座間味島と阿嘉島への行き方

沖縄 慶良間諸島の座間味島と阿嘉島への行き方を説明します。

那覇空港から座間味島と阿嘉島までの行きかたをすべて網羅しているので、
この記事を見るだけで迷わずに行くことが可能です。

座間味島と阿嘉島への移動手段

座間味島と阿嘉島は飛行機ではいけません。※ヘリコプターで行くことは可能です。

座間味島と阿嘉島への移動手段は次の4つです。

1. 高速船「クィーンざまみ」
2. フェリーざまみ
3. チャータ船
4. ヘリコプター(ヘリタクシー)

それぞれの移動手段を詳しく解説していきます。

①高速船「クィーンざまみ」

高速船を利用するメリットは1日に2～3便あるので日帰りが可能であること、出発時間が早く所要時間が短いので、各島での滞在時間が長くなることが挙げられます。

一方、デメリットは運賃がフェリーに比べて高いこと、船が小さいので悪天候時は欠航しやすく揺れやすいこと、定員数が少ないので満席になりやすことです。

高速船の1便は朝9時に那覇の泊港を出港して10時には座間味島に到着します。
1日の時間をフルに利用できるので、この1便が最も人気があり、7月や8月は満席で乗れない可能性もあります。

高速船「クィーンざまみ」の時刻表

月によって運行ダイヤが変更されるので必ず座間味島の公式サイトから確認してください。

2022年7月のクィーン座間味の運航ダイヤ

高速船「クィーンざまみ」の予約方法

予約方法は次の2つです。

• 電話番号
• Web予約 (クレジットカードで料金先払い必須)

電話で予約する場合は

座間味村役場那覇出張所
予約受付電話番号:098-868-4567
受付時間10:00～17:00
※念中無休なので土日でも対応しています。
※「フェリーざまみ」の電話予約もできます。

土曜日出発の1便(9時00分泊港発)は人気なので早めに予約するのが無難です。

予約はWebでも出来ますが、電話でするのがおすすめです。
なぜなら、Webで予約しても、乗船日に券売所に並ぶ必要があるからです。
つまり、電話予約とWeb予約は船の席を確保するための伝達方法が違うだけで、それ以外の必要なプロセスはまったく同じだからです。

強いて言えば、Webで予約するメリットは電話代がかからないことぐらいです。

本当にそれ以外にWebで予約するメリットはありません。

Web予約の最大のデメリットは、クレジットカードで先払いが必須なのと、個人情報等の必要事項をすべて入力するのに時間がかることです。

予約番号を控えておいて、当日の乗船券購入時に記入する申し込み用紙に、予約番号を記載しないといけません。

ちなみに、予約番号は船に空席がある場合、乗船券購入時に伝える必要はありません。
ただし、満席状態だと予約番号は必須になるので、必ず予約番号は控えておく必要があります。

利用人数と代表者名と電話番号を伝えるだけで済む電話予約のほうがはるかに楽です。

②フェリーざまみ

泊ふ頭旅客ターミナル、通称「とまりん」の目の前から乗り降りします。
慶良間諸島行の船舶の中では「とまりん」から乗場が2番目に近いです。
※1番近いのはフェリーとかしき。

カーフェリーなので船尾から車やバイクを格納できるので、那覇でレンタルしたバイクや来車を渡嘉敷に持っていくことができます。

2人乗り可能な125ccのバイク(原動機付自転車扱い)なら片道790円、往復で1580円です。

座間味島はレンタルバイク屋が3軒程あるのでフェリーで運ぶ機会はほとんどありませんが、問題は阿嘉島です。

阿嘉島にはレンタルバイク屋が1件しかないので、阿嘉島を1周したり、1泊以上する場合は那覇でレンタルバイクを借りて、フェリーざまみで阿嘉島に運んだほうが良い場合が多いです。

「フェリーざまみ」を利用するメリットは高速船の「クィーンざまみ」とくらべて、客席定員数が多いので満席になることはめったにないこと。
それと、船が大きいので悪天候時に欠航しにくいのと、揺れにくいので酔いにくいこと、運賃が安いことが挙げられます。

一方、デメリットは1日1便なのと、所要時間が高速船の約2倍かかることです。

「フェリーざまみ」の時刻表

2022年7月のフェリーざまみの運航ダイヤ

「フェリーざまみ」の予約方法

電話またはWebで予約できます。おすすめは電話予約です。

• 電話番号
• Web予約 (クレジットカードで料金先払い必須)

