沖縄県 慶良間諸島の渡嘉敷島をバイクで一周したときのようすや感想をレポートします。
実際に現場に行って体験したことだけを書いています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 渡嘉敷島の観光スポットを知りたい
- 渡嘉敷島の絶景ポイントのリアルなようすを知りたい
渡嘉敷島の一周地図
渡嘉敷島は慶良間諸島のなかでは最大ですが、何処にも寄らずに外周をバイクで一周するだけだとちょうど1時間ぐらいです。
バイクで一周といっても、島の周囲を綺麗に一周する道路がないので、途切れ途切れになります。
バイクで一周した際のレンタルバイクの走行距離はちょうど40キロでした。
細い山道が大半を占めるのでレンタカーよりかはレンタルバイクで一周するほうが機動性が良いぶんメリットはあります。
山道といってもアスファルトできちんと舗装されています。
道幅も車1.5台分はあります。
バイクで一周しているときに山道(林道)では一度も対向車に遭遇はしなかったほど、交通量は少ないです。
観光客は勿論、地元人たちも普段は山道に行くことはないようです。
阿波連集落からスタートして島の外周道路を一周して、阿波連集落に戻ってくるルートです↓
渡嘉敷島に信号は1基だけ
渡嘉敷島には信号は1基しかありません。
場所は渡嘉敷港の前の通りです。
信号が無いのでノンストップでストレスなくバイクを運転できます。
阿波連集落でバイクレンタル
那覇の泊港から渡嘉敷港までは高速船で移動して、渡嘉敷港からは宿の送迎で阿波連に行きました。
高速船のようす別記事にまとめています↓
阿波連集落の東側にある「かりゆしレンタルサービス」でバイクをレンタルしました。
バイクをレンタルしたときのようすも別記事にまとめています↓
渡嘉敷をバイクで一周
渡嘉敷の北から実際にバイクで一周したときに訪れた観光スポットを紹介します。
国立沖縄青少年交流の家
この場所には1962年に米軍が赤間山の山を削って建設した地対空ホークミサイル基地がありました。
1972年に日本に返還された後、基地跡に「国立沖縄青少年交流の家」が建設されました。
渡嘉敷港側から向かった場合はこの出入口のゲートを通り抜ける必要があります。
バイクで行く場合の要注意場所!
「国立沖縄青少年交流の家」の敷地の道路はかなり段差のある車止めが設置されています。
徐行で乗り上げてもかなりの衝撃だったので、もし、道路に設置されている車止めに気づかず、減速しないで乗り上げた場合、最悪バイクが転倒する可能性があるので注意してください。
↑黄色くマーキングされていますが、気づかず乗り上げてしまう可能性は高いです。
国立沖縄青少年交流の家の敷地の端にある林道へのゲート
「国立沖縄青少年交流の家」の敷地の端と、林道に接する場所にはゲートが設置されています。
林道を通る場合はこのゲートを手動で開ける必要があります。
↑この道の先は県道186号(渡嘉敷港線)に通じています。
県道186号(渡嘉敷港線)から国立沖縄青少年交流の家に向かう林道入り口
渡嘉敷を一周する場合に通る北側の林道は渡嘉敷港側の道から行く場合はわかりやすいのですが、阿波連側から行く場合の林道への入り口がわかりにくいので、
写真を掲載しておきます↓
この写真の林道から「国立沖縄青少年交流の家」の間の道中には何もないうえに、展望も悪く、移動するだけなので、無理に通らず、迂回したほうが良いかもしれません。
林道といっても未舗装の道ではなく、きちんと舗装されています。
集団自決跡地
第二次世界大戦の沖縄戦では渡嘉敷島には基地があったため、アメリカ軍の激しい攻撃に合いました。
1945年の3月に集結した住民に日本軍からの自決命令の情報が伝えられ、自決が始まりました。
この場所で島の住民329人が犠牲になっています。
場所は国立沖縄青少年交流の家の敷地内にあります。
出入口の扉は閉まっているのですが鍵はしまっていないので、手動で開閉しないといけません。
↑奥に行こうかと思いましたが、ハブ注意の看板と、森の中で鳥が騒いだため、奥に行くのを諦めました。
白玉之塔
「白玉之塔」は元々、集団自決場に建立されましたが、1962年に米軍がミサイル基地を建設するために、現在の儀津岬に移されました。
道中には看板が無いので通り過ぎないように注意が必要です。
渡嘉敷港展望台
渡嘉敷の港と集落がよく見える展望台です。
アラン展望台
渡嘉敷港展望台の少し先にある展望台です。
アラン展望台から北東側の眺望(城島が見える)
裏ヶ丘展望台
手前と奥の2か所に展望台があります。
道路から奥の展望台までは徒歩10分ほどです。
阿波連岬園地
渡嘉敷島の道路の最南端にある展望台です。
この先には阿波連岬灯台があります。
西側には中頭の浜があります。
中頭の浜
阿波連岬園地の西側にあるビーチです。
阿波連港
漁港の堤防の先端には「阿波連港第一防波堤灯台」があります。
浮き橋の先には村内航路「みつしま」の乗場があります。
阿波連港⇔阿嘉島⇔座間味島の移動に利用できます。
クバンダキ展望台
クバンダキ展望台からは阿波連ビーチの全景やハナリ島が一望できます。
ヒジュイシビーチ
渡嘉敷島の公式MAPには載っていませんが、
島内で最高のシュノーケリングスポットです。
クバンダキ展望台の直ぐ北側にあります。
阿波連ビーチ
観光客向けの商業ビーチです。
ビーチ西端にある岩のトンネルなどの絶景が望めます。
ハナリ島
無人島です。
離島やハナレ島、シブがき島とも呼ばれています。
阿波連ビーチから1人往復1500円のバナナボートで2分ほどで到着します。
とかしく(渡嘉志久)ビーチ
島民で賑わっているビーチです。
沖に行けば、白い砂地に映える慶良間の海らしい青い海中風景を望めます。
まとめ
今回、訪れた観光スポットはいずれも、ほぼ体力を使わずにレンタルバイクで手軽に行ける場所です。
バイクのトータルの走行時間は1時間位です。
午前中に出発しても当日の夕方の高速船で日帰りすることも十分に可能です。
1泊2日や時間がある場合は、照山展望台や渡嘉敷島の最南端のウン島にある灯台に行けば、もっとよい展望が望めると思います。
【個人でシュノーケリング】渡嘉敷島ヒジュイシビーチ サンゴ群生ポイント 徹底解説
【個人でシュノーケリング】渡嘉敷島 阿波連ビーチをおすすめしない5つの理由と注意点
【旅行記】とまりん直結ホテル 沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ 朝食ビッフェ編