沖縄県 慶良間諸島 渡嘉敷島の阿波連ビーチに行ったときのようすをまとめました。 とくに遊泳区域の詳細やライフジャケット着用の必要有無についても詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- あたりさわりのない情報ではなく真実の1次情報が知りたい
- 阿波連ビーチでシュノーケリングするのにライフジャケットは必要?
- 遊泳制限区域や航路でシュノーケリングしたらどうなる?
- 阿波連ビーチでシュノーケリングした感想は?
- サンゴや魚はどんな感じ?
- 阿波連ビーチ と とかしくビーチ どっちがおすすめ?
シュノーケリングが楽しめるビーチか否かについては結論から先に言います。
結論:遊泳区域とライフジャケット着用を監視員から執拗に注意される制限だらけで居心地の悪いビーチです。
阿波連ビーチはシュノーケル初心者以外には適していません。いっぽうでシュノーケル完全初心者の練習や小さな子供には適したビーチです。
自由気ままにのびのびとシュノーケリングするのが目的だったら迷わず阿波連ビーチの直ぐ隣にあるヒジュイシビーチのほうをおすすめします。
なぜ公共の海で波が穏やかな阿波連ビーチに遊泳区域の制限を設け、ライフジャケット着用を強いられるのでしょうか?そういった理不尽な点についての理由も考察しています。
阿波連ビーチの詳細情報
阿波連(あはれん)ビーチは渡嘉敷島で最大の海水浴場です。
ビーチ入り口の手前には有料ですがシャワーやトイレも完備されています。
阿波連ビーチは渡嘉敷島で一番人が多く人気のある場所ですが、シューノーケルをするには適していない観光客向けの商業ビーチです。
沖にあるハナリ島も送迎代1500円払ってシューノーケルをする価値はありません。
シューノーケリングは直ぐ隣りの”ヒジュイシビーチ”や”とかしくビーチ”のほうがおすすめです。
ただし、”とかしく(渡嘉志久)ビーチ”も阿波連ビーチと全く同様に、遊泳区域の制限があり、ライフジャケット着用を強いられます。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約400m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 渡嘉敷港からバイクで約10分、徒歩で約60分 |
港からの距離 | 約4.9km | 渡嘉敷港から |
駐車場 | 〇 | 無料 |
マリングッズレンタル | 有り | ビーチ入口の手前 |
マリンアクティビティ | 有り | ビーチ入口の手前 |
シャワー | 有り | 300円 |
トイレ | 有り | – |
ロッカー | 有り | 300円~500円 |
飲食 | 有り | ビーチ入口の手前 |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 有り | 狭い |
監視員 | 〇 | 4月中旬~10月31日の9:00~18:00 |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 無し | – |
リーフエッジまでの最短距離 | – | リーフエッジ無し |
阿波連ビーチは初心者向けのシュノーケルスポット
阿波連ビーチの遊泳可能区域は非常に狭く魚もサンゴもほとんどありません。
シーズン中の日中は監視員が遊泳者を常に監視しているので、万が一のことがあっても事故が起きる可能性は低いです。
なのでシュノーケルを使うのが初めてな人や、小さな子供には安全安心なので、シュノーケルの練習場所としては最適です。
ただし、ある程度シュノーケルに慣れている人やフィンを常用するレベルの人には不向きなシュノーケルスポットです。
阿波連ビーチの場所
阿波連ビーチの場所は渡嘉敷島の南西にあり、とかしくビーチの真南に位置しています。
渡嘉敷港からは徒歩だと約1時間、車やバイクだと10分程で到着します。
阿波連ビーチへの行き方
渡嘉敷港から阿波連ビーチに行く方法は下記の4種類です。
- 路線バス :
「とかしき観光バス」
TEL:098-987-2232
- タクシー:
「米浜交通」
TEL:098-987-3215
- レンタルバイク:
「かりゆし」
TEL:098-987-3311
- レンタカー:
「かりゆし」