電話で予約する場合は

座間味村役場那覇出張所
予約受付電話番号:098-868-4567
受付時間10:00～17:00
※念中無休なので土日でも対応しています。
※「クィーンざまみ」の電話予約もできます。

③チャータ船

海上(マリン)タクシーと呼ばれています。
海上タクシーかりゆし(090-7456-3796)が運航しています。

定員が室内6名、外席5名(12名)と船が小さいので、
少しの波でも出港が中止になる可能性が高いです。
当然、台風で波が高いときは利用できません。

なので、利用する場面はフェリーや高速船に乗り遅れたときなどです。

乗合にすると1人当たりの料金が割安になります↓

④ヘリコプター(ヘリタクシー)

那覇空港から慶良間空港まで移動できます。
エクセル航空(098-857-7563 営業時間 09:00～17:30）が運航しています。

大急ぎで移動したい場合や、定期船が欠航した場合に利用できます。
チャータ船と同じく乗合すると1人あたりの料金が安くなります。
5名利用時は1人あたり2万5千円程で利用できることになります。

高速船とフェリーの乗船券購入場所

「クィーンざまみ」と「フェリーざまみ」は同じ乗船券売り場(窓口)で購入できます。

「クィーンざまみ」の乗船券購入場所は各港にある1か所だけです。

高速船「クィーンざまみ」の乗船チケット購入場所

「クィーン座間味」乗船券の購入場所です。

「フェリーとかしき」の乗船チケット購入場所

「クィーン座間味」の乗船券購入場所です。

那覇泊港(とまりん)

泊港とまりん(泊ふ頭旅客ターミナル)の乗船券売場

とまりん1階の乗船券売り場で購入できます。

泊ふ頭北岸 「クィーンざまみ」停泊場所前の乗船券販売所

高速船「クィーンざまみ」に限ってはもう一か所でも購入可能です。
泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にあるチケット売り場(泊ふ頭北岸船客待合所)で出港1時間前から購入できます。

泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にある「クィーンざまみ」の乗船券売場(右側の建物)

泊港北岸の高速船が停泊している場所の前にある「クィーンざまみ」の乗船券売場(泊ふ頭北岸船客待合所)

阿嘉港

阿嘉島側での乗船券売り場は阿嘉港フェリーターミナル内の一か所だけです。

阿嘉港フェリーターミナル内にある乗船券売場

座間味港

座間味島側での乗船券売り場は座間味港旅客待合所内の一か所だけです。

座間味港旅客待合所内にある乗船券売場

高速船とフェリーの乗船券購入方法

乗船券購入窓口の手前のテーブルに乗船申込書があるので、そちらに記入してから窓口に並びます。

乗船券申込書には氏名と電話番号だけの記載で購入出来ました。

フェリーざまみ・クィーンざまみ 乗船申込書

座間味島と阿嘉島の村内航路

座間味島と阿嘉島の間を移動する村内航路「みつしま」

座間味島と阿嘉島の間を移動するには村内航路の「みつしま」を利用すると格安で移動することができます。

渡嘉敷島に行くことも可能です。

村内航路「みつしま」の料金

大人片道 150円。子供は半額です。

座間味島の乗場はクィーンざまみの隣りです。

村内航路「みつしま」の時刻表

月によって運行ダイヤが変更されるので必ず座間味島の公式サイトから確認してください。

みつしま村内航路　ケラマ航路ダイヤ　3月～10月

那覇空港から泊港とまりん(泊ふ頭旅客ターミナル)への行き方

那覇空港から「とまりん」までの行きかたは別の記事で超詳細に説明しています。
※帰り(泊港(とまりん)→那覇空港)の体験談も書いていますので参考にしてください。
那覇空港から泊港フェリーターミナル(とまりん)への行き方 完全版

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まとめ

座間味島・阿嘉島へ行く方法で一番のおすすめは高速船「クィーンざまみ」です。

日帰りで効率よく座間味島または阿嘉島を周りたい場合は時間が大事になってくるからです。

早く着いて(9：50着)、遅く帰るためには、高速船で行くのが最適です。

座間味島・阿嘉島は見どころの多い島ですが、1泊2日で主な観光スポットをすべて訪れることも可能です。

那覇泊港から那覇空港までの行き方を別記事にまとめていますので参考にしてください。
那覇空港から泊港フェリーターミナル(とまりん)への行き方 完全版