千葉県市川市の本八幡にあるフレンチレストラン ルパンでディナーに行ったときのエピソードや実際の料理の感想を記事にしました。
この記事はこんな人におすすめ!
- レストラン ルパンの場所やようすが知りたい
- 当たりさわりのない口コミではなく実際に利用した人の話が聞きたい
- フレンチが大好き
この記事を読むことで得られるメリット
- お店の雰囲気がわかります
- お店に行って後悔することがなくなります
本八幡 レストラン ルパン(Lupin)の詳細情報
フランス料理「Lupin」は都内の有名フレンチレストランを経験したオーナーシェフが腕を振るう本格フランス料理店。
本八幡 レストラン ルパンの場所
レストラン ルパンの場所はJR総武線「本八幡駅」南口から徒歩5分ほど。
本八幡 レストラン ルパンの営業時間
開店時間 | 11:30 |
閉店時間 | 22:30 |
定休日 | 月曜日、第3火曜日、祝日の場合は翌日に振り替え |
電話番号 | 047-711-1177 |
駐車場 | なし |
ランチタイム 11:30~15:00(ラストオーダー13:30)
ディナータイム18:00~22:30(ラストオーダー21:00)
本八幡 レストラン ルパン 店舗のようす
2020年1月13日(月・祝) の妻の誕生日に利用したときのようす。
本八幡 レストラン ルパンの外観
お店の名前の看板が分かりにくいのと夜で暗かったこともあり、一度お店を通り過ぎてしまった。
GoogleMapで確認してやっと到着。
妻の誕生日だったので”TableCheck”というレストラン予約用サイトから
レストラン ルパンのMenu Libermenという”おまかせディナーコース”(税込5940円)を
1週間前に予約している。
↑ ランチコースのメニュー
ディナーは1コースだけだが、ランチは
メニューB(税込2420円)と
メニューC(税込3820円)の2種類ある。
本八幡 レストラン ルパンの内観
18時ピッタリに到着。一番乗りだった。
30分が経ったころには、店内は満席状態になっていた。
常連客らしきお客さんもちらほらいて、人気のあるお店のようだ。
本八幡 レストラン ルパン メニュー
ディナーメニューは1人5940円(税込)のコース1種類のみ
ディナーメニュー
ディナーコースの内容:
- アミューズ
- 冷前菜
- 温前菜
- 本日の鮮魚料理
- 本日のお肉料理
- お米料理
- デザート
↑当日のディナーコースの献立。
飲み物は水をお願いしたが・・ワンドリンク制!?
ドリンクは水をお願いしたら突然ワンドリンク制に・・
お店に到着して眼鏡をしたホール担当のサービススタッフに上着を渡して席に着いたまでは良かったのだが・・
ドリンクの注文のやり取りの際に出来事は起きた。
妻も私もお酒がまったく飲めないので「2人ともお酒が飲めないので、お水をお願いします」と店員さんに伝えた。
ここまでは常日頃どこの店に行ってもお願いしていることだ。
しかし、店員さんは「ワンドリンク制なので1人1ドリンク注文してください」と言ってきた。
私はスタッフさんの「ワンドリンク制」の一言に思わず、「え!」となった。
なぜなら、お店のホームページとレストラン予約サイト両方に、「ワンドリンク」に該当するような文言は何一つ記載がなかったからだ。
つまり、ディナーは「ワンドリンク制」との認識がまったくなかったわけだ。
料理を味わうときの飲み物は余計な味覚を邪魔することのない水がいちばんだ。
水だけで食べたい人の気持ちは考慮してくれないお店なのだろう・・
お店に対する不信感は一気に高まった。
通りすがりに入ったお店なら迷わず帰っていたが、
今回は予約して来店している。
だが、不穏な思いをしながら、我慢してこの店で食事をする理由はない。
速やかにこの場を去ること、めんどくさい出来事からは離れるのが最適解だと私の頭は判断していたので、
私は妻に、この店を出て違うところで食事をしようと相談した。
だが、不運なことに今日は妻の誕生日。
妻の顔色が変わり、場の雰囲気がますます悪くなる。
妻は私とは真逆で店からは出たくなかったのだ。
妻は外面を重視するが、私は内面を重視していたわけだ。
なので、むしろ妻は私の対応のほうに不満を抱いていた。
そう、私は”針のむしろ”状態だった。。
それを見てか、そのスタッフさんはソフトドリンクを勧めてきたが、
丁寧にやんわりと「お店のホームページや予約したサイトにはワンドリンク制との記載はなかったんですけど」と私の意図をスタッフさんに素直に伝えた。
すると店員さんは手のひらを返したように「申し訳ありません。何か1つドリンクをサービスしますので」とお詫びを言ってきた。
それまでの私と妻との店を出る出ない問答を聞いていたからだろう。
勿論、スタッフさんからのサービスの申し出を断り、普通の水をお願いした。
こういった断りにくい状況だと、場の雰囲気に流され、波風が立たないよう、不審に思いながらも、お店側のいいなりになって、我慢して注文する人が圧倒的に多いだろう。
記念日だという事を考慮するとなおさらだ。
後出しじゃんけんはやめてほしいとつくづく思う。
お店のホームページやグルメサイトなどに”ディナーはワンドリンク制です”と記載すればすべてが済む話なのだから。
