GoPro10用の純正とサードパーティー製のバッテリーと充電器を比較してみました。
旅行でGoProを利用するときには予備のバッテリーは沢山あったほうが安心です。
そこでバイクで沖縄などの離島を一周したときに実際に利用したGoProのバッテリーと充電器の使い心地や感じたことを書いています。
Amazonで販売されているGoPro用格安バッテリーの品質は大丈夫なのか不安だと思うので実際に利用して確認してみました。
この記事はこんな人におすすめ!
- 純正バッテリー充電器と格安サードパーティー製の違いを知りたい
- 両者の性能の違いを知りたい
- おすすめのバッテリーと充電器が知りたい
先に結論を言います。
バッテリーは純正品のほうがおすすめ。
充電器は屋外での利用に限ってはサードパーティー製がおすすめです。
当記事ではその根拠を中心に書いています。
純正品のほうがおすすめな理由
サードパーティー製と純正を比較した場合、
純正のほうがおすすめな理由をバッテリーと充電器それぞれについて記載しました。
純正バッテリーをおすすめする理由
サードパーティー製格安バッテリーの品質は昔と比べてずいぶんと向上していて、持続時間に大差はなくなっています。
ですが、安心感においては純正品のほうが上になるのでおすすめです。
なぜなら、発火したり爆発する可能性はサードパーティー製のバッテリーよりもはるかに低いからです。
くわえて、純正バッテリーの持続時間のほうが心理的に若干長く感じます。
純正充電器をおすすめする理由
サードパーティー製のバッテリーの品質は昔と比べて良くなっていますが、
サードパーティー製の充電器の品質は向上していません。
作りが雑で、LEDランプの充電中や充電完了のランプの点灯も正確ではなかったりします。
それが、純正の充電器をおすすめする理由です。
最強なのは純正バッテリーとサードパーティー製充電器の組み合わせ
充電器もバッテリーも純正品のほうがおすすめです。とはいえ、
使用する環境によっては、必ずしもそうとは言えません。
屋内で充電するときは純正の充電器でも大丈夫なのですが、屋外で充電するときには純正の充電器には蓋が付いていないので、充電中に充電器からバッテリーが外れやすくなります。
最強の充電器はサードパーティー製の蓋付き充電器
屋内だけで利用する場合はバッテリと充電器の両方とも純正品がベストですが、
旅先で移動が多い場合だと、サードパーティー製の蓋付き充電器が最強の選択になります。
蓋付きというのがポイントで、純正の充電器は水平状態を維持しないと充電中にバッテリーが充電器から抜けてしまい充電されなくなることが多いからです。
例えば、屋外ではリュックサックなどの中でバッテリーを充電することが多くなるので、
リュックの中で充電器がひっくり返ってしまうと充電器からバッテリーが外れて充電が止まってしまいます。
純正の充電器が利用できるのは水平な場所だけです。
水平が維持できない場所で充電する場合は蓋付き充電器を利用するのがベストです。
蓋が付いている充電器だとバッテリー充電中に充電器がリュックの中で動き回ってもバッテリーが充電器から外れることは一切ありません。
モバイルバッテリーと充電器をつなぐ給電用のUSBケーブルが外れない限り充電が止まることはありません。
安心感では純正バッテリーが一番
GoPro5、6、7、8用のサードパーティー製バッテリーの品質は酷かったのは確かです。
ですが、GoPro9用のバッテリーからはずいぶんと改善されているのも確かです。
とはいえ、心理的な安心感では純正バッテリーが一番です。
サードパーティー製バッテリーは予備として携帯するのがおすすめ
純正バッテリーはサードパーティー製のバッテリーと比較すると価格が2~3倍ほど高いので、状況によって携帯するバッテリーを変えるのがおすすめです。
例えば、シュノーケリング時に防水ケースに入れて持ち運びする場合は安価なサードパーティー製のバッテリーにします。
そうすることで万が一の浸水に備えることができます。
もしくは普段の撮影時は純正バッテリーだけを利用して、サードパーティー製のバッテリーは予備バッテリーとして携帯するだけといった運用方法もおすすめします。
旅先でのバッテリーローテーション
旅先で必要なGoPro用バッテリーの必要個数とローテーションについて考察します。
結論:バッテリーは4本用意すればローテーションすることが可能です。
