白骨温泉にある泡の湯に宿泊したときのようすを写真多めでリポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 泡の湯のようすが知りたい
この記事を読むことで得られるメリット
- 泡の湯内のお土産屋さんや新館3階にある琥珀の部屋のようすがわかります
泡の湯の詳細情報
泡の湯は北アルプスと乗鞍岳の麓、標高1400メートル程の山峡にある白骨温泉(しらほねおんせん)にある旅館です。
旅館内の露天風呂は炭酸カルシウムを含んでおり、乳白色で白濁していることで有名です。
露天風呂は混浴ですが、湯船のお湯が白濁して透明度が低いのでタオルを巻かなくても入ることができるのが特長です。
泡の湯の場所と行き方
泡の湯へは国道158号線から行く北ルートと乗鞍高原から行く南ルートの2つあります。
冬季は道の雪は除雪されていますが、夜や早朝は凍結している可能性があるのでスタッドレスタイヤは必須です。スコップやチェーンもあったほうが安心です。
旅館までの道中は幅1車線で車同士がすれ違えない個所も多々あります。
他車と鉢合わせてしまった場合はどちらかが後退しないと通れません。
泡の湯に松本市街から158号線で行く場合
泡の湯に東京方面から行く場合は長野自動車道の松本ICで降りて国道158号線を西に道なりに進みます。
奈川渡ダムあたりまで来るとトンネルが増え、道幅も狭くなります。
ちなみに道路上に野猿がいました。
↑国道158号線を更に進むと白骨温泉の看板が見えるので分岐路を右側に進みます。
泡の湯の駐車場
↑泡の湯に松本市街から国道158号線を使って行く場合は、日帰り入浴用の駐車場が最初に見えます。宿泊客用の駐車場はその奥にあります。
宿泊客用駐車場
↑写真右側が宿泊客用の駐車場です。
泡の湯バス停飲泉所
↑泡の湯の宿泊客用駐車場の直ぐ隣にはバス停と飲泉所があります。
この飲泉所の源泉名は”新泡の湯源泉”です。
ちなみに写真右側の泡の湯の看板にはネットワーク(ライブ)カメラが備え付けられています。
泡の湯のようす
泡の湯を利用したときのようすです。
泡の湯の外観
↑駐車場から見た旅館の外観です。右側が新館です。左側が本館で出入り口があります。
泡の湯の内観
↑泡の湯旅館の館内案内図です。※写真をクリック(タップ)すると拡大します。
フロント
↑フロントの受付時間は午前7時~午後22時までです。
泡の湯までのバス時刻表
泡の湯までのバスが松本バスターミナルから1日1便運行しています。
※写真をクリック(タップ)すると拡大します。
↑泡の湯と高山方面間のバス時刻表です。
※写真をクリック(タップ)すると拡大します。
泡の湯の混浴露天風呂のようすをまとめた記事です↓
泡の湯 混浴露天風呂 実体験レポ
ロビー
ウェルカムフード
↑ロビーにコーヒーとお菓子が置いてあります。
PCコーナー
↑ロビーの奥にPCが置いてありますが使用できません。
ラウンジ
↑新館2階(玄関のある本館1階と同じ階)にあるラウンジです。館内図ではレストランと記載されています。
売店とお土産屋さん
↑お土産屋と売店の営業時間は午前7時~午後21時半までです。
スーパードライが300円、角ハイボールが250円、氷結が200円で売っています。
↑自動販売機で買えるソフトドリンクの値段は130円~160円です。
↑雪見だいふくやパピコ、ハーゲンダッツのアイスクリームを販売しています。
土産物
新館1階のようす
夕食・朝食会場(会席処)
夕食と朝食の会場は新館1階にある会席処です。
フロントのある階からエレベーターまたは階段で降ります。
泡の湯の夕食と朝食のようすはこちらの記事にまとめています↓
白骨温泉 泡の湯 夕食 実食レポと口コミ評判レビュー
白骨温泉 泡の湯 朝食 実食レポと口コミ評判レビュー
新館2階・本館1階のようす
新館2階と本館1階は同じ階になります。
新館3階のようす
ここからは新館3階のようすです。
フロントのある階はLBになっているので今回泊まる部屋の2階に行くためにエレベーターを利用します。
フリードリンクコーナー
新館3階 琥珀(こはく) 部屋のようす
ここからは宿泊した新館3階にある琥珀の部屋のようすです。
↑新館3階301の琥珀だけエレベーターとは反対側にあります。
↑入り口を入ると直ぐに玄関ホールが広がっています。
↑写真右から出入口扉、冷蔵庫が置いてあるパントリー、トイレの扉、洗面所と浴室の扉です。
↑襖(ふすま)の向こうは居間です。
居間
↑居間のテーブルはコタツです。
お着き菓子
↑お菓子は杏子です。
テレビ・内線
↑テレビ台の下に内線の電話機が置いてあります。
