沖縄

【旅行記】渡嘉敷島への行き方

沖縄 慶良間諸島の渡嘉敷島への行き方を説明します。

那覇空港から渡嘉敷島までの行きかたをすべて網羅しているので、
この記事を見るだけで渡嘉敷島まで迷わずにいくことが可能です。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 渡嘉敷島への移動手段を知りたい
  • 渡嘉敷島への船の乗船チケットの予約方法と購入方法を知りたい

渡嘉敷島への移動手段

渡嘉敷島は空港が無いので飛行機ではいけません。※ヘリポートはあります。

渡嘉敷島への移動手段は次の4つです。

  1. 高速船「マリンライナーとかしき」
  2. フェリーとかしき
  3. チャータ船
  4. ヘリコプター(ヘリタクシー)
所要時間片道料金
①高速船35~40分2630円
②フェリー1時間10分1790円
③チャータ船1時間3万円
④ヘリコプター15分9万9千円


それぞれの移動手段を詳しく解説していきます。

①高速船「マリンライナーとかしき」

泊ふ頭旅客ターミナル、通称「とまりん」の泊港北岸から乗り降りします。

高速船を利用するメリットは1日に最低2便あるので日帰りが可能であること、出発時間が早く所要時間が短いので、渡嘉敷島での滞在時間が長くなることが挙げられます。

一方、デメリットは運賃がフェリーに比べて高いこと、船が小さいので悪天候時は欠航しやすく揺れやすいこと、定員数が少ないので満席になりやすこと、乗場が北岸にあるため「とまりん」から遠いことです。

マリンライナーとかしきの良いところ

  • 1日に2便~3便ある
  • 泊港の出発時間が9時と早い
  • 所要時間が短い

マリンライナーとかしきの悪いところ

  • 悪天候時に欠航しやすい
  • 揺れやすい
  • 満席になりやすい
  • 泊港の乗場が遠い
  • 所要時間:約35分
  • 運賃:大人1人
    片道 2630円 (消費税と環境協力税込)
    往復 4910円 (消費税と環境協力税込)

高速船「マリンライナーとかしき」の時刻表

夏時間運航03月01日~09月30日

便泊港発渡嘉敷港着渡嘉敷港発泊港着
109:0009:4010:0010:40
216:3017:1017:3018:10

冬時間運航10月01日~02月末日

便泊港発渡嘉敷港着渡嘉敷港発泊港着
109:0009:4010:0010:40
216:3016:4017:0017:40

高速船「マリンライナーとかしき」の予約方法

電話で予約できます。

渡嘉敷村船舶課 那覇連絡事務所
予約受付電話番号:098-868-7541
受付時間10:00~17:00
※土日でも対応しているようです。
※「フェリーとかしき」の電話予約もできます。

土曜日出発の1便(9時00分泊港発)は人気なので早めに予約するのが無難です。

予約はWebでも出来ますが、電話でするのがおすすめです。
なぜなら、Webで予約しても、乗船日に券売所に並ぶ必要があるからです。
つまり、電話予約とWeb予約は渡嘉敷村へ船の席を確保するための伝達方法が違うだけで、それ以外(以降)のプロセスはまったく同じだからです。

強いて言えば、Webで予約するメリットは電話代がかからないことぐらいです。

本当にそれ以外にWebで予約するメリットはありません。

Web予約の最大のデメリットは必要事項をすべて入力するのに時間がかることです。
予約番号を控えておいて、当日の乗船券購入時に記入する申し込み用紙に、予約番号を記載しないといけません。

