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アドレスV125のスターターリレーを交換してみた

アドレスV125のスターターリレーを交換してみた アイキャッチ

アドレスV125のスターターリレーが壊れてセルが回り難くなったのでAmazonで格安に販売されているサードパーティー製のスターターリレーを交換した様子を詳細にレポートします。

この記事はこんな人におすすめ!

  • サードパーティー製の格安スターターリレーの実態を知りたい
  • アドレスV125 セルが回らない時の対処法が知りたい
  • アドレスV125のスターターリレーの交換方法が知りたい

当記事の写真の車体はスズキ アドレスV125G CF46Aです

アドレスV125のセルが回らない時の対処法

アドレスV125のセルボタンを押してもセルが回らずカッチカッチと音だけ鳴るが、何回か押すとセルが回ってエンジンが掛かる現象は経年劣化が原因で必ず起きるようです。

対処方法としてはスターターリレーを丸ごと交換することです。

アドレスV125のスターターリレー

 アドレスV125のスターターリレーはSもGも同じで、品名はリレーアッシ スターティングモータで型番は31800-33G20-000になります。価格は約4千円です。

それよりも千円程安い台湾SUZUKIの31800D09H52H000という型番は約3千円~です。

Amazonでは4千円~千円台のサードパーティー製の格安スターターリレーが売っています。

実際に購入して交換したのはこちらの商品です↓

純正品と格安スターターリレーの違い

スズキ アドレスV125純正のスターターリレー(写真上)とサードパーティー製の格安スターターリレー(写真下)スズキ アドレスV125純正のスターターリレー(写真上)とサードパーティー製の格安スターターリレー(写真下)

↑純正品とサードパーティー製のスターターリレーの違いは下記の2つです。

  • ヒューズの色とアンペア数
  • ゴム製の土台の穴のサイズが異なる

純正スターターリレー

スズキ アドレスV125純正のスターターリレー(ゴム製土台無し)スズキ アドレスV125純正のスターターリレー(ゴム製土台無し)

↑純正品は10Aのヒューズが装着されています。

格安サードパーティー製スターターリレー

スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(上面)スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(上面)
スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(前面)スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(前面)
スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(背面)スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(背面)
スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(即面)スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレー(即面)
スズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレーのヒューズスズキ アドレスV125用サードパーティー製の格安スターターリレーのヒューズ

↑ヒューズにAの記載はありません。

アドレスV125Gのスターターリレー交換の方法と手順

スズキ アドレスV125のスターターリレーを交換するのは非常に簡単なのでバイク屋に頼まなくても自分で出来ます。

交換の所要時間は5~10分程です

アドレスV125のスターターリレー交換時に必要な工具

スズキ アドレスV125のスターターリレーを交換するのに必要な工具一式スズキ アドレスV125のスターターリレーを交換するのに必要な工具一式

スターターリレーを交換するには下記の工具が必要です。

  • 4mmの六角レンチ
  • 10mmのスパナ
  • プラスドライバー
  • メガネペンチ

4mmの六角レンチはバッテリーボックスの蓋の脱着に使います。

10mmのスパナはスターターリレーのケーブル端子のボルトが硬く閉まっていたときにプラスドライバーだとネジ山をなめてしまうため必要になります。

プラスドライバーはバッテリーの端子の脱着と、スターターリレーの端子の脱着に利用します。

メガネペンチはゴム製の土台を取り外す時に大活躍します。
※素手で取り外すのは大変です。

アドレスV125 スターターリレーの交換手順

スターターリレー交換手順は下記の流れになります。

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  1. バッテリーボックスの蓋を外しバッテリーのケーブルを外す
  2. 古いスターターリレーを外し、ゴム足を付け替える
  3. 新しいスターターリレーを装着してバッテリーのケーブルを接続する

①バッテリーボックスの蓋を外しバッテリーのケーブルを外す

スズキのアドレスV125Gのスターターリレーはステップの部分に搭載されています。

スズキアドレスV125Gのステップ部分にあるバッテリーボックスの蓋スズキアドレスV125Gのステップ部分にあるバッテリーボックスの蓋

ステップ部分にあるバッテリーボックスの蓋を止めているボルトを4mmの六角レンチを使って緩めて蓋を外します。

 
スズキアドレスV125Gのバッテリーのケーブルを外すスズキアドレスV125Gのバッテリーのケーブルを外す

バッテリーにはプラスとマイナスのケーブルが繋がっているので必ずマイナス側の電極から外します。最後にプラス側のケーブルを外します。

マイナス側は黒のケーブル、プラス側は赤いケーブルです

ボルトはプラスドライバーだけで外せます。

②古いスターターリレーを外し、ゴム足を付け替える

スズキアドレスV125Gのスターターリレーのケーブルカプラーを外すスズキアドレスV125Gのスターターリレーのケーブルカプラーを外す

↑ケーブルのカプラーは片側を押すと外れます。

スズキアドレスV125Gのスターターリレーのカバーとケーブルを外すスズキアドレスV125Gのスターターリレーのカバーとケーブルを外す

↑スターターリレーに繋がっているケーブルの端子は非常に堅く閉まっているのでプラスドライバーだとネジ山をなめてしまうので、10ミリのスパナかメガネスパナが必要です。

スターターリレーの樹脂製の半透明カバーは再利用します。

 
スズキアドレスV125Gのスターターリレーのゴム製土台を外す。左が純正で右がサードパーティー製スズキアドレスV125Gのスターターリレーのゴム製土台を外す。左が純正で右がサードパーティー製

↑格安サードパーティー製に付いているゴム製土台は穴の大きさが小さいので、車体側のバッテリーボックス内の凸に刺さらないため固定できません。

なので、古いゴム製土台を新しいスターターリレーに付け替えます。

その際はゴム製土台の穴にメガネペンチを突っ込むと簡単に外すことができます。

③新しいスターターリレーを装着してバッテリーにケーブルを接続する

スズキアドレスV125Gのスターターリレーを装着してバッテリーにケーブルを接続するスズキアドレスV125Gのスターターリレーを装着してバッテリーにケーブルを接続する

↑スターターリレーにケーブルカプラーを接続し、最後にバッテリーにケーブルを付け、バッテリーボックスの蓋を付けて終了です。

バッテリーを外すときはマイナス側が先、バッテリーを取り付けるときはプラス側が先です

これでセルボタン一押しでセルが回るようになります。

まとめ

スズキアドレスV125の格安スターターリレーは最安値のサードパーティー製の互換品で十分です。

先に紹介した工具は必要ですが、10分も掛からずに交換が完了します。
工具は100円ショップで全て購入できます。

当記事を参考にしてもらえれば誰でも簡単にセルボタン一発でエンジンが掛かるようになります。

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