テレビは直ぐ隣の広縁にもあります。
空気清浄機
↑空気清浄機のプラズマクラスターが置いてあります。
読書灯
広縁
12畳の広縁(ひろえん)が部屋の奥に付いています。
テレビ
エアコン
↑琥珀のエアコンは広縁の天井に付いている1基だけです。居間にエアコンはありません。
↑広縁の照明とエアコンのスイッチが内側の壁面に付いています。
ヒーター
↑広縁には石油ファンヒーターも置いてあります。
クローゼット
↑部屋のクローゼットの中には羽織、消臭スプレー、消臭炭、バスタオル、ティッシュペーパーが置いてあります。
パントリー
冷蔵庫
↑冷蔵庫の中は空っぽです。
お茶セット
急須と湯飲み、煎茶のティーパックが置いてあります。
冷蔵庫の上にはミネラルウォーターのペットボトル(無料)も置いてあります。
↑試食用として置いてあるのは1個あたり100円程する、餡子のクルミの風味が美味しい和菓子です。
洗面所
ドライヤー
↑ドライヤーは1300Wの大風量タイプです。
特別アメニティー
浴室(バスとシャワー)
↑内風呂の洗い場にも同じものが置いてあります。
木苺の香りは珍しく、非常に良いにおいがします。
トイレ
↑トイレにはウォシュレットが付いています。
部屋からの眺め
↑広縁の窓からの眺めは山林なのであまりよくありません。
↑居間の窓からは本館の建屋が良く見えます。
浴衣
↑サイズと柄が違う浴衣が2着置いてあります。
↑右の黄色い靴下は親指だけ独立している地下足袋タイプです。
布団
↑夕食が終わって部屋に戻ると布団が敷かれていました。
夜食
宿泊案内
↑部屋に置かれていた案内です。※写真をタップ(クリック)すると拡大します。
内容を要約する次のことが書かれています。
大浴場・露天風呂について
- 大浴場・露天風呂は新館の地下1階にある
- 大浴場・露天風呂は15時~翌10時まで入浴可能
- 大浴場・露天風呂は男女入れ替え制ではない
- 女湯のみ内湯と露天風呂の脱衣場は別
- 男湯は内湯を通って露天風呂に行ける※女湯は内湯を通って露天風呂には行けない
- 女性用の湯あみ着は露天風呂の脱衣場に置いてある
- 温泉は硫黄分が強いので貴金属は外したほうがいい
- 深夜に夜警(男性)が巡回する
- 連泊のお客様へ:14時~15時は清掃のため入浴できません
食事処(会席処)とその他について
- 夕食と朝食は同じ場所と席
- 朝食は普通の白飯か温泉粥を選択できる
- フロント受付時間は午前7時から午後22時
- 夕食時に布団を敷くために部屋に入ります
- 全室禁煙。喫煙所は新館地下1階にある
案内には部屋のWiFiパスワードも書かれています。
夕食の飲み物
↑部屋に付くと宿泊者の名前や住所を記入する宿泊カードと、夕食時の飲み物注文用の用紙を書きます。水とお茶のみのオーダーも可能です。
※夕食時の飲み物メニューは夕食会場にも置いてあります。
食事中でも飲み物は注文可能です。
泡の湯 新館3階の琥珀に宿泊した感想
今回泊った新館3階の琥珀は部屋も十二分に広く、清潔でした。
残念な点はありませんでしたが、強いて挙げると次の3つです。
- 部屋からの眺望がよくない
- エアコンのスイッチがわかりにくい
- WiFiは繋がるがインターネットにアクセスできない
眺望があまり良くないことと、エアコンのスイッチが分からずに、石油ファンヒーターで部屋を暖めました。
そして、最も残念だった点は部屋のWiFiは問題なく繋がるのですが接続してもインターネットは使えないことでした。
いわゆる”インターネットアクセスなし”の状態です。
隣部屋の302の電波も届いていたので試してみましたが同様にインターネットにはアクセスできず利用できませんでした。
1泊だけで部屋の滞在時間は僅かしかなく寝るだけなので、フロントに言うのも面倒だったので部屋のWiFiを使うのは諦めました。
露天風呂と食事のようす別の記事に書いています↓
泡の湯 まとめ
泡の湯は新館側に食事会場も露天風呂もコンパクトにまとまっていて移動距離が短くて楽なのが第一印象です。
他の多くの老舗温泉旅館は建屋の増設を繰り返していて、各施設の移動距離が長いことが多いのですが、泡の湯は部屋から温泉と食事処の距離が近く、エレベーターを使った縦の動線だけで済んでしまいます。
利用した部屋が新館3階の琥珀で、他の部屋と違ってエレベーターから非常に近かったというのも要因です。
とはいえ、新館のエレベーターから各施設、例えばフロントや玄関まで移動する距離は短いです。
泡の湯は良くも悪くもちこぢんまりした旅館です。
料理の味も質も接客サービスも非常に良いのでおすすめです。