沖縄県 慶良間諸島 座間味島にあるチシ展望台の下海岸(チシ海岸)でシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- チシ展望台の下海岸のビーチエントリーシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
チシ展望台の下海岸(チシ海岸)の詳細情報
チシ展望台の下海岸(チシ海岸)は座間味島の北にある展望台の断崖絶壁の下にある海岸です。
展望台の入り口の横に海岸に通じる道があります。
その道を下ると海岸に到着します。
海岸から数十メートル泳ぐと水深約10メートル近くあるリーフエッジに到達することができ、ダイナミックな海中風景が見れます。
日中は海岸沖にシュノーケリング船やダイビング船も停泊しているほどです。
透明度が良く水深があり、クレバスもあるので、ある程度慣れた人向きのシュノーケリングスポットです。
なお、海水浴場ではないのでシャワーはありませんが、展望台の入口横にトイレがあります。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 岩石海岸 | 砂浜も若干有り |
海岸の長さ | 約100m | – |
漂着ゴミの多さ | やや多い | – |
アクセス | △ | 展望台までは港からバイクで約10分、徒歩で約45分。展望台からは徒歩5分 |
港からの距離 | 約3.4km | 阿佐港からは1.1km |
駐車場 | 〇 | チシ展望台の駐車スーペースを利用 |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | 無し | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約100m | – |
チシ展望台下の海岸
チシ展望台下の海岸はシュノーケリングスポットですが、訪れた時に泳いでいる人は誰もいませんでした。
チシ展望台の下海岸の場所
座間味島の港からチシ展望台までは車やバイクで10分程で到着します。徒歩だと約45分です。
展望台から海岸までは徒歩約5分です。
チシ展望台の下海岸の駐車場
チシ展望台の前には広いスペースがあるので車やバイクはそこに駐車できます。
チシ展望台の下海岸の入り口
↑チシ展望台の入り口の横にある案内板の直ぐ右隣に海岸に続く道があります。
他に似た個所はないので直ぐにわかります。
チシ展望台下の海岸の行き方
↑この図の赤い点線が海岸に続く道です。
天然の地形の尾根に沿って進む形になります。
- 海岸への道は舗装されておらず、岩登りしないと先に進めない箇所が多いです
- 雨天や風の強い日は滑りやすく、危険なので海岸に降りないことをおすすめします
チシ展望台下の海岸の道のようす
ここからは実際の展望台下の海岸の道の様子です。
↑帰りに撮った写真です。
海岸への道は人が通った跡がくっきりと残っているので簡単に判別できます。
↑ルートの途中には天然の岩を利用している個所もあります。
↑道中は尾根伝いに進みます。
↑海岸に近くなると天然の岩の段差を利用した道になります。
↑岩場を左側に進みます。
↑岩場を少し進むと海岸に着きます。
チシ展望台の下海岸の海中撮影箇所
↑当記事の写真を撮影した箇所は上図の〇で囲った部分です。
海岸からリーフエッジまでの距離は約100メートルあります。
リーフエッジの手前20メートル位まで沖に行かないと、サンゴや魚は殆ど見ることはできませんでした。
チシ展望台の下海岸の海中のようす
ビーチーエントリーでチシ展望台の下海岸をシュノーケリングしたときの海中の様子です。
浅い場所のようす
海岸から50メートル程泳いでも海中の景観は岩肌ばかりで殺風景です。
海岸から沖に約80メートル進んだ場所のようす
↑海岸から80メートルほど泳ぐと海底にサンゴが現れてきます。
↑サンゴ礁の岩盤の裂け目(クレバス)に魚が隠れています。
遠浅なのでリーフエッジまでは、ほぼ一定の水深です。
潮位によって変化しますが、訪れた時は1.5メートルぐらいでした。
リーフエッジ直前のようす
海岸から約100メートル沖にあるリーフエッジ直前のようすです。
↑リーフエッジ付近にはやや小さいですがサンゴが生えています。
リーフエッジのようす
↑場所によってはリーフエッジから急に深くなっている個所もあります。
サンゴ礁までは水深3~5メートル位なのでサンゴが小さく見えます。
↑リーフエッジのサンゴの上には小魚が沢山いました。
ここからは沖から海岸方向を撮影した海中のようすです。
チシ展望台の下海岸でシュノーケリングするときの注意点
チシ展望台の下にある海岸からビーチエントリーでシュノーケリングするときの注意点が1点だけあります。
それは、ビーチエントリーした海岸の場所がわからなくなることです。
チシ展望台の下の海岸には同じようなサイズの砂浜が複数個あるので、海上からだと自分がエントリーした場所が判らなくなってしまう可能性があります。実際に間違えそうになりました。
もし、間違えて隣の砂浜に戻ってしまった場合、陸路から砂浜を移動することは不可能なので、再度泳いで移動することになり、体力を無駄に消耗してしまいます。
なので、対策としては海岸全体の沖に1つだけある岩の小島を目印にしてエントリーした砂浜の位置を把握することです。
つまり、沖に向かう途中で海上から砂浜を何度か確認して風景を記憶するわけです。
ただし、リーフエッジ付近から海岸を見ると、海岸の中央付近にある小島は背景に溶け込んでしまって分かりにくいのでその点だけは注意してください。
- 海岸からサンゴの群生ポイントまでは100メートル以上泳ぐ必要がある
- 沖から泳いで砂浜に戻ってくるときに、間違えて隣の砂浜に上陸してしまう可能性があるので要注意
チシ展望台の下海岸のシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルは必須
ビーチエントリーシュノーケルリングには欠かせないフィンとイチオシ装備のドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
チシ展望台の下海岸沖のリーフエッジ付近にはサンゴが広範囲に群生しています。
とくに海岸全体のちょうど中央付近のほうがサンゴがより発達していて、サイズが大きかったです。
水深も十分で、海底の地形がダイナミックでシュノーケリングしていて面白いです。
海底が岩や石なのでケラマブルーの青さはそれほどでもありませんが十分に綺麗です。
波が無いので潮流はありませんでしたが、海中の透明度は良かったです。
難点はサンゴと魚の多い場所が少し遠く、海岸から80メートル程泳く必要があることです。
干潮時は歩いてリーフエッジまで行けるかもしれませんが、少し手前からサンゴが密集してるので踏まないように注意してください。
ちなみにチシ展望台の下海岸(チシ海岸)にはウミヘビやクマノミ、ウミガメは一匹もいませんでした。
リーフエッジには小魚が沢山います。
- リーフエッジのサンゴの群生は座間味島でも指折り
- リーフエッジ付近は潮流は無いが海中の透明度は高い
- 遠浅なのでリーフエッジまでの水深は殆ど変化がない
- 生物の種類と数はそれほど多くない
- 海岸までの道のりが少々面倒
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