治一郎のプリンを実際に食べた感想の口コミレビュー記事になる。
この記事はこんな人におすすめ!
- 治一郎のプリンの味とようすが知りたい
- 良いところではなく残念な部分のほうを詳しく知りたい
治一郎とは
治一郎(じいちろう)とは静岡県浜松市にある洋菓子と贈答品を製造販売をしている「株式会社 治一郎」が運営しているブランド。
静岡、愛知、福岡、京都、大阪、兵庫、東京、神奈川、埼玉、宮城に実店舗を展開していて、ラスクやブラウニー、カステラ、ロールケーキにガトーショコラ、バウムクーヘンなどの多種多様な焼き菓子やプリンを販売している。
公式オンラインショップもあるが一部の焼菓子しか購入できない。
プリンをはじめ、すべての商品を購入するには実店舗に行く必要がある。
Amazonや楽天、ヤフーショッピングでも焼菓子は買えるが公式ストアではない。
治一郎 プリンはまずい?
治一郎のプリンはまずいか否か。
結論:まずくない
だが、美味しくもない。
原材料に香料が入っているにもかかわらず香りが薄く、クリーミーさと濃厚さはあるが、ホワイトチョコレートのような脂っぽさがある。
自分で購入して食べたいとは思わないというのが正直な感想だ。
治一郎 プリンの特長
治一郎のプリンの特長は下記の2つ。
- 卵は卵黄のみを利用し、北海道産の牛乳から作った生クリームを使用
- 公式ストアも含めネット通販では購入できない
治一郎 プリンの食品表示と栄養成分
名称 | 洋生菓子 |
---|---|
原材料名 | クリーム(国内製造)、鶏卵、牛乳、砂糖/香料(一部に乳成分・卵を含む) |
内容量 | 120g |
保存方法 | 10℃以下で保存してください |
製造所 | 株式会社 宝福 |
熱量 | 396kcal |
---|---|
たんぱく質 | 5.0g |
脂質 | 35.4g |
炭水化物 | 14.5g |
食塩相当量 | 0.1g |
治一郎 プリンの内容
↑店舗で治一郎 プリンを購入するとスプーンとカラメルソースが1個づつ付いてくる。
治一郎のカラメルソース
↑カラメルソースは砂糖を煮詰めて作られているので甘いが、苦みがある。
治一郎の木製スプーン
治一郎 プリンの実食
ここからは治一郎のプリンを食べたようすになる。
治一郎 プリンの容器
↑プリンが入っているプラスチック製の容器には”治一郎”の大きなロゴが入っている。
治一郎 プリンの見た目
↑牛乳がたくさん入っているからなのか、プリンの色は白っぽく、卵豆腐よりも白い。
治一郎 プリンの硬さと食感
↑治一郎 プリンは一般的なプリンよりもやや硬め。豆腐よりも硬く水分は少ない。
↑木製のスプーンにも載せても形が崩れないほどの硬さがある。
治一郎 プリンの食感はしっとりしていて滑らかな口当たりで硬め。
だが、カスタードクリームのような卵の味はしない。
クリーミーさはあるが、同時に脂っぽさもある。
甘さは控えめ。
かといって玉子豆腐のような出汁の旨味があるわけでもない。
味自体はやや薄い。
治一郎 プリンの甘味はカラメルソースで調整可能
↑カラメルソースを入れることで甘さ控えめのプリンに甘味を加えることができる。
治一郎 プリンに甘味が加わると、プリンらしい味に変貌する。
不思議と相乗効果で旨味も引き立ち、若干だが美味しさが増した。
ただし、砂糖を焦がして作られているので、少々苦くなってしまうのが難点。
治一郎 プリンは、このカラメルソースを掛けることを前提にして造られている。
なぜなら、プリン自体の甘さ控えめに作られているのは明らかで、カラメルソースの量で甘さを調整できたほうが、自分好みの甘さにすることが容易になるからだ。
治一郎 プリンのデメリットとメリット
治一郎 プリンを実際に2個食べた体験をもとにデメリットとメリットを書く。
治一郎 プリンのデメリット
デメリットは下記の3点。
- ネット通販で購入できない。実店舗に行かないと買えない
- 値段が高め
- 甘くない
実店舗に行かないと買えない
治一郎 プリンは柔らかいので運送中に形が崩れるのでネット通販は難しそうだ。
なにより、リピートしたいと思う人は少ないだろうから、需要もあまりないと思われる。
値段が高め
治一郎 プリンは1個税込390円と少々高価。
銀座コージコーナーのプリン(税込162円)の倍以上の値段だ。
その割には美味しくないので高いと言わざるを得ない。
甘くない
プリンなのに甘くないので、甘党にとってはかなり大きなデメリットだ。
これは食べる人によっては致命的になりえる。
とはいえ、カラメルソースを加えると甘くなる。
本来ならそれで問題解決なのだが、同時に苦みも増すことが大きなデメリットになる。
つまり、甘党にとっては苦みが余計なのだ。
治一郎 プリンのメリット
メリットは1つだけ。
- プリンは甘くないので甘いのが苦手な人でも大丈夫
甘くないプリンなので甘いのが苦手でも大丈夫
治一郎 プリンは普通の一般的なプリンに比べると甘くないので、甘いのが苦手な人でも大丈夫な可能性が高い。それが唯一のメリットになる。
プリンに付いているカラメルソースの原材料は砂糖を焦がして作られているので甘いが、同時に苦くもなる。
プリン自体に甘さがまったくないわけではなく、市販の一般的なプリンと比較するとかなり甘さは控えめだ。
治一郎 プリン まとめ
治一郎のプリンは高品質な原材料を使って、丁寧に造られており、プリン自体の甘さほとんど無いことが特長のプリンだ。
甘さはプリンに付いているカラメルソースの量で調整可能だが、苦さも加わってしまう。
さらに、プリン自体にクリーミーさはあるが、同時に脂っぽさがあり、旨味がない。
市販のコンビニプリンのほうが旨味がある。
もちろん市販品は甘過ぎるという難点があるが、治一郎のプリンは甘さにくわえて旨さもない。
カラメルソースをかけると甘さが増して、だいぶましな味に変わるが、苦くなるので甘党にとっては残念なプリンに変容してしまう。
総じて甘さ控えめで、プリンの風味が無いという印象しか残らなかったというのが素直な感想だ。
なので、自分用に購入するよりも、パッケージのロゴなどにユニークさがあるので、贈呈品や寄贈品として買うほうが向いている。
ただし、値段が高級品とまではいかない中途半端感もあるし、味もイマイチなので贈呈品としてよりも、寄贈品として購入するほうがより無難な選択になる。
- 甘さ控えめで大人向けの味
- クリーミーさと濃厚さはあるが、プリンの風味が薄い
- 購入時期によって濃厚さ(味)と甘さが異なる
- プリン本体に甘さはなく、カラメルソースの量で甘さを調整する
- カラメルソースをかけると甘くなるが苦くなってしまう
- 甘党にとってはイマイチだが、辛党や甘いのが苦手な場合は評価は逆になるかもしれない
- ビールなどの苦いものが好きな場合も評価は逆になりそう
- 甘党は治一郎のプリンではなく他の焼菓子を購入した方が良い