TEL:098-987-3311
阿波連ビーチに行く方法のおすすめはレンタルバイク
とかしくビーチに宿泊する場合は宿の送迎を利用する方法がもっともお手軽ですが、 日帰りで急いでいる場合や、効率よく短時間だけ観光したいだけの場合はレンタルバイクがおすすめです。
かりゆしレンタルサービスだと渡嘉敷港からレンタルすることもできるのでおすすめです。 実際に渡嘉敷島で2人乗りバイクをレンタルした記事はこちらです↓
渡嘉敷島でレンタルバイク
路線バスは1日3~4便しかない
「とかしき観光バス」の路線バスが渡嘉敷港から阿波連ビーチまで運行しています。 多い時期で1日最大4本しかありません。 路線バスの時刻表は下記のとおりです。
渡嘉敷港発
- 9:50
- 11:30
- 13:50 ※GWと7月8月9月の金・土・日曜日のみ
- 17:20 ※10月~2月は16:50
阿波連ビーチ発
- 9:00
- 13:00 ※GWと7月8月9月の金・土・日曜日のみ
- 15:00 ※10月~2月は14:30
- 16:30 ※10月~2月は16:00
路線バスは本数が少ないので日帰りの場合は行き帰りの船の時間調整が難しいです。
阿波連ビーチの休憩所・シャワー・トイレ・ロッカー
公共(無料)のシャワーはありません。
阿波連集落また各種ショップの直ぐ近くにある阿波連青少年旅行村という1階建ての施設に有料(300円)のシャワーがあります。
渡嘉敷港と阿波連ビーチ間の路線バスはこの施設前で乗り降りします。
同施設内にロッカー(300円~500円)と無料のトイレもあります。
阿波連ビーチ内には屋根付きの休憩所やベンチはありません
阿波連ビーチの景観
阿波連ビーチから望む景観は素晴らしく綺麗です。
白い砂浜と青い海の景観は写真を撮りたくなってしまうはずです。
阿波連ビーチは景観を楽しむためのビーチです。
↑これはホテルサンフラワー前の道から撮った写真です。
↑これはレンタル屋さんなどのお店がある道路から撮った写真。
↑真ん中はハナリ島。
このように阿波連ビーチの景観は素晴らしいです。
阿波連ビーチ入り口にあるレンタル屋とアクティビティ
阿波連ビーチ内の監視台後方にあるビーチの出入口手前には2つのマリンアクティビティとレンタル屋があります。
お店の営業期間は基本的には4月~10月です。
ハナリ島に渡るバナナボートを運航しているお店は2つ
道路を挟んだ両脇にある2店舗がハナリ島に渡るバナナボートを運営しています。
それぞれ違う経営のお店です。
両店ともレンタルショップと併設です。
- レンタルショップ マリンハウス阿波連
- レンタルショップ パラソル組合
アクティビティとレンタル料金はどちらの店も同じです。 ハナリ島でシュノーケリングしたときの記事はこちらです↓
【個人でシュノーケリング】渡嘉敷島 ハナリ島
アクティビティ料金
アクティビティはレンタルも兼ねて同じ店が運営しています。
- 無人島渡し(ハナリ島までの往復バナナボート代) 1名1500円
- ジェットスキー 10分 2000円
- シーカヤック 1時間 2000円
レンタル料金
阿波連ビーチ入り口にあるショップのレンタル料金
- ライフジャケット 500円
- シュノーケルセット 1200円
(マスク、フィン、シュノーケル、ライフジャケット)
- 浮き輪 500円
- パラソル 1500円
くれぐれもレンタルショップの店員さんからライフジャケットのレンタルを勧められても、着用したくない場合や本人が不要な場合は断ってください。
ハナリ島には監視員はいないのでライフジャケットを着用しなくても注意されません。
シュノーケリングをする予定で、ライフジャケットが無いと心配な場合はドライシュノーケルの使用をおすすめします。
シュノーケルの先端から海水が入ってこないので溺れる可能性が激減します↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
阿波連ビーチの遊泳区域内でライフジャケットを着用してシュノーケルするだけならフィンは不要ですが、シュノーケリング用のフィンについてまとめた記事はこちらです↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
阿波連ビーチにある他のお店はのようす
