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レビュー

水中マスク曇り止め対策 おすすめと選び方 製品比較&口コミ評判レビュー

曇り止め おすすめ アイキャッチ
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種類の多い水中マスク用の曇り止の中から実体験を通して効果の高かったものや選び方などをレポートします。

今までに数十回とシュノーケリングの実体験を通して本当に効果のあった曇り止め対策も載せています。

実際に使用したことがある曇り止めしか当記事では紹介していません。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 水中マスク用くもり止めの選び方とおすすめを知りたい
  • 実際に海で曇り止めを利用したときの感想を知りたい

曇り止めは超重要

くもり止めは重要です。
なぜならシュノーケリングをする目的が水中観察だからです。
シュノーケリング中に水中マスクが曇ると視界が遮られて水中観察どころの話ではなくなってしまいます。

なので何かしらの曇り止め対策は必須になります。

水中マスクのおすすめと選び方の記事はこちらです↓
水中マスクのおすすめと選び方 製品比較&口コミレビュー

水中マスクが曇る原因は汚れ

水中マスクが曇る原因はレンズ内側に付着した汚れです

  • 油分
  • 皮脂

油分は日焼け止めや化粧品などです。
皮脂は顔や指の油分です。

これらの汚れがマスク内の水蒸気と結合することでレンズ内側がくもります。

なので、水中マスクの曇り止めを防ぐには、水中マスクの内側を綺麗な状態を保つことが前提になります。

唾液や海藻は曇り止め対策になる?

水中マスク内側レンズ表面に付着した汚れと水蒸気が結びつくことが曇りの原因なので、
何もしないよりは、海藻や唾液などに含まれる成分でレンズ内側が曇るのを遅らすことは可能です。

他にもタバコや中性洗剤など曇り止めに代用できそうなものは色々あると思います。

水中マスク用の曇り止めの選び方&購入時のポイント

曇り止めの選び方のポイントは①タイプ、②効果、③持続時間、④価格です。
それぞれ詳しく解説していきます。

①タイプ

水中マスク用の曇り止めは次の2タイプあります。

  • 塗るタイプ
  • フィルムタイプ

塗るタイプ

塗るタイプはシュノーケリングで海に入る直前に利用します。
水中マスクのレンズ内側に数滴たらして指で広げて塗り込みます。
最後に海水で軽くすすぎます。そのときに”軽く洗い流すだけ”というのがポイントです
曇り止め成分がレンズに残っていないと効果がでません。
なので擦ったり、洗いすぎないように注意が必要です。

フィルムタイプ

フィルムタイプは水中マスクのレンズ内側に常時貼り付けておく曇り止めです。
ただし、このフィルムタイプだけでは100%くもらないということではありません。

なぜならフィルム自体に曇り止め効果があるわけではなく汚れや油分を簡単に落としやすくする効果があるだけだからです。

なので、この曇り止めフィルムを貼ってもフィルム自体が汚れていたら曇ってしまいます。

曇り止めフィルムを貼っていても、マスク内側に貼り付けたフィルムに付着した汚れを綺麗にする必要があります。

曇り止めではなく、あくまでも曇りにくくなるというのがフィルムタイプの実態です。

TUSA くもり止めフィルム TA200A(左側)とTA0801(右側)TUSA くもり止めフィルム TA200A(左側)とTA0801(右側)

↑TUSAのフィルムタイプの曇り止めはAmazonや楽天などではほとんど販売されていません。実店舗のダイビングショップだと扱っているところが多いです。

②効果

塗るタイプの曇り止めは、水中マスクのレンズ内側に汚れが付着していても、
その上から塗ることで曇るのを防いでくれます。

一方、フィルムタイプは汚れが付着していたら曇ってしまいます。
フィルム自体に曇り止め効果はないからです。
なぜなら、フィルムタイプは汚れが付きにくくなる、汚れを落としやすくするフィルムだからです。

③持続時間

曇り止めの効果は永久ではありません。
液体タイプは1時間~2時間ぐらいしか持ちません。
フィルムタイプは経年劣化で効果が徐々に弱くなってきます。

④価格

塗るタイプは500円から1500円と幅があります。
実際はどれを塗っても効果はほとんど変わりません。

なので、高価が高いほど、曇り止め効果が高いとは限りません。
「最も高価=最も曇り止め効果が高い」とうのは錯覚です。

フォグキッカーをおすすめしない理由

「曇り止め FOG KICKER フォグキッカー」という特殊な液体タイプも過去に使用したことがあります。

結論を先にいうとフォグキッカーはおすすめしません。
確かに曇り止め効果はありますが、水中マスク内側レンズに塗り込む施工がめんどくさすぎるのと、厚く塗り過ぎるとレンズがぼやけるからです。

