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レビュー

Corsair H60 CW-9060036-WW レビュー

Corsair H60 CW-9060036-WW 口コミ評判レビュー アイキャッチ
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Corsairの水冷式CPUクーラーH60 CW-9060036-WWを実際に購入して使ってみた感想とメリット・デメリットを実体験レビューする。

この記事はこんな人におすすめ!

  • Corsair H60 CW-9060036-WWを実際に使った感想を知りたい

Corsair H60 CW-9060036-WWの発売は2018年4月

Corsair H60とは

Corsair H60とはCorsairが販売しているPC用の水冷式CPUクーラーの製品名。
CW-9060036-WWは型番で、より静音性の高い2018年のモデルになる。

H60の2018年モデルは以前のモデル(2013年1月発売のCW-9060007-WW)から主に次の3点が変更されている。

  • 水冷ヘッドの形状の変更
  • ファンの最大回転数が2700rpmから1700rpmの静音タイプに変更
  • 銅製冷却プレートが改良されて冷却性能が上がった

Corsairとは

Corsairとはアメリカに本社のあるCPU自作パーツや周辺機器を製造しているメーカーで、PC用のケースやメモリー、電源などを販売している。

Corsair H60の特長

Corsair H60には下記の特長がある。

  • 120mmのラジエーターとPWMファン

他にもホワイトLEDが点灯するが、CPUクラーの性能とは関係ないので当記事では触れない。

120mmのラジエーターとPWMファン

ラジエーターと冷却ファンのサイズは120ミリとコンパクトなのでサイズが小さいPCケースにも使える。

Corsair H60 レビュー

ここからはCorsair H60のレビューになる。

Corsair H60の仕様

Corsair H60の仕様
製品名Corsair H60
型番CW-9060036-WW
ラジエーターサイズ120mm(冷却フィン部分)
ラジエーターの寸法157mm×120mm×27mm
重量600g
冷却プレートの材質
ラジエーターの材質アルミニウム
ファン(型番)120mmファン×2(AF140 ELITE)
ファンの寸法120×120×25mm
ファン回転速度600~1700rpm
風量57.2CFM
風圧(静圧)2.08mmH2O
騒音レベル28.3dBA
対応CPUソケット:IntelLGA1700、1200、1150、1151、1155、1156、1366、2011、2066 ※LGA1700は別途レトロフィットキットが必要
対応CPUソケット:AMDAM4、AM3、AM2
保証期間5年

Corsair H60の外箱

Corsair H60 CW-9060036-WWの外箱 表面Corsair H60 CW-9060036-WWの外箱 表面
Corsair H60 CW-9060036-WWの外箱 裏面Corsair H60 CW-9060036-WWの外箱 裏面

Corsair H60の付属品

Corsair H60 CW-9060036-WWの付属品一式Corsair H60 CW-9060036-WWの付属品一式

↑付属品はラジエーター&水冷ヘッド(冷却プレート)、冷却ファン×1、マザーボード取付用プレートとネジ類、取扱説明書。

Corsair H60 CW-9060036-WWのマザーボード取付用プレートとネジCorsair H60 CW-9060036-WWのマザーボード取付用プレートとネジ

↑左のプレートがインテルCPU用で隣はAMD用。

取扱説明書

Corsair H60 CW-9060036-WWの取扱説明書Corsair H60 CW-9060036-WWの取扱説明書

↑取扱説明書(クイックスタートガイド)はCorsair公式サイトからもダウンロード・閲覧できる。日本語の表記はない。

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Corsair H60の外観

Corsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッドとラジエーターCorsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッドとラジエーター
Corsair H60 CW-9060036-WWのラジエータとファンCorsair H60 CW-9060036-WWのラジエータとファン

ラジエーター

Corsair H60 CW-9060036-WWのラジエーターCorsair H60 CW-9060036-WWのラジエーター
Corsair H60 CW-9060036-WWのラジエーター ホース側Corsair H60 CW-9060036-WWのラジエーター ホース側

 

水冷ヘッド(ポンプ)

 
Corsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッド(ポンプ)Corsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッド(ポンプ)

冷却プレート

Corsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッド(ポンプ)底面の銅製冷却プレートCorsair H60 CW-9060036-WWの水冷ヘッド(ポンプ)底面の銅製冷却プレート

↑新品時は銅製の冷却プレートにグリスが付いている。写真は拭き取った状態。
H60の2018年モデルは水冷ヘッドの形状と、この銅製冷却プレートが改良されていて冷却性能が上がっている。

ファン

Corsair H60 CW-9060036-WWの120mmファンCorsair H60 CW-9060036-WWの120mmファン

マザーボードへの接続方法

Corsair H60のポンプとファンのケーブルの接続方法は下記のとおり。

  • ポンプ駆動用のSATA電源ケーブルは電源に接続
  • ポンプ制御用の3ピンコネクタはマザーボードのPUMPヘッダーに接続
  • ファンの4ピンコネクタはザーボードのCPU_FANヘッダーに接続

ポンプやファンの回転数はマザーボードのBIOSやファン制御ソフトで変更できるが、最大回転数でも十分静かなので不要だ

Corsair H60のメリット・デメリット

Corsair H60を実際に使用した感想とメリットとデメリットを書く。

デメリット

Corsair H60のデメリットは1つ。 

  • ラジエーターサイズが小さいので冷却性が低い

冷却性が低い

デメリットを強いて上げると、簡易水冷のなかでは最小サイズなのでラジエーターサイズが小さい。なので大型クーラーと比較すると冷却性能はそれほど高くはない。

CPUはIntel Core i9 12900Kの定格時にファン制御ソフトでCPU温度を確認すると45℃前後。

とはいえ、ファンが1700rpmの最大回転することは一度もなかった。
オーバークロックや3Dゲームをしない限り冷却性能が足らなくなることはない。

メリット

Corsair H60のメリットは下記の2点。

  • サイズがコンパクト
  • 静音

サイズがコンパクト

簡易水冷の中では最もサイズがコンパクトなのでMicrATXのPCケースには最適。

静音

ポンプを最大回転数で回していても動作音は小さい。ただし、電気ノイズは聞こえる。

まとめ

Corsair H60は小型サイズながら冷却性能は悪くないし、ポンプ音もノイズの大きさも小さい簡易水冷CPUクーラー。

ラジエーターも小さく、ホースも柔軟で取り回しも楽なので、内部体積の小さいMicrATXのPCケースでも問題なく利用できる

最新の3Dゲームやオーバークロックをする場合は冷却性能が物足りないが、普通の使い方をしている限り冷却性能が不足することはない。

ハイエンドの空冷CPUクーラが入らないサイズのPCケースには最適だ。

Corsair H60のレビューまとめ
 
  • コンパクトなのでMicrATXサイズのPCケースに最適
  • オーバークロックをしない限り冷却性能が不足することはない
  • ポンプのノイズもファン音も静かで気にならない
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