レンタルショップは2店舗だけですが、飲食店などの店も何店舗かあります。
ランチ営業しているお店や有料シャワーを設置しているお店もあります。
阿波連ビーチでシュノーケリングしたときのようす
阿波連ビーチの浅い場所は潮の流れがないので、透明度は悪く、サンゴもありません。
石垣島や宮古島のように遠浅にサンゴがあるわけではありません。 少し沖にいくと段々と深くなります。
阿波連ビーチの海中のようす
阿波連ビーチの海底は砂地で、浅い場所のサンゴは発達しておらず、 藻の付着した大きな岩礁が海底に存在しているだけです。
砂浜近くの浅い場所には魚はほとんどいません。
中級者以上がシュノーケリングする場所ではありません。
面白味がない、つまらないビーチだと感じることは確実だからです。
海中よりも海上からの景観のほうが綺麗
阿波連ビーチは海中よりも、海上からみた景色のほうが綺麗です。
とくに、西端にあるクバンダキ展望台から見える阿波連ビーチは絶景で、観光スポットになっています。
阿波連ビーチの遊泳区域について
次の3つの区域に別けられています。
- 遊泳監視区域
期間内は監視員が監視している区域 - 遊泳制限区域
自己責任で安全に配慮して遊泳する区域 - 航路(遊泳危険)
ツアー及びガイドが同行する場合のみ一部遊泳可能な区域
上の写真(阿波連ビーチの遊泳区域図)で黄色(左側)の遊泳制限区域でシュノーケリングする場合はライフジャケットの着用は任意なので、監視員に注意されません。
ただし、遊泳制限区域沖の航路(遊泳危険)区域に入ると監視員が飛んできます。
阿波連ビーチの遊泳危険区域(航路)やライフジャケット着用について
ライフジャケットを着用しないでロープで囲われた遊泳監視区域でシュノーケリングすると直ぐに監視員に注意されます。
ライフジャケット着用の有無に関係なく、航路(遊泳危険)まで出てシュノーケリングすると、すぐに監視員がSUPまたは水上バイクで飛んできます。
ですが、あくまでも「お願い」であり、注意喚起なのであって、航路で泳ぐことを禁止したり、ライフジャケットを着用する法律上の義務があるわけではありません。
つまり、ライフジャケットを付けないでシュノーケリングしても、遊泳危険区域(航路)で泳いでも、法律に触れることはありません。
あくまでも遊泳区域やライフジャケット着用には強制力はなく任意のお願いにすぎません。
なので協力できない場合は、店員や監視員の圧力に屈することなく「協力できません」と毅然とした意志を伝え、従わないようにしましょう。
渡嘉敷島の阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチの遊泳制限は、地元の既得権益者が、人命や環境の保護、航路という大義名分を隠れ蓑にして観光客を欺き、お金を搾取するための施策だということに気づいてください。
監視員の注意を聞かないで万が一、事故が起きた場合は周囲に迷惑を掛けることになるので、その点だけは注意が必要です
ライフジャケットのレンタルについて
阿波連ビーチ入り口前のレンタルショップでライフジャケットをレンタルする料金は500円です。
ライフジャケットは邪魔なので付けたくなかったり、そもそも泳ぎが得意で不要な人はビーチ入り口のお店でお金を払ってライフジャケットをレンタルする必要はありません。
ライフジャケットが不要な人は「ライフジャケットはいりません、つけません」と毅然とした意思を示しましょう。
そして、ライフジャケットを着用せずにシュノーケリングしてもOKな東側の遊泳制限区域でしてください。
そこでは、ライフジャケットがないと泳ぐのが本当に不安な場合だけレンタルすれば良いのです。
それは泳ぐ本人が決めることであって、レンタルショップや監視員が決めることではありません。
ましてや着用やレンタルするのを強制されるようなものではありません。
本当はライフジャケットを付けたくないのに監視員やお店の圧力に屈して、我慢してライフジャケットをレンタルして着用することは避けましょう。
そもそも、ライフジャケット着用を云々というのだったら市町村が無料で貸し出すべきなのです。
そもそも海に入るのにライフジャケットを着用するのは義務ではありません。それは他の公共ビーチではライフジャケットを付けている人はいないことから明らかです。渡嘉敷島が異常なだけです。
