沖縄県 慶良間諸島 座間味島にあるコンドミニアムかにくに宿泊したときのようすを感想もまじえて解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 「コンドミニアムかにく」の部屋のようすを知りたい
- 部屋はきれい?
- スタッフは親切?
これらの疑問や不安点もあると思います。
実際に「コンドミニアムかにく」に宿泊した体験をレポートします。
座間味島の宿の特徴
座間味島は個人経営の民宿ばかりで、大手の会社が運営しているホテルは1軒もありません。
どの宿も1部屋は狭く、全体的に宿泊代はかなり高いです。
つまり座間味島の宿の料金と部屋の広さはイーコールでは無いということです。
部屋の綺麗さや内装、装備の違いが宿泊代に反映されているだけです。
なので座間味島に宿泊する場合、宿泊代の安さが決め手になります。
実際に格安の民宿から埋まっていき、最後まで空いているのは宿泊代金が高い宿だけになります。
- 個人経営の民宿がほとんど
- 7月~9月のオンシーズン中は素泊まりで1人5千円以上が相場
コンドミニアムかにくの詳細情報
座間味島は7月~9月のオンシーズンは宿の予約が取りにくいです。
ところが「コンドミニアムかにく」は楽天トラベルやアゴダ等のオンラインホテル予約Webサイトに情報を一切掲載しておらず、電話予約しか受け付けていないので、繁忙期で、かつ訪れる直前でも空いている可能性が高いです。
コンドミニアムかにくの特徴
レンタルバイクとレンタカー屋を兼ねているので、宿泊時は6時間以上利用する場合、バイクや車のレンタル料金が20%オフになります。
- 宿泊予約は電話のみ
- レンタルバイク・レンタカーの6時間以上の料金が20%割引になる
- きちんとした造りの宿
ビーチまでの送迎
古座間味ビーチと阿真ビーチ、高月山展望台までの送迎を有料でしてくれます。
料金は往復700円です。
コンドミニアムかにくの場所
港からゆっくり歩いても5分程で到着します。
港からの送迎はありません。帰りの送迎もないので注意してください。
コンドミニアムかにくのようす
ここからはコンドミニアムかにくの建物と部屋のようすです。
建物外観のようす
↑外観は2階建てのアパートのような姿です。
建物の横には自動販売機もあります。
受付窓口
↑「コンドミニアムかにく」の裏側にレンタルバイク屋とコンドミニアムの受付窓口が一緒になった建物があります。
宿泊料の支払いはPayPayが使える
↑この窓口で受け付けをしてから宿泊料金を先払いします。
QRコード決済のPayPayが利用できるので便利です。
宿泊料金
コンドミニアムかにくは時期によって宿泊料金が異なります。
A料金:(6・7・8・9・10・11月・年末-12/24~1/9・GW-4/28~5/15)
1泊 | 週料金(7泊~) | 月料金 | |
---|---|---|---|
1名1室 | 8000円/1人 | 52500円/1人 | 150000/1人 |
2名1室 | 5500円/1人 合計11000円 | 35000円/1人 合計70000円 | 120000/1人 合計240000円 |
3名1室 | 5000円/1人 合計15000円 | 31500円/1人 合計94500円 | 90000/1人 合計270000円 |
↑海に入れるオンシーズンはA料金です。
B料金:(A料金以外の期間)
1泊 | 週料金(7泊~) | 月料金 | |
---|---|---|---|
1名1室 | 6000円/1人 | 38500円/1人 | 90000/1人 |
2名1室 | 4000円/1人 合計8000円 | 24500円/1人 合計49000円 | 60000/1人 合計120000円 |
3名1室 | 3500円/1人 合計10500円 | 21000円/1人 合計63000円 | 60000/1人 合計180000円 |
チェックアウト後の荷物預かり
受付窓口で荷物を預かってくれます。
預かってくれる時間は9時~17時頃迄です。
チェックイン時のようす
↑名前と住所の記載が終わったら、宿泊施設の説明がありました。
チェックイン時間は14時~、チェックアウトは9時半迄です。
到着したのは12時半でチェックイン時間前でしたが、部屋を利用することがで出来ました。
共同洗濯機は101号室(管理室)の裏にあり、洗剤付きで1回100円で後払いです。
客室フロアのようす
建物は2階建てです。
エレベーターは無く階段しかないので足腰が弱い場合や、荷物が重くて大きい場合は1階の方が良いかもしれません。
部屋のようす
今回利用したのは2階の部屋です。
↑エアコンはダイキン製の比較的新しいタイプです。
床は畳です。
WiFiに接続するためのIDとパスワードはエアコンの下に貼ってあります。
WiFiの電波状況は良かったです。
↑押し入れには布団一式が入っているので、自分で布団を敷きます。
ミニテーブルもあります。
↑下駄箱の上にはドライヤーと歯ブラシ、ハンドタオル、コップが置いてあります。
キッチン
↑キッチンにはIHヒーター、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルが設置されています。
無料で炊飯器もレンタルできるので自炊できます。
ユニットバス
↑トイレとお風呂が一緒になっているユニットバスです。
洗面台の下にはシャンプーとボディーソープが置いてあります。
↑プロパンガスの風呂の温度調整用のパネルがユニットバスの扉の横にあります。
↑宿泊中に内側から勝手にロックが掛かってしまい、扉が開かなくなっトイレが利用できなくなりました。
ユニットバスの扉の取っ手部分をよく見ると、マイナスドライバーを使ってボタンを回すとロックを解除できると書いてあります。
部屋にドライバーはないので、ドライヤーのコンセントのプラグ部分を使って、ロックを解除し、扉が開くようになりました。
ベランダ
↑ベランダの上部には物干し用のロープが設置されています。
↑川は見えますが、海はほんのわずかしか見えません。
共同シャワー
↑1階に共同のシャワーがあるので、部屋に入る前に海の砂を洗い流すことができます。
コンドミニアムかにくを利用した感想
設備は古いですが部屋は綺麗で、清掃はキチンとされていて清潔感はあります。
部屋の窓から海を眺めることはできません。
1泊した間に最も不便だったことはユニットバスの扉がロックしてしまい、トイレが使えなくなったことです。
コンドミニアムかにくには共同トイレがないので部屋のトイレが使えなくなると大変です。
夜間だったので電話でフロントに聞くこともできなかったので、焦りましたが、ユニットバスの扉に外側からロックを解除できる方法が書いてあったので事なきを得ました。
他に気になる点はチェックアウト時間が9時半と若干早いことと、部屋への荷物の搬入を自分でする必要がある点です。
実際に2階の部屋だったので重くて大きいスーツケースを階段で運ぶのは大変でした。
ちなみに慶良間諸島は荷物の搬入は自分たちでする宿がほとんどです。
まとめ
他の民宿が一杯で空いてなくても、コンドミニアムかにくは、部屋が空いている可能性があるので、来島直前でも諦めずに電話で問い合わせてみることをおすすめします。
集落のはずれに立地していますが、晩御飯を食べるために集落の中心に移動するのもそれほど時間はかかりません。
とくに1泊以上でレンタルバイクを利用する場合はレンタル代が割安になるので、座間味島でバイクをレンタルする予定がある場合は非常におすすめの宿です。