高速船「マリンライナーとかしき」実際のWeb乗船予約画面高速船「マリンライナーとかしき」実際のWeb乗船予約画面

予約番号はTKからはじまる8桁の数字です。

電話予約でも最後に口頭で予約番号を告げられるので結局は同じです。

ちなみに、船に空席がある場合は予約番号は乗船券購入時にはきかれません。
ただし、繁忙期などで満席状態だと予約番号は必須になるので、必ず控えておく必要があります。

利用人数と代表者名と電話番号を伝えるだけで済む電話予約のほうがはるかに楽です。

②フェリーとかしき

泊ふ頭旅客ターミナル、通称「とまりん」の目の前から乗り降りします。
慶良間諸島行の船舶の中では「とまりん」から乗場が一番近いです。

カーフェリーなので船尾から車やバイクを格納できるので、那覇でレンタルしたバイクや来車を渡嘉敷に持っていくことができます。

まあ、渡嘉敷島はレンタカーやレンタルバイクは充実しているので利用する機会はほとんどないでしょう。

車やバイクの積載は地元の人しか利用しないと思います。

「フェリーとかしき」を利用するメリットは高速船の「マリンライナーとかしき」とくらべて、客席定員数が多いので満席になることはめったにないこと。
それと、船が大きいので悪天候時に欠航しにくいのと、揺れにくいので酔いにくいこと、運賃が安いことが挙げられます。

一方、デメリットは1日1便なのと、所要時間が高速船の2倍かかることです。
日帰りする場合、帰りは必ず高速船を利用することになります。
※渡嘉敷島は日帰りでも十分満喫可能です。多くても1泊2日で十分です。

フェリーとかしきの良いところ

  • 満席になりにくい
  • 悪天候時に欠航しにくい
  • 揺れにくい
  • 運賃が安い
  • 泊港の乗場が近い

フェリーとかしきの悪いところ

  • 1日1便しかない
  • 所要時間が長い
  • 所要時間:約70分
  • 運賃:大人1人
    片道 1790円 (消費税と環境協力税込)
    往復 3310円 (消費税と環境協力税込)

「フェリーとかしき」の時刻表

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夏時間運航03月01日~09月30日

便泊港発渡嘉敷港着渡嘉敷港発泊港着
110:0011:1016:0017:10

冬時間運航10月01日~02月末日

便泊港発渡嘉敷港着渡嘉敷港発泊港着
110:0011:1015:3016:40

「フェリーとかしき」の予約方法

電話またはWebで予約できます。おすすめは電話予約です。

渡嘉敷村船舶課 那覇連絡事務所
予約受付電話番号:098-868-7541
受付時間10:00~17:00
※土日でも対応しているようです。
※「マリンライナーとかしき」も予約できます。

③チャータ船

海上(マリン)タクシーと呼ばれています。
海上タクシーかりゆし(090-7456-3796)が運航しています。

定員が室内6名、外席5名(12名)と船が小さいので、
少しの波でも出港が中止になる可能性が高いです。
当然、台風で波が高いときは利用できません。

なので、利用する場面はフェリーや高速船に乗り遅れたときなどです。

  • 所要時間は1時間で那覇と渡嘉敷島間を移動できます
  • 運行時間 8:00~16:00最終出航時間

乗合にすると1人当たりの料金が割安になります↓

人数1人あたりの料金
1人利用時片道:3万円/往復:5万円
2人利用時片道:1万5千円/往復:2万5千円
3人利用時片道:1万円/往復:1万7千円
4人利用時片道:7千5百円/往復:1万2千5百円
5人利用時片道6千円/往復1万円
6人利用時片道5千円/往復8千5百円

※家族やグループで行く場合は何人で利用しても総支払額は片道3万円です。

④ヘリコプター(ヘリタクシー)

那覇空港から渡嘉敷島ヘリポートまで移動できます。
エクセル航空(098-857-7563 営業時間 09:00~17:30)が運航しています。

  • 所要時間は片道15分 那覇空港~渡嘉敷島ヘリポート
  • 運行時間 10:00~16:30
  • 最大5名まで利用できます
  • 正規の貸切料金は片道税込9万9千円

なので、大急ぎで飛行機に間に合わせたい場合や、定期船が欠航した場合に利用できます。
チャータ船と同じく乗合すると1人あたりの料金が安くなります。
5名利用時は1人あたり2万円で利用できることになります。