ライフジャケット着用や遊泳区域を強制することは刑法上の強要罪(刑法223条)の「義務ではないことを強要する」に抵触する可能性があります。※実際は脅迫などがないと成立しません。
あくまでもライフジャケット着用や遊泳区域は任意のお願いなので、納得いかない場合は従う必要はありません。
つまり、こうした制限を設けること自体が地元と市町村が協力した観光客相手のお金儲けの手段に過ぎないということです。
監視員やレンタルショップの圧力に屈して流されてお金を払ってしまう人が多いから、こうした制限が続いているのです。理不尽なことには疑問を持つようにしましょう。
めんどくさいことを避けたい場合は、阿波連ビーチで泳ぐのはあきらめて、写真だけ撮ったら、他のビーチに行くほうが賢明です。
阿波連ビーチでハナリ島にいくためのバナナボートに乗るときは無料でライフジャケットを貸してくれます。
なので、バナナボートに乗るときはライフジャケットのレンタルを店員さんからお願いされても、お金を払ってレンタルする必要はありません。
なぜなら、バナナボートをけん引する水上バイクの運転手は、ライフジャケットを着用させる義務があり、法律に触れることになるからです。
ボートから降りて上陸するるときにライフジャケットは返却させられます。
あくまでも、ハナリ島でシュノーケリングする時にライフジャケットがないと泳ぐのが不安なときなど、本当に必要な場合だけ、お金を支払ってレンタルすれば良いのです。
ちなみに、ハナリ島には監視員はいないので、ライフジャケットを着用せずにシュノーケリングしても誰も注意する人はいません。
監視員について
監視台はビーチ中央に1基あるだけですが、2人体制で双眼鏡を使って遠くまで監視しています。
人が多いときは遊泳監視区域内をSUPに乗ってパトロールしています。
阿波連ビーチの遊泳制限/危険区域で泳いだら直ぐにsupに乗った監視員に注意される
阿波連ビーチの西側、クバンダキ展望台の南側は遊泳危険区域(航路)になっているので、 そこでシュノーケリングしようものなら、1分もかからない速さで監視員がSUPに乗って注意しにきます。
ちなみに監視員のいる遊泳監視期間は4月中旬~10月31日の9時~18時までです。
それ以外の期間や時間帯には監視員はいません。
なので、どうしても自由気ままにのびのびと阿波連ビーチの沖でシュノーケリングをしたければ、完全自己責任で遊泳監視期間以外の時期に訪れるしかないでしょう。
SUP(サップ)とは:
専用のボード(大型のサーブボード)の上に立った状態で乗り、長い柄の付いたバドルを漕いで水面を進むスポーツの名称です。
阿波連ビーチの疑問点
- 阿波連ビーチでシュノーケリングするのにライフジャケットは必要?
一部の区域(ビーチ東側)を除いてライフジャケットを着用せずにシュノーケリングをすると監視員に注意されます。監視員をガン無視できる精神力がない場合はライフジャケットは必須です。 - 遊泳禁止場所でシュノーケリングしたらどうなる?
監視員がサップや水上バイクで飛んできて注意されます。この記事の写真やハナリ島の記事を見れば一目瞭然ですが、沖のハナリ島も含めて遊泳OKな場所のサンゴはイキイキとしていません。 - 阿波連ビーチでシュノーケリングした感想は?
遊泳可能な監視区域は透明度も悪くサンゴもほとんどありません。遊泳可能な区域が狭く、監視員もうるさく、遊泳区域を越えて沖に行くことが厳しく制限されているので自由が全くありません。嫌な気分になり強いストレスを受けるので、阿波連ビーチでシュノーケリングをするのはおすすめできません。 - 阿波連ビーチのサンゴや魚はどんな感じ??
遊泳可能区域の海中の透明度は悪いです。潮の流れのある沖にいかないと透明度は良くありません。シュノーケリング船が停まっている沖に行くと餌付けされて人に慣れている小魚を大量に見ることはできます。
穏やかな阿波連ビーチで遊泳区域を制限しライフジャケット着用を強制してくる理由
阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチは外海に面しておらず、島々の内側にあり、穏やかな海状なのに、どうしてライフジャケット着用と監視員は必要なのか疑問に思わないでしょうか?
誰の物でもない公共の海で、お金を払わなければならないことに理不尽さを感じないでしょうか?
