SONY(ソニー)のデジタルスチルカメラRX0 II DSC-RX0M2用のケージ(保護ケース)を比較レビューします。
この記事はこんな人におすすめ!
- DSC-RX0M2用の格安ケージ(保護ケース)の購入を検討している
- Amazonで販売されているDSC-RX0M2用格安ケージの使用感などを知りたい
DSC-RX0M2用ケージの市販品は4種類
Amazonなどで販売されているDSC-RX0M2(RX0 II)用のケージ(保護ケース)は大きく別けて4種類あります。
- SONYの純正 ※DSC-RX0用はあるがDSC-RX0M2専用は販売されていない
- SmallRing製
- PULUZ製 ※ANDYCINEの刻印があったり金属のスイッチボタンがあったりする
UURig
当記事はでPULUZ製の金属製ボタン付きのケージと、UURig製のケージを取り上げています。
元々生産数が少ないのかDSC-RX0M2用のケージhが販売終了(売り切れ)している商品が多いです。
ケージとは保護ケースのこと
ケージとはカメラを保護する金属製のケースです。
ケージを装着すると万が一の落下時に破損や傷が付くのを防止することができます。
DSC-RX0用とDSC-RX0M2用のケージは厚みが違う
DSC-RX0M2はDSC-RX0と比べてカメラ本体の厚み違います。
DSC-RX0M2のほうが厚みがあります。
なので当然ケージに必要な厚みも違います。
カメラ本体がDSC-RX0M2の場合、DSC-RX0用のケージを装着させることは可能ですが、液晶モニタ部分が数ミリほど外に飛び出した状態になります。
これだと液晶モニタ側部分が保護されていない状態になってしまいます。
どうせ買うならDSC-RX0M2専用のケージを購入したほうが良いです。
DSC-RX0M2用ではないDSC-RX0用のケージも多いので購入するときには注意が必要です。
PULUZ製 DSC-RX0M2用ケージ
PULUZ製 DSC-RX0M2用ケージはAmazonプライム扱いだと4000円程で販売されています。
プライム扱いではない商品でもほぼ同額で販売されています。
PULUZ製ケージの良い点
購入したときにケージ本体以外にUVファイルターとレンズキャップなどのおまけが付いていた点が良かった点です。
PULUZ製ケージの悪い点
現在発売されているPULUZ製 DSC-RX0M2用ケージは大丈夫なのですが、昔販売されていた商品には2つの金属製ボタンが付いていて、カメラ本体側のボタンに傷がついてしまうという欠陥がありました。
現在は金属製ボタンは無く穴が空いています。
UURig製 DSC-RX0M2用ケージ
UURig製 DSC-RX0M2用ケージはAmazonプライム扱いだと4000円程で販売されています。
UURig製ケージの良い点
PULUZ製のケージと比較して軽量なのが良い点です。
UURig製ケージの悪い点
軽量で良いのですが、上部のボタン側が保護されていないのが悪い点です。
ボタン側のケージの金属部分をなくすことで軽量にしています。
PULUZ製とUURig製のDSC-RX0M2用ケージ比較
比較したのは下記のケージです。
①PULUZ製(ANDYCINEの刻印) DSC-RX0M2用ケージ Amazonで購入
②UURig製 DSC-RX0M2用ケージ Amazonで購入
①PULUZ製 DSC-RX0M2用ケージ
↑ケージ以外にもおまけでポーチ、UVフィルター、レンズキャップなどが付いていました。
- 価格:2500円位
- 同梱の付属品:UVレンズフィルター、レンズキャップ、ポーチ、マウント用ネジ、ストラップ
- ケージ本体重量:142g
↑ケージのフロントのカメラレンズ部分には37mmのレンズフィルターが装着できます。
1年以上前に購入したのでANDYCINEのブランド刻印が入っていますが、現在はPULUZの刻印が入っているものしか売っていないようです。
↑カメラ本体のシャッターと電源ボタンの位置が金属になっているのでカメラ本体のボタンに傷が付きます。現在は金属はなく穴が空いているだけです。
↑ここはアタッチメント用のジョイントを六角ボルトで取り付けます。
工具やボルトは本品に付属しています。
↑液晶モニタ側以外はすべて金属で覆われる構造で穴も少ないため重量は142gもあります。
