群馬県吾妻郡中之条町四万温泉にある積善館 佳松亭に行ったときのようすを気づきや感想をまじえてレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 積善館 佳松亭のようすが知りたい
積善館 佳松亭の詳細情報
積善館は次の3つの建屋で構成されています
- 本館 (ほんかん) 1階~3階 (3階建て)
- 山荘 (さんそう) 3階~4階 (2階建て)
- 佳松亭 (かしょうてい) 5階~8階 (4階建て)
この記事では実際に宿泊した佳松亭をピックアップしています。
本館と山荘のようすは別記事にしています。
⇒ 【実体験レビュー】四万温泉 積善館 本館と山荘「千と千尋の神隠し」のモデルは本当だった!
佳松亭の5階は実際は1階
佳松亭は1985年に建築された旅館棟です。
鉄筋コンクリート造の4階建てです。
山荘のさらに奥の高台に佳松亭は立てられているので、
佳松亭よりも高さが下に位置する本館と山荘から通算する5階~8階に相当します。
積善館本館1階を基点として旅館全体で階は統一されています。
なので、佳松亭の1階のフロントが5階の表記になっています。
本館と佳松亭の間にはエレベーターが2か所あり、
通り抜ける場合は2回乗り換える必要があります。
佳松亭のエレベーター
佳松亭宿泊プランの差異
2021年1月の時点で色々と佳松亭い宿泊するプランを調べてみました。
もっとも人気のあるプランは佳松亭の最上階(8階)にある室内露天風呂が付いている部屋でした。最上階には4部屋しかありません。
部屋以外の違いは夕食のグレード
部屋以外では、夕食のグレードが宿泊料金の違いになります。
佳松亭の夕食プランは次の3種類あります。上から良い順にしています。
- 料理長おまかせ会席
- 季節の特別会席
- 季節の会席
偶然、文字数にも違いが表れました。
最安のプラン、もしくは何も説明がなければ③の季節の会席になります。
今回私たちは③の季節の会席をいただきました。
そのときのようすは別の記事にしています。
>>四万温泉 積善館 佳松亭の夕食 季節の会席をレポート
夕食は部屋食
佳松亭の夕食はすべて部屋食になります。プランや部屋に関係なくです。
※部屋食になるのは4名以下の場合。4名以上の場合は指定の場所になる
朝食は5階(実際は1階)のラウンジが食事会場になっているので、そこで食べます。
温泉は全館共有
温泉は積善館全館で共有です。
佳松亭の宿泊客だけが利用できるといった温泉はありません。
別の言い方をすれば、部屋と食事以外 は本館、山荘、佳松亭のどこの宿泊プランにしようが皆同じです。
積善館 佳松亭の場所
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉の新潟県に近い、近辺にスキー場もある山深い場所にあります。
佳松亭側の駐車場の行き方と場所
積善館 佳松亭の駐車場は国道353号線沿いの脇に入った場所にあります。
353号線を進むと青い看板が見えるのでそこを右折してしばらく進むと駐車場があります。
![積善館佳松亭側の駐車場入り口](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/01/sekizenkan-kashotei000.jpg)
佳松亭の建物が見えてくると同時に駐車場も見えてきます。
手前側は従業員用の駐車場です。宿泊者用はその先です。
私は間違えて停めてしまって車の移動を催促されているので、
佳松亭の玄関前の駐車場に車を停めましょう。
佳松亭に宿泊したときのようす
宿泊した部屋は佳松亭7階の”松風の5”です。
日本の習慣で部屋番号に”4”がつく部屋はありません。
ちなみに、佳松亭の最上階(8階)にある部屋全てに室内露天風呂が付いています。
最上階以外の部屋は露天風呂は付いていません。
佳松亭の玄関前に車を停めて、5階(実際は1階)にある統合フロントに行き、
受付と部屋の説明を受けました。
その際、夕食の時間を18時か19時か聞かれたので
19時にお願いしました。
朝食は食事処のラウンジで朝8時~9時の間に来てください方式です。
朝食のようすは別の記事にしています
>>
初めの部屋への案内から最後の夕食の給仕まで、
同じ従業員の方が担当するようです。
担当してくださった従業員の方はホスピタリティが高かったので、
終始サービスは満点でした。
佳松亭の廊下
佳松亭7階は6部屋あるのですが、半分ぐらいが空室でした。
なんでも直前にGoToトラベルがなくなったことによる影響だそうです。
![積善館佳松亭7階の廊下](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei002.jpg)
![積善館佳松亭7階の部屋の前](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei003.jpg)
佳松亭 標準室 部屋のようす
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」のようす](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei004.jpg)
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」のようす その2](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei005.jpg)
12畳ぐらいの和室で広さは充分でした。
佳松亭7階 標準室 部屋からの眺望
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」からの眺望](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei006.jpg)
窓から見える景色からは、大きな松の木が見えました。
ウェルカムお菓子
![積善館佳松のウェルカムお菓子](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei007.jpg)
佳松亭 標準室 水回り・バスルーム
洗面所の広さは充分でした。
ドライヤーも置いてあり、アメニティ・コスメも充実しています。
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」洗面所](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei010.jpg)
![アメニティ](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei011.jpg)
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」の部屋風呂](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei012.jpg)
![積善館佳松亭7階 標準室「松風の5」のトイレ](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei013.jpg)
トイレはウォシュレット付きです。
敷布団はテンピュール
布団は煎餅布団ではなく、
最初に分厚い普通のマットレスを敷いて、
その上にテンピュール製のマットレスを敷布団として設置して、
それにシーツを被せています。
![佳松亭の敷布団はテンピュール製のマットレス](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei008.jpg)
![佳松亭の布団が完成した状態](https://taikenlog.jp/wp-content/uploads/2021/04/sekizenkan-kashotei009.jpg)
布団の設置や上げ下ろしは、それを担当している従業員の方がしていました。
まとめ
今回宿泊した積善館 佳松亭の標準の客室は2名で利用しましたが想像以上に広く清潔で快適でした。
窓からの眺めは松の木で半分ほど隠れていはいますが温泉旅館の雰囲気は味わえます。
部屋のトイレのウォシュレットは古いタイプだったのでフロントのある階のトイレの最新のウォシュレットを使いました。
積善館のなかでは最も新しい建物なのでサービスも良く部屋食も最高に美味しかったので佳松亭は非常におすすめです。
佳松亭の部屋食のようすはこちらです↓
⇒【実体験レビュー】四万温泉 積善館 佳松亭の夕食「季節の会席」
積善館の温泉のようすはこちらの記事です↓
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