全国にある公共の自然海岸の中で、遊泳区域の制限があって、なおかつ監視員がいてライフジャケットの着用を強いられるのは渡嘉敷島だけです。
同じ慶良間諸島の座間味村の阿嘉島と座間味島は監視員が柔和で、ライフジャケット着用を強いられることはありません。
阿波連ビーチの制限は観光客相手にお金儲けをするため市町村と地元民が考えた施策
穏やかな阿波連ビーチで監視員を常駐させ、ライフジャケットの着用を半ば強要してくる理由は下記の通りです。
遊泳区域で制限や航路を設けている理由
遊泳区域で制限や航路を設けている理由は、観光客にビーチエントリーで自由にシュノーケリングされると、有料のシュノーケリング船の利用者が減るので地元にお金が落ちないからです。
ライフジャケット着用を強いられる理由
阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチは外海に面していない湾内の穏やかな海岸なのに、監視員やレンタルショップ店員から執拗にライフジャケット着用と遊泳区域を守るように注意される理由は次の2つです。
- ライフジャケットをレンタルさせるため
- ビーチエントリーでシュノーケリングさせないため
ようするに有料のシュノーケリング船を利用させるか、有料の渡船(バナナボート等)でハナレ島でシュノーケリングさせるためです。
すべてはお金儲けのため
結局全ては観光客相手にお金儲けをするために地方自治体(渡嘉敷村)と地元民が考えた施策なのです。
もしこれらの策略に納得いかない場合は、ライフジャケットレンタルや遊泳区域の制限には従わないことをおすすめします。
そうでもしないと、このような地方自治体(渡嘉敷村)と地元民の画策が未来永劫思い通りになってしまい、さらなる残念な思いをする観光客を増やすことなるからです。
納得いかないことでも黙って受け入れて従ってしまう観光客(利用者)にも責任はあります。
これらは邪推に感じるかもしれませんが、明らかに船が通らない波打ち際の浅瀬まで航路にしていたり、理不尽な点が多いのですが、お金儲けと考えるとすべての整合性がとれ、合点がいきます。
お金儲けという魂胆があるのは間違いありません。
地方自治体(市町村)は観光客を欺かない、悪巧みしないという性善説や幻想は捨てましょう。
観光客にビーチエントリーでシュノーケリングさせない施策
表向きには船の通らない波打ち際にまで航路といった美辞麗句を付けていますが、実態はお金儲けのたくらみだと言うことです。
- ライフジャケットを着用しないと監視員に注意されるので有料でレンタル
⇓ - 遊泳可能区域が狭く綺麗な個所がないため楽しめない
⇓ - 綺麗な珊瑚を求め、遊泳可能区域を超えると監視員に注意され、従わないと執拗に追い回される
結果的にビーチエントリーでシュノーケリングすることを諦めさせて、ボートエントリーの有料シュノーケルツアーに誘導されるという構図が見えてきます。
最初から最後までお金の流れ先は業者(地元民)です。
これらの観点から見ると、船の通らない波打ち際を航路にして遊泳制限している不可思議な点も納得できます。逆にお金儲け以外の意図があるとは思えません。
つまり、公共の海を有料化するための策というわけです。
渡嘉敷島の阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチの遊泳制限は、観光客から搾取するための施策です。地元の既得権益者の利権だということに気づいてください。
阿波連ビーチ西側にある穴の開いた岩
阿波連ビーチからクバンダキ展望台に向かう途中に穴の開いた岩があります。
日中は写真撮影をしている人が多いです。
↑この穴の下に出来た日陰に入ると、天然のクーラーのように、冷たいです。
この岩の少し先にあるクバンダキ展望台は別の記事にまとめています↓
渡嘉敷島 クバンダキ展望台の行き方と絶景 完全解説
日没後の阿波連ビーチのようす
↑日没後は阿波連ビーチ西側の砂浜はヤドカリだらけになります。
阿波連ビーチ と とかしくビーチ どっちがおすすめ?
