保証が1か月ほど残っていました。
通販で購入したのでソニーの公式Webサイトから引き取り修理を申し込みました。
引取り修理の流れは下記のようになります。
- 引取り修理の申し込み
- 運送業者が故障品を引き取る
- 有償修理になる場合は見積がメールで届く
有償修理の場合は”修理を希望”or”未修理で返却”を返信 - 修理完了後に返却
引き取り修理の申し込み手順
引取り修理の依頼(申し込み)は簡単で、次の3ステップで完了します。
- ソニーの公式Webサイトにアクセスします
- 製品型番の入力と故障症状を選択し、修理可能診断をして、修理目安料金の確認をします
- 個人情報を入力し、引き取り日時の選択をして修理の申し込みをします
①ソニーの公式Webサイトにアクセス
ソニーの公式Webサイト(sony.jp) にアクセス →「総合サポート・お問い合わせ」→「修理のご相談」→ 「修理の目安料金を確認し修理を申し込む」のページに移動します。
「修理の目安料金を確認し修理を申し込む」のWebサイトページのリンクはこちらです↓
https://www.sony.jp/support/repair/repair_price_online.html
②製品型番、故障症状、修理可能診断、修理目安料金の確認
同じ1つの画面内でSTEP1~STEP5の情報を入力していきます。
STEP1:製品型名の入力
- 製品型番「WH-1000XM4」を入力します
- “決定”ボタンをクリックします
↑STEP2:故障症状の選択へ進むボタンをクリックします。
STEP2:故障症状の選択
↑症状を下記の3つの選択肢から選択します。
- イヤーパッド交換
- 音が聞こえない/音が小さい/ノイズが入る
- その他の症状
「音が聞こえない/音が小さい/ノイズが入る」を選択して決定ボタンをクリックします。
↑トラブル対処方法の”ヘッドホンのリセット・初期化”をして改善しなかったので解決しなかったボタンをクリックします。
↑STEP3:修理可能診断へ進むボタンをクリックします。
STEP3:修理可能診断
↑STEP4:修理目安料金の確認へ進むボタンをクリックします。
STEP4:修理目安料金の確認
- 購入先を「ソニーストア」または「その他のお店」をクリックして選択します
- 「メーカー保証期間中」or「メーカー保証期間外」or「販売店独自の延長保証中」をクリックして選択します
- 「引き取り修理サービス」または「持ち込み修理サービス」をクリックして選択します
↑STEP5:修理の申し込みへ進むボタンをクリックします。
③個人情報入力、引取り日時の選択
STEP5:修理の申し込み
- “上記保証書の同梱について確認しました。”の□をクリックしてチェックマークを付けます
- “上記修理規約に同意します。”の□をクリックしてチェックマークを付けます
- 「お客様情報入力へ進む」ボタンをクリックします
- 名前、引き取り先の住所、メールアドレスを入力します
- 「次へ」ボタンをクリックします
↑引き取り希望日と時間帯を選択し次へボタンをクリックします。
↑申込内容の確認画面が表示されるのでこの内容で申し込むボタンをクリックします。
メールで修理申し込み控えが届く
↑入力したメールアドレス宛に修理申し込みの控えとしてソニーの修理窓口からメールが届きます。
引き取り修理時に送るもの
WH-1000XM4の引き取り修理でソニーの修理窓口に送るものは下記の4点です。
- ヘッドホン本体 ※ケーブル等の付属品は不要
- メーカー保証期間が残っている場合は納品書(領収書、レシートでもOK)
- 保証書(メーカー保証期間が残っている場合のみ)
- 不具合症状を記載したメモ ※なくてもOK
写真では付属品のキャリングケース(収納用ポーチ)にヘッドホン本体を入れていますが必要ありません。心配な場合はケースに入れても勿論OKです。
引取り時のようす
自宅に日本通運の”エクスプレス ハイスピード パソコンポ”が引取りにきました。
収納用ポーチに、メーカー保証書、不具合症状を書いたメモ、販売店の納品書をヘッドホン本体と一緒にを入れて手渡しました。
伝票の記入や送料等は不要です。修理するWH-1000XM4本体と用意した書類を日本通運の人に渡すだけです。
WH-1000XM4の修理費用とメールのやりとり
修理品をソニー修理窓口に送った後はメールのやりとりが発生します。
その時の実際の様子です。
ソニー修理窓口から受信した実際の修理費用
↑日本通運が引取りにきてから4日後に見積もりメールが届きました。
