海外のGoProに故障品を返送しましたが長期間、連絡がありませんでした。
27日後に運送会社から連絡がきたときのようすや、39日後にやっと交換品が届いたようすをまとめた記事です。
この記事はこんな人におすすめ!
- GoPro海外サポートに不安がある
- GoPro製品を返品交換するときの注意点を知りたい
この記事を読むことで得られるメリット
- 最短で返品交換を受けることができます
GoPro海外公式サポートの問題と注意点
GoPro公式のカスタマーサーポート(ヘルプセンター)は海外にあるので面倒な点が多いです。
実際にGoPro公式サポートを利用して感じた問題点や注意点をまとめました。
GoPro海外サポートで返品交換するときの注意点(サポート全般):
- メールでの問い合わせはできない
- 電話リクエストしても掛かってこない
GoPro海外サポートで返品交換するときの注意点(チャットサポート):
- チャットに繋がるまでの順番待ちが長い
- 問い合わせフォームに入力した内容がチャットオペレーターに伝わっていない
- シリアル番号の確認方法に問題があり面倒
- 名前、郵便番号、配送先住所をローマ字で伝える必要がある
GoPro海外サポートで返品交換するときの注意点(集荷時):
- 荷造りの指示が運送会社UPS側とGoPro側で異なる
- プリンターで出荷ラベルなどを複数枚印刷する必要がある
- UPSの出荷ラベルを貨物に貼る要否が不明瞭
- 出荷ラベルなどに不足やミスがあれば国内放置される(運送会社UPSの問題)
将来的にGoProがAIチャットボットを導入すればこららの問題点は解消されるかもしれません。
GoPro海外公式サポートはメール問い合わせができない
海外のGoPro公式カスタマーサポートはメールで問い合わせできません。
GoProから受信したメールに返信してもチャットまたは電話で受け付けますといった自動応答メールが届くだけです↓
GoPro海外公式サポートは電話リクエストしても掛かってこない
問い合わせフォーム内には「電話をリクエスト」ボタンがありますが電話は掛かってきません。
掛けたけど繋がらなかったという内容のメールには再度連絡すると書いてありましたが掛かってきませんでした。
どうやらGoProはチャットを使ってほしいようです。
電話をリクエストするときに問い合わせフォーム内に自分の電話番号を国際式で入力する必要がありますが、そのとき+81表記のあとに0は不要です。
例えば電話番号の先頭が「050~」の場合、「50~」と入力します。
GoPro海外公式サポートはチャットに繋がるまでの順番待ちが長い
平日の午後でしたがチャットに繋がるまで約20分かかりました。
順番待ちは0人なのに長い時間待っても繋がらなかったので、GoProサポートには日本語でチャットできるオペレーターが少ないようです。
GoProチャットサポートのようすはこちら↓
GoPro海外公式サイトのチャットサポートで故障品を問い合わせてみた
GoPro電話サポートのようすはこちら↓
問い合わせフォームに入力した内容がチャットオペレーターに伝わっていない
サポートサイトの最初の問い合わせフォームの画面で問い合わせ内容を入力しますが、
その内容がチャットの担当オペレーターに伝わっていません。
チャット内のメッセージでもう一度問い合わせ内容をオペレーターに送信しないといけません。
なので、メモ帳などで問い合わせ内容を控えておく必要があります。
シリアル番号の画像送信が面倒
問い合わせ内容をGoPro側で精査して交換か修理の判断をします。
無料の返品交換(保証交換・RMA)になると必ずシリアル番号の確認作業が発生します。
シリアル番号の確認は写真を撮って画像データをGoProサイトにアップロードするか、外部のファイル共有サイトを利用する方法の2つあります。
もし、GoProサイトにアップロードする場合は要注意です。
何回アップロードしてもGoProサイトに正常に送れなかったので、しかたなく外部サイトに写真をアップロードして、そこの共有URLをチャットのメッセージで送信してオペレーターに確認してもらいました。
このシリアル番号写真の送信だけで15分ほど時間を使いました。
詳しくはそのときのようすを書いたこちらの記事をみてください↓
GoPro海外公式サイトのチャットサポートで故障品を問い合わせる方法
名前、郵便番号、配送先住所をローマ字で伝える必要がある
シリアル番号の確認後にオペレーターに交換品の配送と故障品の集荷先に必要な住所、郵便番号、電話番号、氏名の4つをローマ字にしてチャットで送信する必要があります。
その際、日本語住所の並び順はそのままでローマ字に変えるだけで大丈夫です。
海外のように逆順にする必要ありません。
荷造りの指示が運送会社UPSとGoProで異なる
チャットサポート終了後に返品交換の案内メールが届きます。
そのGoPro側のメール内容と運送会社UPS側の荷造り方法と送状ラベルの印刷枚数と貼り方の指示が異なります。
正解は返品する貨物の集荷時にUPSの袋を渡されるので、印刷した書類をすべてその袋の中に入れることです。
細かく書くと
- インボイス(請求書)2枚はUPS指定の袋(パウチ)に入れる
- 出荷ラベルを1枚は貨物の外側に貼り付け、もう1枚は袋(パウチ)に入れる
出荷ラベル1枚は貨物の外側に貼らずに袋(パウチ)に入れてもOKです。
詳しくはUPS集荷時のラベルについてまとめた記事をみてください↓
GoPro返品するときの注意点!UPS集荷時 貨物に出荷ラベルを張り付けるのはNG?
