レビュー

EIZO FlexScan 31.5インチ 4Kディスプレイモニター EV3285-BK レビュー

EIZOの4K液晶モニターEV3285のレビューです。

直前まで6年間使用していた、EIZOのEV2736W-Z(27型WQHD 2560×1440ドット)と画質や使用感の比較もしてみました。

この記事はこんな人におすすめ!

  • EV3285を購入するかどうか迷っている
  • 実際に使用した感想を知りたい
  • EV3285の発売は2018年8月20日
  • EV2736Wの発売は2014年6月20日

EV3285の付属品とスペック

Amazonでどの商品を購入しても3%ポイント還元中だったので購入しました。14万円の3%は4千円なので差は大きいです。

重さは11キロあるので、箱も大きいのかと思いきや、そこまで大きくなかったです。
一人でも十分持ち運びできました。

EV3285-BKの外箱EV3285-BKの外箱

左下のAmazon伝票と比較すれば、およそのサイズ感はわかるかと。

モニタ後ろ側に持ち手のくぼみがあるモニタ後ろ側に持ち手のくぼみがある

段ボールから取り出すときも、モニタ本体の裏側に指を引っかけるくぼみがあるので、簡単に取り出せました。

EV3285の付属品

EIZO EV3285-BKの付属品EIZO EV3285-BKの付属品

付属品として入力ケーブルが全種類1本づつ付いています。

別に購入すれば1本千円近くするので、これは助かりますね。

  • USB Type-C ケーブル (2 m) ×1本
  • DisplayPort ケーブル (2 m)×1本
  • HDMI ケーブル (2 m)×1本
  • 電源コード (2 m)×1本
  • ケーブルカバー×1個
  • VESAマウント取付用ねじ (M4 x 12 mm) x 4
  • 取扱説明書

EV3285のスペック

EV3285は画面の横幅が約72センチあります。

私のディスクは120センチなので、ちょうど良いサイズ感でした。

標準装着のスタンド利用時に、モニタ本体から背後の壁の間の距離は実寸で約21センチ~22センチです。

つまり、EV3285を設置するときは壁との距離は約21センチ~22センチ必要ということです。

この距離は、27インチモニタのEV2736Wを使用したときとほとんど同じです。

なので、現在のモニタのサイズやメーカーにもよりますが、EV3285に替えても距離感が以前よりも近く(手前)になる可能性は低いです。

少なくても、同じEIZOの27インチサイズのEV2736Wから、31.5インチのEV3285に替えた場合は、距離感が近くなることはありません。

質量/モニター部質量約11.0kg/約7.6kg
外観寸法 (幅 x 高さ x 奥行)717.4 x 576.2 x 230 mm
標準消費電力32W
視野角178°
最大解像度4K 3840 x 2160 (アスペクト比16:9)
パネル種類/バックライトIPS (アンチグレア)/LED
輝度/コントラスト比350cd/m2/1300:1
応答速度5 ms
保証期間5年間

EV3285背面の端子

背面の左側に電源スイッチと電源ケーブル端子があります。

右側には入力端子が並んでいます。

右側面には給電機能付きのUSB3.0 タイプAポートとヘッドホン出力端子が付いています。

EIZO EV3285-BKの背面EIZO EV3285-BKの背面

モニタ背面の電源ケーブルポートとスイッチ

EIZO EV3285-BKの電源スイッチEIZO EV3285-BKの電源スイッチ

モニタ背面の入力ポート(端子):

  • USB Type-C ×1ポート(端子)
  • DisplayPort ×1ポート(端子)
  • HDMI x 2ポート(端子)
EIZO EV3285-BKの入力端子EIZO EV3285-BKの入力端子

モニタ背面の右側面にあるUSBとヘッドホン端子:

  • 最大10.5W給電機能付きのUSB3.0 Type-A ×2ポート
  • ヘッドホン出力端子 (ステレオミニジャック) ×1ポート(端子)
EIZO EV3285-BK背面のUSB3.0 Type-Aポートとヘッドホン出力端子 (ステレオミニジャック)EIZO EV3285-BK背面のUSB3.0 Type-Aポートとヘッドホン出力端子 (ステレオミニジャック)

EV3285の良いところと悪いところ

良いところ

外側のプラスチック製のフレーム幅が狭くなってぱっと見はスタイリッシュなところです。

ただ、液晶画面部分の外側から7ミリほどは表示されないので、
外側のプラスチック製のフレームの約3ミリと液晶画面部分の非表示領域とを足すと実質1センチは表示されません。

