沖縄県 慶良間諸島 渡嘉敷島のハナリ島で個人でビーチエントリーシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
集落からハナリ島への行き方と、サンゴが群生しているポイントも詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- ハナリ島のシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- バナナボートでハナリ島を行く方法やようすが知りたい
- シュノーケリングが大好き!
ハナリ島の詳細情報
ハナリ島は渡嘉敷島では1、2を争う有名な観光スポットです。
ハナレ島やシブがき島、離島とも呼ばれています。
無人島なのでハナリ島にはトイレはもとより日影がほとんどありません。
念のため飲料水は持っていきましょう。
ハナリ島南側の頂上には登れます。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 岩石 | 砂浜も若干あり |
海岸線の長さ | – | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 阿波連ビーチからバナナボートで約3分 |
港からの距離 | 約500m | 阿波連ビーチからも約500m |
駐車場 | 無し | – |
マリングッズレンタル | 無し | 阿波連ビーチに有り |
マリンアクティビティ | 無し | 阿波連ビーチに有り |
シャワー | 無し | 阿波連ビーチに有り |
トイレ | 無し | 阿波連ビーチに有り |
ロッカー | 無し | 阿波連ビーチに有り |
飲食 | 無し | 阿波連ビーチに有り |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 無し | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約5m | 北東部は海岸から直ぐ |
ハナリ島の場所
阿波連ビーチの南側、約800メートル沖に浮かぶ無人島です。
ハナリ島の行き方
2021年7月時点でのハナリ島への行き方はバナナボートが一番簡単でおすすめです。
料金は1人1500円で、2名以上じゃないと運航しません。
※相乗りはさせてくれないようです。
バナナボートに乗るときはライフジャケットは必須なので無料で貸してくれます。
下船するときに借りたライフジャケットは返却させられます。
1名で行く場合は阿波連ビーチ入り口周辺にあるレンタルショップでSUPやカヌーを借りて行くことになります。
ハナリ島ではライフジャケットの着用は必須ではない
ハナリ島でシュノーケリングするときのライフジャケットの着用は任意です。
レンタルショップでライフジャケットを借りるとレンタル料は500円かかります。
なので、泳ぎが得意な人はレンタルショップで借りる必要はありません。
あくまでも、ライフジャケットの着用は任意なので店員さんにレンタルを催促されても断りましょう。
もし、パナリ島でライフジャケット着用義務があるのなら、無料で貸し出さないといけなくなり、バナナボートの料金に含まれるはずです。
ライフジャケットを有料でレンタルしている時点で商売だということです。
バナナボートでハナリ島に移動
阿波連ビーチ入り口前にあるレンタルショップでバナナボート代金2人分の3千円を支払いました。
帰りの時間をきかれたので2時間にしました。
連絡先が書かれたリストバンドを渡され、ビーチに移動します。
日帰りなどで時間に余裕がないときのハナリ島の滞在時間はシュノーケリング目的の場合だと1時間でじゅうぶんです。
阿波連ビーチ中央にある監視台の前にバナナボートが待機しているので、それに乗り込みます。
その際、ライフジャケットを持っていなかったので、無料で貸してくれました。
随時出発しているので、乗り込んだらすぐに出発です。
3分かからないぐらいでハナリ島に到着しました。
ハナリ島に上陸後は、貸してもらっていたライフジャケットをスタッフに返却しました。
ハナリ島のシュノーケリングポイント 本当は西側が◎
ハナリ島の東側は沖に行くほどキレイなサンゴが群生してるわけではありません。
沖に行き過ぎるとサンゴ礁はなく砂地しかありません。
ハナリ島のサンゴ群生ポイント
下記の地図の赤い丸で囲んだ箇所がハナリ島東側のサンゴ群生ポイントです。
とはいえ、綺麗なかたちのサンゴがいる範囲は広くありません。
黄色い丸の場所には白い砂地に浮かぶ小さなサンゴ礁が2つあります。
餌付けされて人になれている魚が多く、近づくとたくさん集まってきます。
それよりも南側や他の場所はサンゴがまばらで密集度が低いです。
