沖縄県 慶良間諸島 阿嘉島にある阿嘉ビーチでシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
阿嘉島の集落から阿嘉ビーチに行く方法も詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 阿嘉ビーチのシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- 阿嘉ビーチの場所と行き方が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
阿嘉ビーチの詳細情報
阿嘉ビーチは阿嘉島の南東側にある海岸です。
別名「真謝浜」や「マジャの浜」と呼んだりします。
阿嘉島のビーチエントリーできるシュノーケリングスポットの中で最もウミガメの遭遇率が高いです。慶良間諸島の中でもダントツでウミガメと会える可能性が高い場所です。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約50m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 港からバイクで約2分、徒歩で約8分 |
港からの距離 | 約650m | – |
駐車場 | 〇 | 防波堤横の路肩に駐車スペース有り |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | 無し | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約60m | – |
阿嘉ビーチはウミガメの遭遇率は阿嘉島ナンバーワン
阿嘉ビーチの海中はサンゴの群生はイマイチですが、ウミガメの遭遇率は非常に高いです。
訪れたときは8時半頃でしたが、30分間に4匹のウミガメと遭遇しました。
海底に藻が多い環境なので、午前中に行けば海藻を探しているウミガメに必ず遭遇できます。
ウミガメが点在している密度は非常に高く、海中では20メートル間隔でウミガメがいる程です。
ウミガメは午前中の方が遭遇率が高いので、ウミガメに会いたい場合は午前中に行ってみてください
阿嘉ビーチの海岸
阿嘉ビーチはニシ浜ビーチの南側にあるビーチで、砂浜の長さは70メートル程です。
直ぐ隣に阿嘉港があるので海岸からの景観はあまりよくありません。
↑上の写真は朝の8時半頃に撮影しているので太陽が東側にあります。
海岸の写真を撮る場合は太陽が頭上に来る正午に訪れると海の色が鮮やかで綺麗な写真が撮れます。
阿嘉ビーチにはシャワーや休憩所はない
阿嘉ビーチは無人の海岸なので近くにトイレやシャワーはありません。
レンタルショップや自動販売機もありません。
阿嘉ビーチの場所
阿嘉島の港から阿嘉ビーチまで徒歩約5分で到着します。車やバイクだと2分位で着きます。
阿嘉ビーチの行き方
高速船やフェリーが停泊している阿嘉港からは海岸沿いに道なりに進むだけで阿嘉ビーチに到着します。
阿嘉港からだと、さんごゆんたく館を超えた先になります。
阿嘉ビーチの駐車場
↑阿嘉ビーチの横の路肩には駐車スペースがあります。段差は無いので停めやすいです。
阿嘉ビーチの入り口
↑ビーチ入り口に立て掛けてある案内板です。
とくに遊泳制限区域等の記載はありません。
阿嘉ビーチの海中撮影箇所
↑当記事の撮影箇所は主に上図の〇で囲った部分です。
海中は緩やかに深くなるので、ドロップオフやハッキリとしたリーフエッジはありません。
リーフエッジの先の海底は白い砂地が続いているだけです。
ウミガメはリーフエッジ付近の深場のサンゴ礁にいるので海岸からは約60メートル泳ぐ必要があります
阿嘉ビーチの海中のようす
ビーチーエントリーで阿嘉ビーチをシュノーケリングしたときの海中の様子です。
浅い場所のようす
浅い場所には魚も少なくサンゴもほとんどありません。
少し沖に泳ぐとサンゴが見れるので先に進みましょう。
↑海岸から数十メートル泳ぐとハマサンゴが出てきます。
深い場所のようす
海岸から30メートル~40メートルほど沖に泳ぐと発達した大きなサンゴが現れてきます。
↑沖の深場になるほど海中の色がブルーになってきます。
エダコモンサンゴがたくさん群生しています。
リーフエッジのようす
ここからは阿嘉ビーチのリーフエッジのようすです。
リーフエッジに到達しても急なドロップオフはなく、海底が白砂になって緩やかに深くなっていきます。
ウミガメ1匹目
リーフエッジ付近に近づくとウミガメがいました。
↑甲羅の色が赤っぽいですが、アオウミガメです。
かなり近づいても逃げる素振りもありませんでした。
ウミガメ2匹目
↑甲羅が黒いですが、アオウミガメです。
ウミガメ3匹目
↑甲羅の模様が独特ですがアオウミガメです。
ウミガメ4匹目
↑このウミガメは後ろの甲羅の形状がアオウミガメと異なりギザギザになっているのでタイマイです。
阿嘉ビーチでシュノーケリングするときの注意点
波が穏やかで潮流の無いビーチなので危険性は低いですが、ウミガメは沖の深場にしかいないので、60メートルほど泳ぐ必要があります。
なので、最低でもショートフィンは必要です。
人に慣れているウミガメが多く、近づいても直ぐに逃げることはありませんが、ウミガメの泳ぐスピードに合わすにはロングフィンがあったほうが楽です。
- ウミガメは浅い箇所にはいない。沖の深場にいる
- ウミガメと泳ぐにはフィンは必須
阿嘉ビーチのシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルがあると楽
ビーチエントリーシュノーケルリングにあると便利なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
阿嘉ビーチはとにかくウミガメがうじゃうじゃいる海岸です。
視界に2匹のウミガメがいるのは普通なぐらいです。
阿嘉島ではピカイチのウミガメ遭遇率なので、午前中じゃなくてもウミガメがいるかもしれません。
難点は海岸近くの波打ち際の浅い場所におらず、かならず水深2メートル以上の深場にいることです。
いっぽう、ウミガメの遭遇率が高い以外は特に魅力のないビーチです。
サンゴの群生とカラフルな魚を見たい場合は、隣のニシバマビーチのほうがおすすめです。
- ウミガメの遭遇率の高さは慶良間諸島でナンバーワンのビーチエントリーシュノーケリングスポット
- サンゴと魚は少ない
- 透明度は高いが、海水のケラマブルーはイマイチ
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