- ビーチからの眺めは阿波連ビーチがおすすめです
- シュノーケリングはとかしくビーチがおすすめです
ウミガメの遭遇率も圧倒的にとかしくビーチのほうが高いです。
とかしくビーチはウミガメが湾内に住み着いているようです。
とかしくビーチでシュノーケリングしたときのようすは下記の記事にまとめています↓
【個人でシュノーケリング】渡嘉敷島 とかしくビーチ
阿波連ビーチをおすすめしない5つの理由
- 理由その1:監視員が海に入る観光客を管理コントロールしていて自由が全く無い(ガチガチのルールと制限だらけ)
- 理由その2:入水区域を管理コントロールしているのにライフジャケットは有料だから ※観光客を相手に商魂たくましい(商売のやり方が倫理的によくない)
- 理由その3:初心者以外のシュノーケリングには適さないから
- 理由その4:監視員やレンタルショップからの威圧と支配コントロールに対して「だからなに?」と毅然とした態度で従わないことができるか”ガン無視”できる人でないと居心地が悪く、ストレスだらけのビーチだから
- 理由その5:遊泳OKの海域が狭く、サンゴと魚が乏しい
GoogleMapの口コミ評価
この点について他の意見を参考にするにはGoogleMapの口コミ評価が最も適しています↓
※”最低”の順に並び替えています。
GoogleMapで阿波連ビーチの口コミ評価を”最低”の順に見ると、下記のことについて不満が多いです。
- ライフジャケットに料金が掛かる
- ライフジャケット強制
- ライフジャケットがなければシュノーケリングは禁止
などのライフジャケット絡みがほとんどです。
これらの阿波連ビーチの口コミ評価を見ると、当記事と同じ感想や意見を持っている人が多いのがよくわかります。
世界広しといえども、これほどまで管理された公共ビーチは他にありません。
阿波連ビーチ(慶良間の海)は地球でもっとも綺麗かもしれませんが、 地球でもっとも支配管理された公共ビーチだともいえます。
阿波連ビーチ シュノーケリング時の注意点
阿波連ビーチでシュノーケリングするときの注意点をまとめました。
- シュノーケリングするときにライフジャケットを着用しないと監視員に注意される
- レンタルショップでライフジャケットのレンタルを勧めてくる
- ライフジャケットのレンタルは有料なので、ローカルルールを守りたい人はAmazonで2000円ほどで販売されているコンパクトに収納可能な格安のライフジャケットを購入して持参する方法もある
おすすめ激安ライフジャケット
このライフジャケットは浮き輪のように空気を入れて膨らませるタイプなので、空気を抜けばコンパクトになります↓
このライフジャケットのレビュー記事はこちらです↓
おすすめ激安ライフジャケット 空気で膨らませるフローティングベスト徹底レビュー
阿波連ビーチ まとめ
阿波連ビーチを利用する時は、景観の写真撮影だけと割り切って、海には一切入らないのが合理的です。
渡嘉敷島の阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチの遊泳制限は、地元の既得権益者が利権を主張し、人命や環境の保護、航路という大義名分を隠れ蓑にして観光客からお金を搾取するための施策です。
公共ビーチは本来は完全無料ですが、地元の権力者がお金儲けするためだけに、設けられた制限です。自由にシュノーケリングされては困るので、ライフガードを使い、シュノーケリングしている観光客を、かなり強引な手段を使って抑止しているわけです。
沖縄県には地元の既得権益者が利権を主張していて、度々問題になっている伊計ビーチと大泊ビーチが有名ですが、渡嘉敷島は市町村が絡んでいるので厄介で悪質です。
そもそも、阿波連ビーチは海中の景観は乏しいので、シュノーケリングはおすすめしません。とくに、シュノーケリングにある程度慣れている人が魅力を感じる箇所は皆無です。
いっぽう、子供連れやシュノーケル完全初心者の人にとっては、これほど安心してシュノーケリングが出来るビーチは他にありません。とはいえ、遊泳可能区域が狭すぎます。
ある程度シュノーケリングに慣れた人は、阿波連ビーチのすぐ隣り(徒歩3分)にあるヒジュイシビーチに行ってください。
ビーチエントリーで違う島に来たのかと錯覚するほどのサンゴの群生が見れます。
ヒジュイシビーチは監視員がいないのでライフジャケットを着用する必要はありません。SUPや水上バイクに乗った監視員から注意されることもありません。
ヒジュイシビーチでシュノーケリングしたようすは別の記事にまとめています↓
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