もしくは、最初からワンドリンク代をディナー料金に含んで掲載するべきではないだろうか。
今回のことはお酒が飲める人には全く関係ない話かもしれない。
そして、そもそもフレンチのディナーでドリンク(お酒)を注文しないほうが非常識だという意見もわからなくもない。
だが「ワンドリンク制」の記載などどこにもないのに、お店の席に座ってから初めてワンドリンク制になりますと言うその姿勢自体が、お酒を飲める飲めないに関係なく不誠実な対応だと言えないだろうか。
少数派のお酒が飲めない人や水だけで食べたい人の自由意思に反して、半ば強制的に、後出しじゃんけんで「ワンドリンク制になります」と、それを知らない客に言うのは、場の雰囲気が悪くなるのは火を見るよりもあきらかなのだから。
ホスピタリティのない人(店)が接客業をすると双方ともに不幸になり、誰も幸せにしない典型的な例。
もはや、ホスピタリティの云々のレベルを超えていて、水以外は飲みたくないという自由意志が尊重されないのは倫理的な問題。
※「ワンドリンク制」は店員さんの独断の裁量なのか、お店の施策なのかは不明。
記念日や大切な日には今回のように初めて利用する店ではなく、
行き慣れた、またはしっかりとした接客対応が期待できる大手チェーン店を利用するほうが安心だ。
”あこぎ”な個人経営店は避けた方が無難。
少なくとも場の雰囲気が悪くなる可能性は低い。
本八幡 レストラン ルパン ディナーコース実食 レビュー
ここからは、実際のディナーコースの実食のようす。
アミューズ
↑ アミューズ “始まりの小さなお楽しみ”
ステック状のパテに生ハムを巻いてある
↑ こちらはオリーブオイルに浸したオリーブの実
串に突き刺して食べる
さっぱりしていて美味しかった
パン
↑ パン。
パンを食べ終わってお皿が空の状態でも店員さんからお替りを促されることは一度もなかった。
パンのお替りは店員さんに口頭で言う必要があった。
ほとんどの類似のお店では、パンのお皿が空の状態だと、お替りを店員さん自らが聞いてきてくれるものなのだが。。
冷前菜
↑ 冷前菜の”寒ブリスモークと紅芯大根いぶりがっこのタルタル”
↑冷前菜の”寒ブリスモークと紅芯大根いぶりがっこのタルタル”の拡大写真
ブリが大好きなのもあり美味しかった。生臭さはまったく無い
温前菜
↑温前菜 “鴨と下仁田ネギ” 和風だ
↑温前菜 “鴨と下仁田ネギ” の拡大写真。醤油味だ
↑ポップコーンが出てきた。味はいたって普通のポップコーン。これはないほうがよかった。
本日の鮮魚料理
↑ 本日の鮮魚料理 ”鱈(タラ)のコトリヤード”
↑ 本日の鮮魚料理 ”鱈(タラ)のコトリヤード” の拡大写真
コトリヤードはフランス・ブルターニュの郷土料理。
帆立の貝柱とエビ、アサリが入っている。バター風味で美味しかった
本日のお肉料理
↑ 本日のお肉料理 ”蝦夷鹿肉とフォアグラタタン”
↑ 本日のお肉料理 ”蝦夷鹿肉とフォアグラタタン” の拡大写真。
フォアグラは非常に美味しかった。鹿肉も柔らかく美味しい。臭みもない。
お米料理
↑ お米料理 “ライスペーパーとラクレットチーズ”
春巻きの中にチーズが入っている。味は普通。春巻きの皮は薄い。
デザート
↑ デザート ”伊予柑のジュレとグラニテ ヨーグルト”
ヨーグルトっぽさもあまりなく、あっさりしている。というか味が薄い。
イヨカンの香りや味も感じない。
今回のすべての料理の中でこのデザートがいちばん残念だった。
カフェ
↑ コーヒーエスプレッソ
店員さん持ってくる木箱から好きなお菓子を選ぶ形式。生チョコを選んだ。
最後にフルーツが出てきた。
パイナップルとみかん。
本八幡 レストラン ルパン まとめ
今回のディナーコースの味と内容は値段相応ではなく、割高に感じた。
なぜなら、素材が高価なものは美味しいのは当然だが、それ以外の料理は期待値を下回っていたからだ。
たとえば、デザートは手の込んだものではなかったし、前菜もしかりだ。
たしかに、メインの肉料理やフォアグラは美味しかったが、
そもそも、それは素材自体が既に美味しいわけで、他のお店にないようなユニークさがあるわけでもない。
なので、今回の料理の内容については、料金に見合わず、高く感じてしまった。
ともあれ、料理云々よりも最初の「ワンドリンク制」のせいで、
終始、私と妻は険悪な雰囲気のまま過ごすこととなったことのほうが私にとっては大変だった。
過去をさかのぼっても今回のような狡猾なふるまいをしてきたお店は私の人生で初めて。
険悪な空気感ですごしたフレンチのお店として記憶に残ったことだけは確か。
しかも、この日を境に妻との外食の回数が激減した。
どうやら、事なかれ主義の妻は私の対応のほうに問題があったと感じたようだ。
私が失ったのは時間とお金と妻の信頼だった。
- 料理は普通
- 肉料理のフォアグラが一番美味しかった
- 前述の理由から、お酒が飲めない人にはお勧めできないお店
- 今回のディナーコースは3千円ぐらいが妥当な価格だと感じた(実際は5940円)
- コスパはよくない
- ワンドリンク制のことを抜きにしてもリピートはしない
- オーナーシェフは終始笑顔でホスピタリティを感じた
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