なので、実際は外側に1センチのフレームがあるのと同じです。

ドット抜けが、輝点、暗点ともに1つもないことです。素晴らしいの一言です。
これはEV2736Wも同様でした。

比較対象が評判の良いEV2736Wなので、良いところは見た目だけになってしまいました。。

悪いところ

モニターの電源を切るときに前面の電源ボタンに触れると、内部で電源のスイッチング(切れる)音『カッチ』が聞こえるところ。
これ、気になる人は気になると思います。

OS側の設定でモニター電源が切れる時間を短くしたりして、手動で電源を切る機会を無くせば、良いと思います。

普段から手動でモニタ本体の電源を切る習慣のある人は気になるかもしれません。

あと、気にはならないレベルですが、画面の輝度に若干ムラがあるように感じます。
利用中に気になったりすることはまったくないので神経質になる必要はないのかなと思います。

EIZO EV3285 LEDバックライトの輝度ムラEIZO EV3285 LEDバックライトの輝度ムラ

↑メモ帳を開いたようす。若干右側のほうが暗く感じる。

EV3285とEV2736Wのモニター比較

両機ともカラーモードをsRGBにした時のディスプレイの色を比較してみました。

EV3285(左)とEV2736W(右)のカラーモードをsRGBにしたときのようすEV3285(左)とEV2736W(右)のカラーモードをsRGBにしたときのようす

↑EV3285は若干黄色く、EV2736Wは赤みがかかっているようにみえます。
このようにsRGBでは差が出ました。

普段の利用時はカラーモードをユーザーモードにして好みの画質にカスタマイズしているので、モニターを利用していて違和感はまったく感じません。

ユーザーモードだとけっこう細かいところまで調整できるので、慣れ親しんだ色味や画質にすることが可能だからです。

EV3285の使用感

同じEIZOの27インチモニタ、EV2736W-Zからの乗り換えだったので、さほど感動するような変化はありませんでした。

文字の見やすさ

最大解像度の4K 3840×2160表示の等倍(拡大率100%)だと文字が小さくなり読みづらいです。

ちなみに私の視力は0.8~1.0ぐらいです。

なので、普段はOS(Windows10)のディスプレイ設定で
解像度は3840×2160(推奨)、拡大率125%で使用しています。

EV3285の最大解像度 3840×2160、拡大率100%にして、ディスクトップ作業領域をフルに利用したいところですが、その設定では残念ながら、文字が小さくて見にくいです。

応答速度

モニターの応答速度はまったく問題ありません。

YouTubeなどの動きの速い動画を見ても描写の遅延などは感じません。

画面の明るさ

問題ありません。十分に明るいです。

ディスプレイの輝度は70%で使用しています。

部屋の明るさに応じて自動で輝度調整してくれるエコ機能はOFFにしています。

普段、ブルーライトカット用のPCメガネを利用しているので、
自動輝度調整がONだと画面が暗く感じるからです。

画質

問題ありません。満足です。

超解像度モードはONにすると文字の輪郭がにじむため、OFFにしています。

まとめ

10年以上、EIZOのモニターディスプレイを利用しているので、劇的な変化はありませんでしたが、PCの作業領域が増えたおかげで、作業効率は間違いなく上がりました。

さすが安定品質のEIZOです。
いまのところ問題も不満も感じません。満足です。

ただ、今回の私のように、解像度2560×1440の27インチモニターから乗り換えた場合に限っては、絶対にEV3285に買い替えたほうが良いとは自信を持っておすすめはできません。

なぜなら、EV3285の31.5インチモニターの最大解像度 4K 3840×2160をOSの拡大率100%、すなわち拡大なしで表示した場合、ディスクトップ上の文字が小さすぎて見えずらいからです。

解像度2560×1440の27インチモニターだとOSの拡大率100%で利用してもディスクトップ上の文字が小さいとは感じません。

むしろ、31.5インチモニターの最大解像度 4K 3840×2160をOSの拡大率125%にした文字よりも見やすいです。

つまり、両機さほど変わらないディスクトップの作業領域になってしまい、EV3285に替えた恩恵をあまり感じられないからです。

  1. EV3285 31.5インチ 最大解像度 3840×2160  →OSの文字拡大率125%でちょうど良い
  2. EV2736W 27インチ 最大解像度 2560×1440 →OSの文字拡大率100%でちょうど良い

結論:①と②のディスクトップ上の作業領域にさほど差がなくなる。
31.5インチのサイズだと文字が小さく見ずらいため、OSの拡大率125%にした場合、ディスプレイ上の作業領域は25%小さくなるから。

31.5インチじゃなくて、40インチぐらいあればよかったのかもしれないですが、それはそれでまた別の問題(大画面ゆえの首の疲れなど)が出てきそうです。

他方、解像度2560×1440の27インチモニターよりも、低解像度または小さなインチ数のモニターから乗り換える場合は、迷うことなくEV3285に乗り換えることをおすすめします。