現在のPULUZ製DSC-RX0M2用ケージは底部が穴あき加工されているタイプが販売されているのでこれよりも軽量です
②UURig製 DSC-RX0M2用ケージ
↑ケージ本体底部のアタッチメント用ジョイントと取り付け用工具以外の付属品はありません。
- 価格:3000円~6000円位
- 同梱の付属品:ケージ本体一式以外はなし
- ケージ本体重量:98g
↑ケージのフロントのカメラレンズ部分には37mmのレンズフィルターが装着できます。
↑ここはアタッチメント用のジョイントを六角ボルトで取り付けます。
ケージ中央のボルトはカメラ本体とケージを固定するのに利用します。
↑ケージ前面などが肉抜きされているので軽量です。
UURig製と同じ姿形の寸足らず粗悪品が販売されている
UURig製のブランドロゴが刻印されていない格安のDSC-RX0M2用ケージがAmazonで2000~2500円で多数のショップから販売されていますが、これらの商品は寸足らずの規格外品でした。
実際にUURigのブランドロゴが刻印されていない格安のケージをAmazonの2つの異なるショップから購入しましたが、届いた商品は2つとも全く同じでした。
ショップ名を変えてまったく同じものを販売していることがわかりました。
UURin製のケージと全く同じ製品でブランドロゴが刻印されていないだけだと思っていましたが、実際に届いたケージは背面の液晶モニタ側の厚みが足らず、モニタ側のカメラ本体が外側に飛び出します。
つまり、製造工程でケージの厚みが足らずUURigブランドとしては規格外の不良品を格安で販売していると推察します。
実際にUURigブランド刻印有と寸足らずのブランドロゴ刻印無しの両方を購入していますが、両者は同じ姿形で外装の商品パッケージが異なるだけです。
UURig製と姿形でブランドロゴが刻印されていない格安のケージは寸法が足らずカメラ本体の背面がケージからはみ出る
UURig製と同じ姿形の寸足らず粗悪品DSC-RX0M2用ケージ
↑付属品や内容物は正規のUURig製と同じです。
一見するとUURig正規品と違うのは外箱とケージ前面にUURigのロゴ刻印が無いことの2点です。
ですが、実際はケージ本体の寸法が足らずにDSC-RX0M2カメラ本体を装着すると液晶モニタ側部分がケージからはみ出ます。
↑DSC-RX0M2カメラ本体が2ミリほどケージからはみ出ています。
この商品が奥行の短いDSC-RX0用と表記があれば問題はないのですが、明確にDSC-RX0M2用と表記もしくはRX0 II用と明記されて販売されています。
DSC-RX0M2とDSC-RX0の奥行寸法を比較
新旧のカメラ本体の寸法を比較してみます。※下記はカメラ本体の奥行寸法です。
- DSC-RX0M2(RX0 II)の奥行:35.0mm
- DSC-RX0(RX0)の奥行:29.8mm
差は約5mmです。
短いDSC-RX0用の間違いだとしても奥行きが長すぎるし、DSC-RX0M2用だと奥行きが短く足りません。
つまり、UURig製と同じ姿形のDSC-RX0M2用ケージは製造工程で誤って出してしまった寸法足らずの不良品をAmazonでノーブランド商品として販売していることが推察できます。
DSC-RX0M2用保護ケージ比較 まとめ
DSC-RX0M2用ケージは生産数が少ないようで売り切れている商品が目立ちます。
安価でUURig製の正規パッケージ品を購入するのが最もおすすめですが、品切れていたり高価な場合は、ケージ本体の奥行きが足らないことを理解したうえで、Amazonで半額以下で購入できるUURig製と姿形が同じ寸足らずの格安品を購入するのも有りだと思います。
一番いいのは有名なケージブランドのSmallRing製のDSC-RX0M2用ケージを購入することなのですが現在は新品はどこも品切れていて購入できません。
SmallRing製のDSC-RX0M2用ケージをメルカリやヤフオクなどで中古品を購入する際は、出品者側も気づかずにDSC-RX0(RX0)用のケージを誤ってDSC-RX0M2用ケージと記載して出品している可能性があるので注意してください。
UURig製の正規パッケージ品がおすすめだが、半額以下で買えるAmazonのノーブランドUURig製と姿形が同じ寸足らずケージを購入するのもあり