■お預かりした製品:WH-1000XM4
■お見積金額:1次見積 11,770円(税込)
2次見積 16,720円(税込
■備考:ハウジング内のノイズキャンセリング用マイクに異物(液体)付着による不具合の為、
ノイズキャンセリング用マイクの交換が必要です。
L/Rイヤーパッド異物付着の為、L/Rイヤーパッド組立の交換が必要です。一次見積もりは、ノイズキャンセリング用マイクの交換修理の金額となります。
二次見積もりは、ノイズキャンセリング用マイクとL/Rイヤーパッド交換修理の金額となります。
異物付着のため、メーカー保証対象外です。上記内容をご確認の上、修理進行の可否について下記のいずれかを○印で選択していただき件名を変更せずにご返信いただきますようお願い申し上げます。
———-ご回答欄———-
■受付番号:●●●●( ) 1次見積金額に同意しました。修理を希望します。
( ) 2次見積金額に同意しました。修理を希望します。
( ) 未修理で返却を希望します。
※未修理でご返却の場合、送料1,320円(税込)のみご負担をお願いいたします。
メーカー保証期間内の不具合でも異物付着は有償修理
届いたメールには今回のハウリングと異音の原因はノイズキャンセリング用マイクに付着した異物なので有償修理になりますと書かれていました。
- ハウリングと異音の原因はノイズキャンセリング用マイクに付着した異物(液体)
- 異物付着は有償修理になる
さらに、不具合だけの修理は11770円、オプションで左右のイヤーパッドも交換する場合は16720円と記載されています。
異物(液体)とは空気中の水分なのか、体液(汗や脂)なのかの記載がありません
WH-1000XM4の不具合の修理費用は11770円
もう少し高く2万円位はするのかと思っていましたが、1万円台だったので意外と安いなと感じました。
ただ、”異物の付着による不具合”とあるので自分で右側のヘッドホンハウジングを分解してマイクを清掃すれば治るんじゃ?とも思いました。
※後から判りましたがどうやら異物の液体で腐食したのが原因のようです。
もしメーカー保証期間外で当記事と同じようなハウリングや異音の症状だった場合は、修理に出す前に自分で分解して清掃してみるのをおすすめします。
それでも治らなければ初めてメーカーに修理を依頼するのを検討すればいいと思います。
分解跡が残っても保証期間外だったら、どのみち有償修理になるので関係ないからです。
WH-1000XM4のイヤーパッド交換は左右で5000円
2次見積としてイヤーパッドの交換も+5000円支払えばしてくれるそうです。
まるで健康診断のオプションのようです。商魂たくましいですね。。
ちなみにAmazonなどのショッピングサイトでWH-1000XM4の左右のイヤーパッドを半額以下で購入できます。自分で交換する必要があるので面倒ですが。
他の海外サイトだと千円以下で購入できるようです。
メーカー保証期間内なのに有償修理は納得がいかない
新品購入後から1年も経っておらず、メーカー保証期間内なのにくわえて、一方的に異物の付着なので有償修理というメーカー側が送ってきたメール内容には納得がいきませんでした。
なぜなら一度も野外に持ち出したことも無く使用環境は屋内だけだし、微量な水にさえ濡らした覚えも一切ないからです。
こちら側は異物の付着状況を確認する術が無いのでこちらの主張と疑問点をメールで返信してみることにしました。
メーカー側に自然故障扱いではないのかと疑問点を問い合わせた実際のメール内容
そんなに修理金額も高くないしダメ元で送った実際のメール内容がこちらです↓
水に濡らした覚えがまったくないので、自然故障の範疇ではないのかという確認が主な主張です。
※この点についてメーカー側の主張や見解を是非聞きたかったのですが、残念ながら回答を得ることはできませんでした。おそらくですが、原則にとらわれずに事情に応じた処理をしたいからだと推察します。
とにかく身に覚えのない異物(液体)の付着を一方的に言われている訳なので、マイクに付着した異物が、本当に自分が送ったヘッドホンと一致しているのかを写真で証拠を提示されない限りは納得がいきませんでした。こちら側が確認できないのでいくらでもメーカー側のほうで誤魔化せる疑念があったからです。
異物(液体)の正体が不明
メーカー側からのメール内容で一番に疑問に感じたのが異物(液体)と書かれているだけで具体性がないことでした。
- 異物(液体)とあるだけで具体的に何なのか不明瞭
体液か水分か?
