GoPro メディアモジュラーを実際に購入して使ってた感想とメリット・デメリットを実体験レビューする。
この記事はこんな人におすすめ!
- GoPro メディアモジュラーの購入を検討している
- 実際に使った感想を知りたい
GoPro メディアモジュラーとは
GoPro メディアモジュラーは指向性マイク、3.5mmマイク端子、別売りの外部モニターで映像を表示させるHDMI出力端子、別売りのライトモジューラー取付用マウントが備わっているGoPro専用のアクセサリー。
GoPro メディアモジュラーの特長
GoPro メディアモジュラーには下記の特長がある。
- 指向性マイク内蔵
- LEDライトや外部モニター、マイクなどを取り付けできるマウント機構を搭載
- 3.5mmマイク端子とHDMI外部出力端子を搭載
指向性マイク内蔵
指向性マイクを内蔵しており、GoProカメラ内蔵マイクよりも集音性能が高く、クリアな音を録音できる。
マイクカバーを取り付けることで風切り音や周囲の雑音を抑えることも可能。
LEDライトやスクリーン、外部マイクなどを後付けできる
GoPro ライトモジュラー(LEDライト)やLEDスクリーン、サードパーティ製の外部マイクなどを接続する用のマントベースが備わっているので、様々なアクセサリーを後付けできる。
3.5mmマイク端子とHDMI外部出力端子を搭載
サードパーティー製高性能マイク接続用の3.5mmのマイク端子と、別売りの外部モニターに映像を出力できるHDMI端子を搭載している。
GoPro メディアモジュラー レビュー
GoPro メディアモジュラーのレビュー。
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GoPro メディアモジュラーの仕様
製品型番 | BLDT1 日本正規品:ADFMD-001 |
---|---|
搭載端子 | 3.5mmマイク端子、USB Type-C端子、ミニHDMI端子 |
重さ | 約57g |
付属品 | メディアモジュラー本体、マイクカバー、マウントベース、サムスクリュー、ユーザーガイド |
GoPro メディアモジュラーの外箱


GoPro メディアモジュラーの付属品


↑付属品はメディアモジュラー本体、マイクカバー、マウントベース、サムスクリュー、取扱説明書などの冊子類。
取扱説明書


↑付属の取扱説明書は全ページ英語で書かれている。日本語表記は無い。
GoPro メディアモジュラーの外観

↑正面左上には指向性内蔵マイクが付いている。

↑背面の右側には各種端子が設けられていおり、その上には防水用の柔らかい樹脂製のフタが付いている。

↑メディアモジュラー上面にはシャッターボタンと、サードパーティー製の高性能マイクやLEDライトなどのアクセサリーを取り付けられるスリットが付いている。

↑GoProカメラ本体底面のフィンガーマウントを利用出来る用に穴が空いている。

↑左側面にはモード切替ボタンが付いている。GoProカメラ本体側のボタンに被せて上から押す構造になっている。

↑メディアモジュラー右側面にも、サイドパーティー製の外部マイクやLEDライトなどのアクセサリーを取り付けられるスリット(溝)が付いている。
接続端子

↑写真左から、3.5mmマイク端子、USB Type-C端子、ミニHDMI端子。
普段はゴム製のフタで閉じられている。
マイクカバー


↑マイクカバーは取り付ける向きが決まっていて、出っ張っているほうが正面になる。


↑背面側の接続端子が利用できるようにマイクカバーはカットされている。
重量

↑GoPro メディアモジュラー単体の重量は57g。

↑マイクカバー単体は2g
GoPro メディアモジュラーをカメラ本体に取り付け
ここからはメディアモジュラーをGoProカメラ本体への取付方を説明する。
GoProカメラ本体への取付方

↑メディアモジュラー右側面の内側にはUSB Type-C端子の凸が飛び出している。ここにGoProカメラ本体側の凹のUSB Type-C端子を接続して、メディアモジュラー側の指向性マイクに給電する。
メディアモジュラーを取り付けるにはGoProカメラ本体側の側面にあるバッテリーとmicroSDカード挿入口に付いている蓋を取り外す必要がある

↑左側面が蓋になっており、GoProカメラ本体を挿入して蓋を閉じる。

↑メディアモジュラーの内側にUSB-Type C端子の凸が突き出している。






GoPro純正ライトモジュラーを取付けたようす

GoProライトモジュラーのレビューはこちらの記事を参考にしてほしい↓
GoPro ライトモジュラー 口コミ評判レビュー

GoPro メディアモジュラーのメリット・デメリット
GoPro メディアモジュラーを実際に使用した感想とメリットとデメリットを書く。
デメリット
GoPro メディアモジュラーのデメリットは2つ。
- GoProカメラ本体側の蓋を取り外す必要がある
- 液晶タッチパネルの保護ガラスに干渉して取り付け不可
GoProカメラ本体側の蓋を取り外す必要がある
内蔵マイクやHDMI端子で外部モニターに出力用にバッテリーから給電する必要があるので、GoProカメラ本体側の蓋を取り外した状態で装着する必要がある。
屋内使用のみだと問題ないが、屋外だと防水性が損なわれる。
外した蓋の管理も面倒だ。
液晶タッチパネルの保護フィルムに干渉して取り付け不可

↑GoProカメラ本体側背面の液晶モニターとメディアモジュラーの間に隙間が殆ど空いていないため、ガラス製の保護フィルムと干渉してしまい、メディアモジュラーが取付できない状態になる。
GoProカメラ本体をメディアモジュラーに挿入する時に、内側の溝と液晶面がほぼ接触した状態になるので、定位置に綺麗に貼り付けた液晶保護フィルムでも、擦れた圧力でズレてしまい、使えない状態になってしまう。
液晶保護フィルムを剥がすしか解決する術はない。
メリット
GoPro メディアモジュラーのメリットは下記の1点。
- アクセサリーマウント用のスリットが2つある
アクセサリーマウント用のスリットが2つある
メディアモジュラーの上面と右側面の2か所にLCD外部モニターやLEDライト、外部マイクなどを後付けで取り付けることができる。
なので、LEDライトや外部マイクを利用する場合、メディアモジュラーを装着するメリットは大きい。
サードパーティー製の格安保護ケース(ゲージ)にもアクセサリーマウント用のスリットは付いていることが多い
まとめ
GoPro メディアモジュラーは指向性内蔵マイクとLEDライトなどのアクセサリーを取り付けることができるスリットが設けられていることが特長のアクセサリーモジュールだ。
GoProカメラ本体の周囲を覆う形で取り付けるので、保護ケースの代わりにもなる。
ただし、背面側の液晶パネル側に隙間がないため、ガラス製液晶フィルムと干渉するので取付できないことが難点になる。
液晶面がカバーできないので、動きの激しいスポーツやアクション性の高い撮影には不向きだ。
価格が一万円前後と高価なのも難点だ。
アクセサリーマウント用のベースとして利用するだけなら、格安のサードパーティー製の保護ハウジングやケースでも十分代用できる。
とはいえ、メディアモジュラーだとデザインが統一されるし、GoPro純正の安心感もあるので購入するメリットはある。
- 指向性マイク内蔵なので野外使用時の風切り音の低減効果がある
- バッテリーの蓋を外す必要があるので防水性が損なわれるし、蓋を紛失し易い
- 背面側に隙間が無いのでカメラ側に貼り付けた液晶保護フィルムと干渉する
- 外部モニターやLEDライトなどを装着したい場合は購入するメリットはある