沖縄県 西表島のピナイサーラの滝を個人で陸路からトレッキングで挑戦したときに大失敗したときのようすや感想をレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 西表島のピナイサーラの滝を個人で陸路からトレッキングする場合の注意点を知りたい
- ツアーを使わずにに個人でピナイサーラの滝に行くことを検討している人は必見です!
- ピナイサーラの滝の詳細情報
- ピナイサーラの滝まで陸路の駐車場からトレッキング
- ピナイサーラの滝近くにある陸路の駐車場の場所
- ピナイサーラの滝近くの駐車場からトレッキング開始
- テドウ山登山口がみつからない
- マレー川を遡上トレッキング
- まとめ
ピナイサーラの滝の詳細情報
西表島の北岸近くに位置するテドウ山から北に流れ下るヒナイ川の中程にある滝で、
落差54mは沖縄県第1位です。
ツアーを利用せずに個人でピナイサーラの滝に行くには大きくわけて2つあります。
- 干潮時にヒナイ川を遡上する方法
- 陸路の駐車場から行く方法
当記事は②の陸路の駐車場から行く方法です
ピナイサーラの滝まで陸路の駐車場からトレッキング
当記事は陸路の駐車場から行くルートでの失敗談になります。
ただし、当記事を最後まで見ても私のようにピナイサーラの滝にたどり着けない可能性はあります。
そして、この記事を最後までみてもピナイサーラの滝にいく道のりの詳細はわからないです。
でも、当記事を見ることで同じ失敗をしなくて済みますし、対策も出来るはずです。
なお、個人でピナイサーラの滝に行く方法のもう一方の、干潮時にヒナイ川を遡上する方法についての詳しい行き方はGoogleで「ピナイサーラの滝 トレッキング」などで検索すると出てきますので、それを参考にしてください。
ピナイサーラの滝近くにある陸路の駐車場の場所
まず、陸路で行く場合の駐車場はこのあたりにあります↓
↓途中から舗装されていない道にでるので、躊躇せずそのまま進むと舗装された駐車場に着きます。
ピナイサーラの滝近くの駐車場からトレッキング開始
駐車場横の道に入ってトレッキング開始です。
そのまま道なりに進みます
青い建物
青い建屋が見えるのでその脇を通ります↓
↓左側はカヌーツアーが使う川に通じる道のようです。
ここは右側の道を進みます。
分岐点を右側に進む
↓この水たまりを渡ります。
水に入らなくても、鉄管の上を通って渡れます。
しばらくしてすぐに水たまりなのかマレー川なのかわからないのがありますので、これも渡ります。水深はひざぐらいです。
さらに鉄管沿いに道なりに進むとマレー川がみえてきます。
ここは渡らずにスルーして、さらに鉄管沿いに道なりに進みます。
すると、鉄管がマレー川を横断しているので、対岸に渡ります。
テドウ山登山口がみつからない
ここから問題が発生し、まったく道がわからなくなりました。
本来であれば、マレー川を渡った先のどこかに「テドウ山登山口」の案内板があるはずなのですが、見つけることができませんでした。
本来であれば「テドウ山登山口」から山道に入るのが正解です。
ですが、私はこのまま川沿い、鉄管沿いにさらに川を遡上するという大失敗をしてしまいます。
スマホは完全に圏外なので使えないため場所の情報を得ることができなかったのも大きかったです。
私たちが朝一番で出発したため周りに人が誰もいなかったので、この場所かもっと手前でツアーの一行か他の誰かが来るのを待てばよかったと今では後悔しています。
なので、ここから先はピナイサーラの滝とは全く関係のない、マレー川のトレッキングになります。
あまりマレー川を無駄に遡上する人はいないので、これはこれで貴重な体験にはなりましたが、やっぱりピナイサーラの滝は見たかったです。。
マレー川を遡上トレッキング
ここからはひたすらマレー川の上流にむけて川の中をトレッキングすることになります。
↑左側は水が流れていないので、右側を進むことにしました。
ちなみに、どちらを選んでも先で合流していました。
↑この少し先に開けた場所があり、そこで川が合流しています。
↑この開けた場所がマレー川の合流地点です。といっても片方は枯れています。
ここで上流側に何か動くモノが!
マレー川のリュウキュウイノシシ
私の気配を感じたのか、かなり手前で一目散に逃げて行きました。
↑イノシシの部分の写真を拡大したのですが、岩の色と似てますね。
さらにマレー川の上流へ
このあたりから、マレー川に大きな石が増えてきて、歩きにくくなりました。
マレー川本流には上流に行くにつれ、小さな滝がたくさんありました。
マレー川のスプラッシュマウンテン
↑ここなんて、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンさながらです。
岩の隙間から川の水がジョロジョロですが、スプラッシュしていました。
↑ひたすら巨石で川が埋め尽くされています。
上流に進むのに時間がかかるようになってきました。
↑さらに進むと、岩の色が今までと全く違って、黄色くなっている場所が出てきました。
比較的最近に落石したような感じがしました。
マレー川の木に掛かっているロープ
↑木に結ばれたロープがありましたが、細すぎて逆に危険です。
いったいこのロープは何用なんでしょうか?
このあたりから、過酷過ぎてほとんど写真を撮影していません。
で、まださらに先に進んだのですが、大きな岩に行く手を完全に阻まれてしまい、
断念して引き返しました。
マレー川上流の巨石
これが今回のマレー川の最終到達地点で撮影した写真です↓
↑見上げるほどの巨石で道を阻まれました。
素人には完全にお手上げです。
これ以上はプロじゃないと進めません。
せっかくなので、川の中でお弁当を食べて帰りました。
道中にまったくヒルがいなかったのは幸いでした。
まとめ
マレー川の上流には手長エビ?ザリガニのサイズぐらいの白い透明なエビがたくさんいました。
魚もいましたが、エビのほうが多かったぐらいです。
マレー川の上流に行って感じたのは、行きも帰りも虫がほとんどいなかったことが印象的でした。ヒルはまったくいませんでした。
帰りは川の巨石を下るのは危険で体力も使うので、川沿いの岸のヤブの中を通ったのですが、クモの巣がほとんどなく、まったく顔に引っかかりませんでした。
それと、落ち葉が少なく、まるでディズニーランドのアトラクションのように、人の手入れがされているのかと錯覚するほど川辺の林が綺麗でした。
この場所よりも北側にあるマヤグスクの滝を個人でトレッキングしたときとはまるで別世界です。
ピナイサーラの滝を目指すには前述したように「テドウ山登山口」の看板を見つけることが最大のポイントで難関です。
今回、マレー川を遡上したので、ピナイサーラの滝に行くよりも体力を消耗してしまいましたが、本来ならピナイサーラの滝までそれほど体力を使うような難所はないようです。
この記事の内容を参考に個人で、かつ陸路でピナイサーラの滝を目指す場合の参考にしてもらえればなによりです。