沖縄 波照間島のニシ浜(北浜)で個人のビーチエントリーシュノーケリングしたときのようすと感想をレポートします。
「ガイドブックでは絶景ポイントとして紹介されていたけど、実際行ったら絶景じゃなかった」、「浜からの眺めは青い海と白い砂浜で絶景だけど、海に潜ったらサンゴが真っ黒でガッカリ!」なんていう経験はないですか?
そこで、実際に現場に行って、リアルに体験したことだけを記事にしました。
もちろん、海中のようすを撮った写真もたくさん載せています。
なので、この記事を読んでから行けば、後悔することはなくなるはずです。
この記事はこんな人におすすめ!
- 波照間島のニシ浜で実際にシュノーケリングしたときの海中の景観を知りたい
- 波照間島のニシ浜のリアルなサンゴの状態を知りたい
- 波照間島のニシ浜の絶景のようすを知りたい
- シュノーケリングが大好き
この記事を読むことで得られるメリット
- ニシ浜のシュノーケリングでがっかりしなくて済みます
波照間島 ニシ浜の詳細情報
日本最南端の島、波照間島にあるニシ浜(北浜)は波照間島のなかで一番人気の観光名所です。
とくに波照間ブルーと言われる青い海が有名でシュノーケリングスポットとしても人気です。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜海岸 | – |
海岸の長さ | 約800m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 波照間港から徒歩約10分 |
港からの距離 | 約800m | – |
駐車場 | 有り | 無料 |
マリングッズレンタル | 無し | 近隣には無い |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 有り | 無料 |
トイレ | 有り | 無料 |
ロッカー | 有り | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 有り | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | △ | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約75m | – |
波照間島 ニシ浜が人気の理由その1 景観が絶景すぎる
海底の砂浜が白く、海水の色がキレイすぎるんです。
海岸の景観では日本一だと思います。
波照間島 ニシ浜が人気の理由そ2 シャワーなどの施設が充実している
ニシ浜の入り口にはシャワーやトイレ、コインロッカー、休憩所があります。
公共設備として運営されているので無料(コインロッカーは有料)です。
自動販売機は駐車場の上ににあるペンション最南端にあります。
軽食を売っている売店はありません。
シュノーケリング用品のレンタルは近隣には無いので注意してくさい。
屋根付き休憩所
波照間島 ニシ浜が人気の理由そ3 シュノーケリングでウミガメに遭遇できる
ニシ浜の海中の浅瀬は砂地で海藻が多いためシュノーケリングするとウミガメに遭遇することが非常に多いことでも知られています。
しかも1匹ではなく辺り一面に複数のウミガメに出合えることもあります。
とくに午前中のほうがウミガメに遭遇する可能性は高いです。
波照間島 ニシ浜は離岸流もなく安心できるビーチ
ニシ浜のシャワールームの前にある看板にはシュノーケリング時の注意点が書かれていますが、150メートル沖のリーフエッジを西から東までシュノーケリングしましたが強い流れはありませんでした。
ただし、潮目によっては流れが発生する可能性はゼロではありません。
ビーチに監視員はいませんが常に人が多いので不安になる要素は少ないです。
波照間島 ニシ浜の場所
ニシ浜は波照間港から車やバイクで約5分、徒歩で約10分で到着します。
ビーチの前には無料の駐車場があります。
波照間島 ニシ浜の行き方
石垣島の離島ターミナルから高速船フェリーに乗って60分から90分ほどで波照間島に到着します。
乗船時間が違うのは乗る船の種類によって異なるからです。
石垣島から高速船フェリーで波照間島に行く方法は別の記事に書いています↓
旅行記】石垣島から波照間島に行く3つの方法と高速船フェリー3種類を比較!船酔いしにくい方法を解説
波照間港からニシ浜へはずっと右に進むだけ
波照間島の港の大通りを真っすぐに道なりに進み、最初の十字路を右に曲がります。
そのまま道なりに進むとまた右側に曲がり、道なりにすすみます。
そしてふたたび右側に曲がるとニシ浜に到着します。
波照間港からは徒歩10分程です。
波照間港前の大通りを真っすぐ進む ⇒ 右 ⇒ 右 ⇒ 右 ⇒ ニシ浜に到着
波照間島 ニシ浜の駐車場
ニシ浜の手前には無料の駐車場があります。バイクや自転車がたくさん停まっていますが、
自動車はほとんどまったく停車していないのがこのビーチの特長です
なぜなら高速船フェリーから下船してニシ浜までは徒歩で行けるのでレンタカーは不要だからです。
レンタルバイクとレンタルサイクルが圧倒的に多いです。
ニシ浜の駐車場に駐車している車両の比率は自転車7:バイク2:車1です。
波照間島 ニシ浜 ビーチからの景観
ここからは波照間島のニシ浜のビーチ周辺からみた海の景観です。
波照間島 ニシ浜のビーチ
波照間島 ニシ浜 沖の防波堤跡
↑ニシ浜の西側の砂浜から50m程の沖に昔の防波堤の跡があります。
シュノーケリングで泳いで上に登ることができますが波が高いと身体をぶつけてしまう可能性があるので注意してください。
潮位にもよりますが浅瀬がこのあたりまで続いていいるので歩いてくることもできますが泳いで行った方が早いです。
波照間島 ニシ浜のリーフエッジでシュノーケリング
ニシ浜はビーチがとてもキレイな場所で有名です。
実はそれ、あくまでも海上の景観の話です・・
海中は・・
波照間島 ニシ浜の海中のようす
ニシ浜の浅瀬の海底は砂地のため魚もサンゴもありません。
海岸から50メートル以上進んだ場所にサンゴがあります。
その途中では魚もサンゴにも遭遇しませんでした。
ニシ浜 沖のサンゴは壊滅している
他の誰もシュノーケリングしていないので不思議でしたが、
海岸から80m以上離れていて遠いからここまで来ないのだと思っていましたが。。
実際はサンゴが死滅していて海中の景観が酷い状況なので誰もわざわざ沖にまできてシュノーケリングしないことがわかりました。
下記写真の白化したサンゴ礁がある場所は砂浜から沖に約150メートル進んだ、水深3~5メートル位のリーフエッジ近辺です。
このようにほぼすべてのサンゴが死んで壊滅(白化)している状態です。
まとめ
ニシ浜の休憩所にいた地元のおじさんから聞いた話によると、海中のサンゴが黒くなったのは台風がこなかったからだと言っていました。
ニシ浜のサンゴは2015年ごろから黒くなっているそうです。
つまり台風が来なかったことで海水温が上昇し、サンゴが白化してしまい、死んだサンゴが藻に覆われて黒く見えているというわけです。
でもこうして写真で見ると海中の景観のポテンシャルは計り知れないものを感じます。
真っ白の砂地に映えるブルーの海水。
この海水のおかげで、黒くなっているサンゴが映った海中の景観でもキレイと思えてしまいます。
若干ですが、小さいサンゴが生えてきていたので、数十年後には色鮮やかなサンゴの色が完全に復活しているのではないでしょうか。今後に期待です。
ちなみに、ニシ浜の中央あたりの浅瀬に生えている海藻をたくさんのウミガメが食べていました。
海の中の景観は残念な部分がありますが、
海の上は絶景なのでニシ浜は波照間島で一番のおすすめスポットです。
ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
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この記事の写真は2020年9月22日に撮影しています。