旅先で利用するのに最適なサードパーティー製の3個同時に充電可能な蓋付き充電器を利用するのが前提になります。
GoProの動画撮影時間を1時間とします。
GoPro9からはバッテリー容量が1220mAhから1720mAhに増えているので実際に1時間撮影可能です。
バッテリーは3時間でフル充電されます。
充電器はバッテリーを3個同時に充電可能です。
Gopro本体にバッテリーは1個入っています。
以上の状態で実際の利用場面を想定してみます。
バッテリーは4本あれば切れ目なく連続撮影可能
GoPro本体側のバッテリーが切れたので、
充電器でフル充電されたバッテリーと入れ替えます。
この時点でフル充電されたバッテリーの個数は充電器側に2個、
GoPro本体側に1個です。
フル充電されたバッテリーは合計3個なので現状で3時間撮影可能です。
さきほどの切れた現在充電中のバッテリー1個は3時間でフル充電されるので、
途切れることなくバッテリーのローテーションを行うことが可能になります。
以上のことからバッテリーが最低4本あれば途中で切れ目なく連続撮影できます。
充電器に給電するモバイルバッテリーの必要容量
旅先の屋外で充電するにはモバイルバッテリーが必要です。
おすすめのモバイルバッテリー容量は10000mAhです。
実際に旅先では20000mAhのモバイルバッテリーを長いこと利用していましたが、
容量の半分以上減ったことがありません。
なので、10000mAhの容量で十分です。
20000mAhのモバイルバッテリーだとGoPro10用のバッテリーを10回以上フル充電できます。
10000mAhだと半分の5回フル充電可能です。
時間にするとフル充電済みの4個(1個あたり1時間撮影可能なので4時間)があるので、
モバイルバッテリーの容量の10回分(10時間)との合計14時間も撮影することができます。
1人でGoProを1台を使用する場合は14時間撮影することはなんてまずないと思います。実際に不可能でした。
なので、1日にGoPro1台しか使用しない場合は、重量が軽くて持ち運びが楽な10000mAhの容量のモバイルバッテリー1個あれば大丈夫です。
純正とサードパーティー製のバッテリーと充電器比較
比較したのは
①GoPro公式サイトで購入したデュアルバッテリーチャージャーと
②Amazonで購入したサードパーティー製の蓋付き充電器とバッテリー3個のセットです。
なお、バッテリーの充電時間はどちらの充電器を利用してもほとんど変わりません。
給電用ケーブルのポートはどちらもUSB-Cです。
①GoPro純正デュアルバッテリーチャージャー
- 価格:6000円~7000円位
- 同梱バッテリー個数:1個
- 同時充電可能数:2個
GoPro Supercharger(国際デュアルポートチャージャー)AWALC-002というACアダプタ(約7000円) を使用すれば充電時間を最大で38%高速化することができますが、コンセントが必要なため、屋外では使用できません。
↑充電中のLEDランプはオレンジ色です。
フル充電されると緑色に変わります。
②Amazonで購入したサードパーティー製の蓋付き充電器とバッテリー3個のセット
- 価格:4000円~5000円位
- 同梱バッテリー個数:3個
- 同時充電可能数:3個
充電が完了してもLEDランプが赤いまま変わらないハズレ品を引いてしまいました。
LEDランプの点灯不良だけで、きちんと充電は出来ているので返品はしませんでした。
↑充電中のLEDランプは赤色です。
フル充電されると緑色に変わります。
まとめ
純正とサードパーティー製の性能の違いはほとんどありません。
安心感の違いだけです。
充電器の使い勝手の良さはサードパーティー製の圧勝です。
サードパーティー製バッテリーに不安がある場合は蓋付きの充電器のみ販売されているのでバッテリーは純正バッテリーを使用して、充電器はAmazonで単品販売されている蓋付きのを購入して使用するのがもっともおすすめです。
充電器だけ単品で購入すると割高なので、充電器とバッテリー3個付きのセット品を購入して、予備バッテリーにするのもおすすめです。
ちなみに純正のバッテリーはサードパーティー製の充電器でも問題なく充電できます。
バッテリーは純正がおすすめ!
充電器はサードパーティー製の蓋付きがおすすめ!
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