フォグキッカーをおすすめしない理由は次の3つです

  • 塗布前にレンズの油分を除去する必要がる
  • レンズへの塗布後に乾燥させる必要がある
  • ムラができやすく、厚く塗りすぎるとレンズがぼやける

つまり、他の曇り止め対策と比較してフォグキッカーは手間が掛かりすぎるのがおすすめしない理由です。

曇り止め FOG KICKER フォグキッカーはおすすめしない曇り止め FOG KICKER フォグキッカーはおすすめしない

最強の曇り止め対策はフィルムタイプと塗るタイプの併用

今まであれやこれやと曇り止めを試した結果、個人でできるもっとも効果的な曇り止め対策はフィルムタイプと塗るタイプの曇り止めの併用です。

曇り止め持続時間を長くするためには、油分の除去が必要です。
それに効果的なのはフィルムタイプの曇り止め(正確には油分を落としやすくするフィルム)です。

そして海に入る直前にフィルムタイプの上から塗るタイプの曇り止めを塗ります。

時間を掛けずにもっとも楽にできて、曇り止め効果の高い方法です。

もちろん、レンズ内側に油分が残っていても、その上から塗るタイプの曇り止めを塗っても効果はあります。ですが曇り止め効果が長持ちしません。

過去に実際に試した曇り止め対策

過去に試した曇り止め対策は次のとおりです。

  • レンズ内側を歯磨き粉やコンパウンドで磨いて油分を完全除去する
  • フォグキッカーを塗布
  • フィルムタイプの曇り止めを貼る
  • フィルムタイプと塗るタイプの曇り止めの併用

これらすべて曇り止めには有効ですが、油分を除去するのはけっこう大変です。
なんとか手を抜けないかと色々と試した結果、
時間がかからず楽ちんで効果が高いのは
フィルムと塗るタイプの併用だったというわけです。

フィルムタイプは入手し難いので、無くても大丈夫ですが、
少しでも楽したい場合は検討してみるのもおすすめです。

曇り止め商品比較

Amazonなどで購入できる曇り止めって非常にたくさんの種類があります。
その中でも実際に使用したことのある下記3点を比較しました。

  • フォグキッカー
  • TUSA くもり止め液 TEC52
  • SAS アンティフォグ

フォグキッカーは塗布が大変

フォグキッカーは曇り止め効果は確かにありますが、水中マスクレンズへの塗布と施工が大変すぎるのでおすすめしません。

しかも致命的な欠陥があり、付属のペン先で塗るとムラができて視界がぼやけます。

手軽さ:☆☆☆☆☆ 0点
曇り止め効果:★★★★☆ 4点
持続時間:★★★★☆ 4点
価格:★☆☆☆☆ 1点

TUSA くもり止め液 TEC52は価格が最大のメリット

TUSAの定番の曇り止めです。
サラサラの液体タイプなので持続時間は短いです。
とにかく安価なのが最大のメリットです。
実際の効果は可もなく不可もなくといったところです。

手軽さ:★★★★☆ 4点
曇り止め効果:★★★☆☆ 3点
持続時間:★★☆☆☆ 2点
価格:★★★★★ 5点

SAS アンティフォグは持続時間が長い

SAS アンチフォグは高粘度なので持続時間が長いのが特長です

高価なのが難点です。
塗るタイプの曇り止めの中ではもっともおすすめです。

手軽さ:★★★★☆ 4点
曇り止め効果:★★★★☆ 4点
持続時間:★★★★☆ 4点
価格:★☆☆☆☆ 1点

↓Amazonなどで販売されている「FOGLESS フォグレス曇り止め」も
「SAS アンチフォグ」と曇り止め効果と持続時間はほとんど同じです。

おすすめの曇り止めは「SAS アンチフォグ」

曇り止めに最も大事な効果と持続時間は「SAS アンチフォグ」が一番良かったです。

塗るタイプは粘度が重要です。
粘度が高い(濃い)と曇り止め成分がレンズに付着している時間が長くなるからです。

結局、曇り止めの持続時間が長いと曇り止めの使用回数が減るので、必然的に使用量も減ります。
なので価格は高いですが、費用対効果は一番優れている曇り止めなのでおすすめです。

最大の曇り止め対策はレンズ内側を指で触れないこと

曇り止め対策はの一番大事なポイントは、塗るタイプの曇り止めをレンズ内側に塗った後は指で擦るのはもちろん、レンズに指で触れないことです。

曇り止めをレンズ内側に塗り拡げるときは指を使うのはOKです。

曇り止めを塗布して海水ですすいだ後に指でレンズに触れると、せっかくレンズを覆っていた曇り止め成分が取れてしまいます。
それと同時に指の脂分が付着するので、それが原因となってマスク内側が曇ってしまうことになります。

海水でマスク内側をすすぐときに指を使ってゴシゴシ擦ってしまうのも曇り止め成分が取れて指の脂分を塗り広げてしまうことになるので要注意です。

なので、曇り止めをレンズに塗った後は海水でササっと流すだけにとどめましょう。
曇り止め成分を流し過ぎないのがコツです。

まとめ

個人でできる水中マスクの曇り止め対策は粘度の高い塗るタイプの曇り止め「SAS アンティフォグ」の利用でした。
余裕があるならそれにプラスしてフィルムタイプを貼っておくと完璧です。

数多くある塗るタイプの曇り止めの違いは何かというと持続時間です。

安物は持続時間は短く、高価なのは持続時間は長いです。

価格の差は粘度や濃度の違いです。
言い換えると、高価なものほど粘度と濃度が高く、
安価なものほど粘度と濃度が低いということです。

  • 高価=粘度と濃度が高い=曇り止めの持続時間長い
  • 安価=粘度と濃度が低い=曇り止めの持続時間短い

おすすめの塗るタイプの曇り止めは粘度の高い「SAS アンティフォグ」と、同等品の「FOGLESS フォグレス曇り止め」です

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