沖縄県 慶良間諸島 阿嘉島にある「さんごゆんたく館」を訪れた時のようすを感想もまじえて解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- さんごゆんたく館の内部の様子が知りたい
さんごゆんたく館の詳細情報
さんごゆんたく館(慶良間諸島国立公園ビジターセンター)は阿嘉島にある無料の観光案内所兼展示施設です。2018年3月にオープンしています。
環境庁と座間味村、観光協会が運営しています。
営業時間は9:00〜17:00 年中無休
高速船やフェリーの乗場に近いので待ち時間に利用するのも丁度良いです。
「ゆんたく」とは沖縄の方言で「おしゃべり」のことです
荷物を預けることができる
有料ですが大きな荷物を預けることができるので、日帰りで阿嘉島を訪れた際は積極的に利用することができます。
さんごゆんたく館の手荷物預かり料金
サイズによって料金が異なります。
- サイズ大(3辺合計130cm以上):600円
- サイズ中(3辺合計91~129cm):400円
- サイズ小(3辺合計90cm以内):200円
朝の9時前だと閉館しているので、阿嘉港の客船待合所内にあるコインロッカーを利用したほうが便利です。
ちなみに、どちらに預けても同じ料金です。
さんごゆんたく館の場所
阿嘉港からさんごゆんたく館までは徒歩で2分ほどで到着します。
さんごゆんたく館の行き方
さんごゆんたく館は阿嘉港から阿嘉ビーチに向かう道の途中にあります。
港からは一本道なので迷うことはありません。
さんごゆんたく館のようす
さんごゆんたく館の外部と内部ようすです。
さんごゆんたく館の外観
↑入り口前には屋根付き休憩所がありますが、さんごゆんたく館の中のほうがエアコンが効いていて涼しいです。
↑休憩所の横には阿嘉島、慶留間島、外地島の地図が設置されています。
さんごゆんたく館の内観
↑出入口の前にはテーブルが4卓程置いてあるので休憩できます。
↑入って左側には阿嘉島の観光案内の窓口があり人がいます。
英語や中国語、日本語、韓国語、スペイン語、フランス語で書かれた座間味村の案内パンフレットやルールブックが置いてあります。
館内で販売しているブルーシールアイスは下記の4種類で1個300円。
- 塩ちんすこう
- バニラ
- マンゴー
- シークヮーサーシャーベット
さんごゆんたく館の展示物
さんごゆんたく館内の展示物は10分ほどで見ることができるボリュームです。
↑阿嘉島と慶留間島の集落の詳細地図と展望台の場所が書かれています。
↑こちらのパネルには当日の干満時間や日の出と日の入り時間が書かれています。
↑慶良間諸島の島々を形成している岩石の写真と実物、慶良間諸島の成り立ちの図が展示されています。
↑慶留間島の唯一の観光スポットである高良家住宅の見取り図と概要説明のパネルが展示されています。
↑「重要文化財 高良家住宅」展示パネルの下には高良家住宅の縮小模型が展示されています。
↑阿嘉島の年間を通しての伝統行事の説明パネルと写真が展示されています。
↑阿嘉島の海岸に流れ着いた下記の漂着物が展示されています。
- ガラス片、ペットボトル、マイクロプラスチック、プラスチック類、コブシメの甲、ヤシの実、カイメン類、軽石、アダンの実
以上がさんごゆんたく館内の全ての展示物です。
まとめ
館内は清潔でエアコンが効いているので居心地は良いです。
展示物はサンゴに関する事柄が過半数を占めるので、興味がない人にとっては訪れるメリットはほとんどありません。
いっぽうで、高良家住宅の平面図が展示されているのはここだけです。おそらく宣伝目的でさんごゆんたく館内に設置されているようです。同じ平面図の案内板を現地にも展示して欲しいです。
- さんごゆんたく館は港からすこし距離があるので利用者は少ない
- 荷物を預ける場合は時間に関係なく取り出せる客船待合所内のコインロッカーを利用したほうが便利