体液だとしたら耳に汗はあまりかかないので、頭部の脂でしょうか。
もし空気中の水分だったら不可抗力なのでメーカー保証外とするのは明らかにおかしいですから。
頭部の脂だったとしてもヘッドホンは頭に装着する構造上、脂が付着するのは避けて通れないと思います。要はメーカー側の設計段階で異物(液体)への対策や配慮が全くされていないということを示しています。
保証書の無料修理規定には汚損は有料と記載
WH-1000XM4に付いていた保証書裏面の無料修理規定には次のように書かれています。
3.保証期間内の故障でも次の場合には有料となります。
~省略~
(9)消耗・摩耗した部品の交換、汚損した部品の交換WH-1000XM4に付属の保証書裏面の無料修理規定から抜粋
↑この部分に該当するのでメーカー側は保証対応外だと主張しているようです。
異物(液体)付着は汚損に該当するのでしょうか?そこが最大のポイントです。
とはいえ、メーカー保証期間内で通常使用の範疇であれば不具合の原因が異物(液体)付着であったとしても無償で修理するのが普通の対応だと思います。
メーカー保証期間内にも関わらず有償になるか否かの論点は水や雨で濡らした等の使用者側の過失の有無
WH-1000XM4の不具合をメーカー保証対象外とする不可解な点
異物(液体)が無料修理規定の汚損に該当するので保証期間内ですが有償修理になりますとメーカー側は主張しているわけです。
不可解な点をまとめると次の3つです。
- メーカー側が主張する異物(液体)は汗?脂?水分?
- 保証書の無料修理規定の汚損の定義が曖昧。汚損の原因についての言及はされていない
- 通常使用での異物付着による不具合はメーカー側の設計の配慮不足が原因なのでは?
異物(液体)が何なのか。これが一番の問題でありポイントなのだと思っています。
異物(液体)の成分が体液(汗や脂)なのか空気中の水分なのかで見解が違ってくるからです。
もし空気中の水蒸気の付着でマイク部品が腐食したとなれば耐久性が無さすぎです。
当記事と同様のノイズキャンセリング用マイクの不具合が頻発していて、無償修理だと埒が明かないため、有償での修理対応と一律に応答している可能性もあるかもしれません。
そうでなければメーカー側の設計の配慮が行き届いていないだけだと思います。
防水対策など利用者側の利益になること、つまり壊れにくい製品を作るのを疎かにしているわけです。
同じソニーのコードレスサラウンドヘッドホンMDR-HW700DSは約7年間全く同じ環境で使っていますが一度も壊れたことはありません。
ソニー修理窓口からの電話
メーカ保証期間内なのに有償になるのは納得できないことを主張したメールを送信した2日後にソニー修理窓口から電話がありました。
まったく電話着信に気づかず、それから3日後に掛かってきた電話でソニー修理窓口の担当の方から次のことが告げられました。
- サービスでイヤーパッドまで交換
- サービスは今回限りで、再度不具合が起きた場合は有償になる
つまり今回だけサービスで金額値引きして対応するとのこと。
結局こちらからメールでの問い合わせ内容に対する返答は一切ありませんでした。
とりあえず助かりますと告げ、今電話で話したことをメールで送信して欲しいとお願いしました。
その際、さっき口頭で伝えた内容を、メールで送ることが出来るか否かを上司に確認したいとのことで保留がありましたが、OKの回答を得ることができました。
有償修理から一転して全額値引きする旨が書かれたメール
返信するのがめんどくさいと思われたのか、反論できない内容だったのは定かではありませんが、今回に限り全額値引きになりました。
ただ、「次回以降は点検結果をもっての判断となるため、外的要因や腐食を確認した場合は有償となります」と書かれています。
”外的要因や腐食”ってまたまた曖昧だなあと感じました。
やはり異物(液体)が原因でマイク部品が腐食して壊れてしまったようです。
メーカー保証期間内の1年未満で腐食を確認した場合も、有償になるのですかと聞きたいです。もしそうだったらメーカー保証は欺瞞ではないでしょうか。
通常使用にもかかわらず部品が腐食するのはメーカー側の設計不備だからです。
まあ、ここは肝心な部分のため、おそらくケースバイケースでの対応にしたいので、そこは敢えて明言しないようにしているのだろうと思われます。
例えば、水没した形跡が明らかな場合は流石に無償修理はできないですからね。
今回は実際に利用者側の過失が確認できず、通常使用での腐食の範疇なので全額値引きでの対応となったのでしょう。ただ、有償修理から無償修理に変更ではなく、あくまでもサービスという名目での対応となったようです。
修理状況はWebサイトで確認できる
修理の進捗状況はWebサイトから確認することができます。
ソニーの公式Webサイト(sony.jp) にアクセス →「総合サポート・お問い合わせ」→「修理のご相談」→ 「修理状況照会」のページで確認できます。
↑修理の申し込み時に送られてくるメール内に書かれている修理受け付け番号と電話番号を入力すると修理の進捗状況が確認できます。
修理完了後の返却のようすようす
2月27日(日)の午前中に引き取られてから、返却された3月13日までの14日間掛かっています。ですが3日間は着信に気づかず、進捗がなかったのでその分を差し引くと引き取りから返却まで合計11日間かかっています。