なので下記図の左側(西)の緑色で囲っている場所のほうにサンゴが群生しているのは明らかです。
つまりハナリ島の東側ではなく西側の海底のほうがサンゴは発達したサンゴが多いということです。
GoogleMapの空撮写真からも海底の様子がわかります。
↑この図の赤や黄色の丸で示したポイントよりも南側でも実際にシュノーケリングをしましたが、2021年7月時点では透明度も悪く、サンゴの数や綺麗さもサッパリでした。
ハナリ島の西側では時間と体力的にシュノーケリングができなかったのですが、
図の緑色の丸で示したあたりは海底の地形的にサンゴが群生していそうです。
それはGoogleMapの空撮写真からも明らかです。
もし他のサンゴの綺麗なシュノーケリングポイントを探すなら、ハナリ島の西側を探してください。上図の左側、緑の丸の場所。
ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
ハナリ島 東側でシュノーケリングしたときのようす
ハナリ島の東側にある砂浜からビーチーエントリーでシュノーケリングしたときの海中ようすです。
東側の周囲一帯を泳いてみましたが、上図のサンゴポイント以外で綺麗なサンゴ礁のある場所はなかったです。
写真は午後の満潮直後の時間帯に撮影しています。
ハナリ島の東側の海中 浅い場所のようす
石垣島や宮古島のようにリーフの遠浅があるわけではなく、徐々に深くなります。
南東側の浅いところの海底は石が転がっています。
魚は多いですが、沖にいってもサンゴはほとんどありませんでした。
渡嘉敷島 ハナリ島の南東側の浅い海中のようす
一方、”ハナリ島のサンゴポイント”図で赤丸で示したサンゴ群の近くは浅い場所からサンゴを見ることができました。
ハナリ島の東側の海中 深い場所のようす
あまり沖にいってもサンゴの群生がないというのがハナリ島の東側を潜った感想です。
↑水深3メートルほどの場所です。
ハナリ島の東側の海中 砂地にサンゴ礁が2つある場所のようす
ハナリ島の東側の沖に停まっているシュノーケリング船の近くです。
ここにはハナリ島からビーチエントリーで泳いで行くことができます。
↑無数の小魚がにサンゴの上に群がっています。
サンゴの色は茶色いですが、これぞ慶良間の海という雰囲気が出ています。
↑頻繁に餌付けされているようで人が近づくと寄ってきます。
ハナリ島の東側の海中 サンゴ群生ポイントのようす
砂地にサンゴ礁が2つある場所のすぐ近くの、
ハナリ島の東側では唯一まともなサンゴ礁のあるポイントです。
綺麗に写っている箇所だけを厳選して載せています。
ハナリ島でシュノーケリングするときの注意点
ほぼすべての人がハナリ島の東側でシュノーケリングしているため、
東側で心理的に不安になるようなことはないはずです。
- 無人島なので飲料水は用意しておきましょう
- 日影がほとんど無いのでフード付きのラッシュガードかタオルを用意しましょう
ハナリ島 東側にある天然の日よけ場所
ハナリ島に日陰はまったくないという訳ではありません。
↑天然のくぼみがあるので、多少の日差しは避けれそうです。
まとめ
ハナリ島は無人島で海が綺麗と聞いていたということもあり、当初からかなりの期待をしていたということもありますが、
正直言ってシュノーケリングをしていて、こんなにガッカリした体験は今までありませんでした。。
それほどまでに、ハナリ島の東側には綺麗なかたちのサンゴが少なく、密度も低かったからです。
もちろん、ヒジュイシビーチ沖の素晴らしいサンゴを見た後だからというのは否めません。
とはいえ、ハナリ島東側の海中の景観が期待値を遥かに下回ったというのは紛れもない真実です。
良くも悪くも行ってみて、この目で確かめないと分からないのも確かなので、
ハナリ島でのシュノーケリングは良い体験になったなぐらいの感想しかありません。
日帰りなどで時間がない場合は、このハナリ島はスルーして、
ヒジュイシビーチ沖でシュノーケリングするのをおすすめします。
時間もお金も節約できます。
サンゴの綺麗さをヒジュイシビーチ沖と比べるとハナリ島の東側は足元にもおよびません。
渡嘉敷島の他の場所でシュノーケリングするのがアホらしくなるほど、
ヒジュイシビーチ沖は抜群のサンゴの綺麗さです。
ヒジュイシビーチ沖はハナリ島を完全に凌駕しています。
ハナリ島の東側のサンゴはイマイチ。
シュノーケリングに慣れているなら迷わずハナリ島の西側でシュノーケリングするべき。
ヒジュイシビーチ沖でシュノーケリングしたときのようすを記事にまとめています↓
渡嘉敷島 ヒジュイシビーチ シュノーケリング 徹底解説
阿波連ビーチのようすはこちらの記事にまとめています↓
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