次の条件に一つでも該当する場合は補助適用時の貸切料金で利用できます。

  • フェリーとかしき or マリンライナーとかしき が欠航した場合
  • フェリーとかしき or マリンライナーとかしき が運航時間を変更した場合

補助適用時の片道の貸切料金は税込3万3千円になります。
正規料金の三分の一です。

高速船とフェリーの乗船券購入場所

「マリンライナーとかしき」と「フェリーとかしき」は同じ乗船券売り場(窓口)で購入できます。

「マリンライナーとかしき」の乗船券購入場所は各港にある1か所だけです。

高速船「マリンライナーとかしき」の乗船チケット購入場所

「マリンライナーとかしき」乗船券の購入場所です。

泊港での購入場所※次の2か所で購入できます

  1. 「とまりん (泊ふ頭旅客ターミナル)」内の乗船券売り場
  2. 泊ふ頭北岸 「マリンライナーとかしき」停泊場所前の乗船券販売所

渡嘉敷港での購入場所

  1. 渡嘉敷港旅客ターミナル内のチケット売り場

「フェリーとかしき」の乗船チケット購入場所

「マリンライナーとかしき」の乗船券購入場所です。

泊港での購入場所

  1. 「とまりん (泊ふ頭旅客ターミナル)」内の乗船券売り場

渡嘉敷港での購入場所

  1. 渡嘉敷港旅客ターミナル内のチケット売り場

泊港(とまりん)

泊港とまりん(泊ふ頭旅客ターミナル)の乗船券売場泊港とまりん(泊ふ頭旅客ターミナル)の乗船券売場

とまりん1階の乗船券売り場で購入できます。

泊ふ頭北岸 「マリンライナーとかしき」停泊場所前の乗船券販売所

高速船「マリンライナーとかしき」に限ってはもう一か所でも購入可能です。
泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にあるチケット売り場で出港1時間前から購入できます。

泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にある「マリンライナーとかしき」の乗船券売場泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にある「マリンライナーとかしき」の乗船券売場

渡嘉敷港

渡嘉敷島側での乗船券売り場は渡嘉敷港旅客待合所内の一か所だけです。

渡嘉敷港旅客待合所渡嘉敷港旅客待合所
渡嘉敷港旅客待合所内にある乗船券売場渡嘉敷港旅客待合所内にある乗船券売場

高速船とフェリーの乗船券購入方法

乗船券購入窓口の手前のテーブルに渡嘉敷島 乗船券申込書があるので、そちらに記入してから窓口に並びます。

乗船券申込書には氏名と電話番号だけの記載で購入出来ました。

渡嘉敷島 乗船券申込書渡嘉敷島 乗船券申込書

那覇空港から泊港とまりん(泊ふ頭旅客ターミナル)への行き方

那覇空港から「とまりん」までの行きかたは別の記事で超詳細に説明しています。
※帰り(泊港(とまりん)→那覇空港)の体験談も書いていますので参考にしてください。
那覇空港から泊港フェリーターミナル(とまりん)への行き方 完全版

那覇空港から泊港フェリーターミナル(とまりん)への行き方 完全版沖縄の那覇空港から「とまりん」(泊ふ頭旅客ターミナル)までの行きかたをすべて網羅しているので、 この記事を見るだけで「とまりん」まで迷...

まとめ

渡嘉敷島へ行く方法で一番のおすすめは高速船「マリンライナーとかしき」です。

日帰りで効率よく渡嘉敷島を周りたい場合は時間が大事になってくるからです。

早く着いて(9:40着)、遅く帰る(17:30発)ためには、高速船で行くのが最適です。

渡嘉敷島は慶良間諸島では最大の面積がある大きな島ですが、1泊2日で主な観光スポットをすべて訪れることも可能です。

那覇泊港から那覇空港までの行き方を別記事にまとめていますので参考にしてください。
那覇空港から泊港フェリーターミナル(とまりん)への行き方 完全版