プリンターで出荷ラベルなどを複数枚印刷する必要がある
前述した集荷時に必要なラベルを計4枚、紙に印刷する必要があります。
なので、最低でもモノクロ印刷ができるプリンターが必要です。
プリンターがないとコンビニに行って印刷しないといけないので面倒です。
ラベルはGoProの案内メールにPDFとGIFデータで添付されています。
UPSの出荷ラベルを貨物に貼る必要の有無が不明瞭
貨物に集荷ラベルを貼るのか、貼らないのかがまったくわかりませんでした。
結局はGoPro側の指示に従って貨物の外側に集荷ラベルを貼りました。
自宅に集荷にきたUPS業務委託先のヤマト運輸の従業員もUPSからの依頼はほとんどないのでわからないと言っていました。
正解は前述したように、集荷ラベルを2枚印刷して、1枚は貨物に貼り付けて、もう1枚はUPSの袋に入れるです。
小さな梱包箱を利用する場合は集荷ラベルを外側に貼らずに2枚ともUPSの袋に入れます。※ヤマト運輸側のラベルを張るスペースがなくなるからです。
出荷ラベルなどに不足やミスがあれば国内放置される(UPS側の問題)
2021年9月8日(水)午後に集荷された貨物は2021年10月5日(火)午前中までの27日間も国内に放置されていました。
UPSからかかってきた電話の内容は放置されていた理由は『出荷ラベル』が貨物に張り付けてられていなかったの一点張りでした。
理由を問い詰めてもしかたがないので、日本のUPSに直ぐに出荷ラベルのPDFデータをメールで送りました。
ここは少しややこしいのですが、もしGoPro側の指示が正確だったら、UPSの袋に印刷した出荷ラベルを入れておくことができたのに、それができなかったことが1つの原因です。
二つ目の原因は推測になりますが、貨物の外側に出荷ラベルを貼り付けていたのですが、その上から業務委託先のヤマト運輸の集荷伝票をヤマトの従業員が貼ってしまって、UPSの二次元バーコードが読み取れなかったのではないかと推察しています。
自宅から発送して延べ39日後に交換品が届いた
2021年10月5日(火)の午前中に出荷ラベルのデータを日本のUPSに送信してから10月12日にGoProからメールで返品を受け取りましたメールが届きました。それから4日後の10月16日にやっと交換品を受け取ることができました。
延べ39日間かかりました。
GoProに故障品を返送するときの最大の注意点!故障したモノ以外を同梱したらダメ!
GoProに故障品を返送するときの最大の注意点は故障した本体以外の外箱などの付属品一式を同梱して送ってしまうと二度とそれらを回収できないことです。
送られてくる交換品は丸裸の状態で送られてくるからです。
こんな感じで送られてきます↓
例えば、GoPro本体が壊れた場合、GoPro本体以外のUSBケーブルやバッテリーなどは絶対に送らないように注意してください。
つまり、故障したモノの本体以外の外箱などを送るとすべて没収されるよということです。
実際に外箱や備品を一緒に同梱して海外のGoPro公式に返送したのですが、上記の写真の通り、届いたのは本体だけでした。
GoPro海外公式サポートは時間を奪われるので二度と利用したくない
とにかくすべてに時間がかかりすぎです。
7000円程で購入したGoProのアクセサリーを交換してもらうためにトータル2時間位の時間を使いました。
もう本当にそれに尽きます。
とはいえ、GoPro製品は壊れにくいので頻繁にサポートを利用する機会がないことが幸いです。
- 海外公式サーポートはやり取りに時間が掛かる
- 故障したモノ以外は送らない
- UPSのラベルは外箱に直接貼らないで全てUPS指定の袋(パウチ)に入れる