↑バッテリーは交換されておらず残量は残っていたのペアリングしてノイズキャンセリングをオンにして動作確認をしました。
WH-1000XM4を修理に出している間はMDR-HW700DSを使っていたので、修理から戻ってきて久しぶりにWH-1000XM4を使うと違和感を感じましたが次第に慣れてきました。
今はだんだん馴染んできましたが、最初は右側のノイズキャンセリングのノイズ音にほんのかすかな超音波が混じっていて若干の不快感がありました。
同梱されていた請求明細書
↑WH-1000XM4の修理返却後に同梱されていた実際の請求明細書です。
WH-1000XM4は壊れやすい
修理の有償無償のことより、もっと重要なことがあります。
それは、そもそもWH-1000XM4のノイズキャンセリングは壊れやすいのでは?という疑念と不安です。
不安というよりも確信に近いです。
今回の不具合が発生したWH-1000XM4の稼働時間は、ざっくりですが1日10時間×11カ月なので10時間×30日×11カ月=約3300時間でした。
今回の不具合でノイズキャンセリング用マイクが液体の付着が原因で腐食して壊れるということが判明しました。
その異物の液体が汗や脂などの体液なのか空気中の水分かで評価はずいぶん変わります。
もし普通の水分でも壊れる場合は状況はさらに最悪です。
少なくとも言えるのは、自分の利用環境だと、たとえ新品のWH-1000XM4に買い直したとしても、1年未満の使用で壊れてしまう可能性が高いことだけはハッキリしました。
新型のWH-1000XM5でもWH-1000XM4と構造が同じだったら今回同様に壊れやすいかもしれません。
不具合が発生したWH-1000XM4は常に室内で使用しており、水に濡らしたことは一度もありません。
空気中の水蒸気でマイクが腐食したのか、ヘッドホンハウジングの内部のスピーカー側から汗など浸透してマイクの故障に至ったのかが不明です。
もし左右のヘッドホン外側に開いているマイクから入った水蒸気による腐食だとすると、湿度が高い環境だと必ずマイクの不具合が起きることになります。
汗や脂が原因だと人によって壊れにくさは違う
今度はWH-1000XM4のノイズキャンセリング用マイクが人の汗や脂で故障する場合を考えてみます。水分よりもこちらのほうが可能性は高いと思います。
- 汗や脂の量は個人差がある。量が多い人はより壊れやすく、量が少ない場合は壊れにくい
汗や脂の量が普通よりも多い場合はWH-1000XM4は壊れやすいのは間違いありません。
どちらにしろマイクが液体で腐食しやすければ壊れるのは時間の問題ということです。
壊れないで長く使える製品を作ってしまうと新商品が売れなくなるので、わざと壊れやすい製品を作っているような気がしてなりません。
昔、白熱電球は10年位寿命のある製品を作る技術はあったけど、それだと売れなくなるので1~2年程しか持たないようにしたのと同様のような気がします。
ようは長持ちするよりも金儲けを優先しているわけです。
まとめ
今回の件でハッキリさせたかったのは、WH-1000XM4の右側ハウジング内のノイズキャンセリングマイクに付着した異物(液体)の正体です。
とはいえ、液体の正体がわかったところで、自分の使用環境で使用する場合は必ず壊れることは確実です。
WH-1000XM4は気に入っていたのにその点だけが残念でなりません。
WH-1000XM4のノイズキャンセリング用マイクは異物(液体)の付着で不具合が起き、ハウリングや異音が発生しやすいということは絶対に公表されることはないと思います。
なぜなら、通常使用であるにも関わらず1年未満で壊れて、おまけにメーカー保証対象外となると、誰も買わなくなるからです。そしてメーカ側の設計不備や配慮不足を疑われてもなんら不思議ではありません。
通常使用の範疇であっても汗や空気中の水分が原因で内蔵マイクが壊れた場合はメーカー保証対象外ですと本当のことをパッケージやWebサイトに明示するとも思えません。
購入者側としてはWH-1000XM4を消耗品と見た方が良いかもしれませんね。
それか、メーカー側のFQAサイトでノイズキャンセリング用マイクの清掃の方法などを載せるとか。
あ、でもソニー修理窓口からのメールに「外的要因や腐食を確認した場合は有償となります」って書いてあったので清掃しても腐食してたら部品交換しないと治らないですね。。
WH-1000XM4の右側ハウジングに内蔵されているノイズキャンセリング用マイクは人の汗や皮脂、または水分で腐食してハウリングや異音などの不具合が起きる。
これらの症状は空気中の水蒸気が原因で起こる可能性が高い。
マイク部品の腐食が原因のため清掃では改善せず、部品を交換しないと治らない。
よってWH-1000XM4のノイズキャンセリング用マイク部品は消耗品と考えたほうがよい。空気中の水蒸気が原因なら尚更。
ただし、使用する環境によって不具合が発生するまでの時間に差異がある。
同じソニーのMDR-HW700DSは6年間ほど全く同じ環境で使っていますが一度も壊れたことはありません。WH-1000XM4は新品購入から1年未満で壊れたので明らかに耐久性は低いです。