沖縄県にあるガンガラーの谷の有料ツアーを実際に利用した体験を基にレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- ガンガラーの谷の実態が知りたい
ガンガラーの谷の詳細情報
ガンガラーの谷は沖縄県南城市前川にある鍾乳洞が崩れた谷で、亜熱帯の森に設けられた遊歩道をガイド付きツアーで散策できる、2008年に開業した観光地です。
敷地内のサキタリ洞遺跡に2万3千年前の貝製の釣り針などが発見されています。
株式会社 南都が運営しており、「おきなわワールド」、「玉泉洞」、「大石林山」などの観光スポットを運営しています。
予約なしでは見学できない可能性が高い
ガンガラーの谷を見学するにはガイド付き有料ツアーの利用が必須です。
基本的には前日の17時までに予約が必要です。
ただし、当日に空きがあれば予約なしでもツアーに参加できる場合があります。
夏休みや土日祝などの繁忙期は予約したほうが無難です。
予約方法
予約は公式サイトから実施するWeb予約(24時間)と電話予約(9時~17時半)が利用できます。
出発時間は9:20~で、それ以降は20分または1時間20分単位(区切り)の時間に予約できます。
最終の出発時間16:00です。
空きがあればツアー出発時間は前倒しにできる
ツアーの開始時間は9:20から20分または1時間20分毎に区切られていますが、予定出発時刻よりも30分早く到着した場合、予約していた出発時間よりも前の出発時間の枠に空きが有れば前倒しにすることもできます。
例えば、11時40分出発の枠を前日予約していて、現地のツアー受付に11時10に到着した場合、11時20分出発の人数枠に空きが有れば前倒しにしてもらえる可能性があります。
ツアー料金
約1キロの遊歩道をガイドと一緒に歩くツアーの料金です。
- 1人税込2500円
※学生証を提示の場合は1500円。保護者同伴の小学生以下は無料
ツアー料金は現地払いのみです。
ツアーの所要時間
ツアー開始から解散までの所要時間は約1時間半です。
実際にツアー開始~解散まで1時間23分程でした。
歩く距離は1キロほどですが、出発前のガイドさんのレクチャーや道中の説明、休憩が入るので時間は結構掛かります。
ガンガラーの谷の場所とアクセス
ガンガラーの谷へは那覇空港からタクシーやレンタカーで約40分ほど掛かります。
道中は大半が一車線なので時間的に若干の余裕があると安心です。
ガンガラーの谷のようす
ガンガラーの谷を利用したときのようすです。
駐車場
ガンガラーの谷への道のり
ガンガラーの谷の入口
↑ツアー利用時の入口と出口は同じではありません。
ツアーの解散場所は、この入口から離れた場所になります。
ツアー受付
支払は現金とクレジットカードのみ
ケイブカフェ
↑ツアーの出発地点にあるケイブカフェです。
↑ケイブカフェの天井はライトアップされているので洞窟内の様子がよくわかります。
ケイブカフェのメニュー
- コーヒー(アイスorホット):400円
- パッションフルーツジュース:400円
- シークワサージュース:400円
ケイブカフェ後方にツアーのレクチャーをする場所があります。
↑約10分ほどレクチャーがあります。内容はサキタリ洞遺跡の説明と注意事項です。
↑レクチャーが終わると、さんぴん茶が入った水筒を受け取り、この出発口からツアー開始です。
アカギの森
↑亜熱帯のアカギの森に設けられている遊歩道をガイドさんを先頭にして歩きます。
巨大な竹
↑直径30センチ程もある巨大な竹が生えています。
歩くガジュマル
↑道中には巨大なガジュマルも生えています。
イナグ洞
道中には、女性の洞窟と言われているイナグ洞があります。
↑中を覗き込んでも暗くてよく見えません。
イキガ洞
↑遊歩道を進むと川が現れます。左側を進むと洞窟の入口が見えてきます。
↑男性の洞窟と言われているイキガ洞です。
↑洞窟内の奥までは行かず、入口手前の天井に突き出たユニークな姿形をした岩肌を見学して引き返しました。
岩穴
↑遊歩道にある長さ10メートルほどの短い岩穴を通り抜けます。
トンネル
↑遊歩道を進むと山肌にトンネルの入り口があります。
このトンネルを抜けた先から、天井が崩れた洞窟の痕を通るルートになります。
大主(ウフシュ)ガジュマル
↑トンネルを抜けると巨大なガジュマルの木が生えています。
洞窟の天井が崩壊した痕に生えているので、周囲は岩で囲まれています。
この場所だけ日常とは異なる、現実離れした風景が拡がっています。
↑幹が真っすぐに直立しているのが印象的です。
↑写真右側は通ってきたトンネルです。
この大主(ウフシュ)ガジュマルの木はツアー最大の目玉です。
ガイドさんにスマホを渡せば記念撮影してくれます。ほとんどの人が撮影する場所です。
遺跡痕
↑大昔の遺跡痕です。
ツリーテラス
↑階段を上がりたくない場合は階段の下で待つこともできます。
↑階段を登るとウッドデッキのフロアが広がっています。
デッキからの眺めは良くないので、休憩に専念できます。
↑ツアーの出発時に手渡される水筒に入ったさんぴん茶。
ツリーテラスの上では5分ほど休憩しました。
武芸洞
↑休憩後は人類化石が発見された武芸洞に向かいます。
↑階段をのぼります。
↑階段をあがると武芸洞の入口が現われました。
↑遺跡内の発掘についてのレクチャーが5分程あります。
ガンガラーの谷の出口
↑武芸洞を出ると上がり階段が続きます。
↑出口の扉です。
↑「おきなわワールド」の敷地内を通って出口に向かいます。
↑「おきなわワールド」の出口です。
この出口を出た先にある広場で水筒を返却して解散です。
ガンガラーの谷の駐車場までは徒歩3分ほどの距離です。
ガンガラーの谷 まとめ
ガンガラーの谷は有料ツアーを利用しないと内部を見学することができないことが唯一の難点です。
ツアー料金は1人2500円とやや高価に感じるかもしれませんが、価格相応のユニークな体験ができます。※学生の人は学生証提示で1500円になります。
なぜなら、ガンガラーの谷でしか見れない独特な風景は必見だからです。
とくにツアー前半に登場する大主(ウフシュ)ガジュマルはツアー最大の魅力であり、圧巻の絶景ポイントです。
ガジュマルの木は沖縄では珍しくありませんが、どれもサイズが小さく幹が曲がっています。
いっぽう、この大主(ウフシュ)ガジュマルは巨大で、幹が真っすぐに伸びています。これほど存在感のあるガジュマルの木は存在しません。
異様で独特の風景と雰囲気を漂わせています。
生えている場所が洞窟が崩れた痕の特殊な窪地で、周囲が岩に囲まれており、木の幹が真っすぐに伸びる条件がそろっているからです。
周囲が綺麗に整備されていて、演出されている部分があることは否めませんが、風景は素晴らしいです。
沖縄本島の中ではイチオシの観光スポットなのでガンガラーの谷は非常におすすめです。
- 大主(ウフシュ)ガジュマルの異様でユニークな空間の雰囲気は必見
- 沖縄本島のすべての観光スポットの中で三本の指に入る
- ツアーの道程は約1キロで1時間ほど歩くが、体力は必要ない
- 空港からはレンタカーかタクシーで行くしかない
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