沖縄県 慶良間諸島 阿嘉島のクシバルビーチでシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
阿嘉島の集落からクシバルビーチに行く方法も詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- クシバルビーチのシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- クシバルビーチの場所と行き方が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
クシバルビーチの詳細情報
クシバルビーチは阿嘉島の北西にあるビーチです。
集落から遠いので自転車やバイク、車で行くのをおすすめします。
クシバルビーチのリーフエッジは慶良間諸島のビーチエントリー可能なシュノーケリングスポットの中でダントツでサンゴが多いです。シュノーケリング好きなら絶対に訪れるべき場所です
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約350m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | 軽石漂着有り※2022年9月時点 |
アクセス | △ | 港からバイクで約20分、徒歩で約60分 |
港からの距離 | 約4.5km | – |
駐車場 | 有り | 無料 |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | 無し | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約80m | – |
クシバルビーチの海岸
天然自然のビーチなので監視員は誰もいません。
たまにビーチでのんびりしている人か、シュノーケリングしている人を見ることができます。
クシバルビーチにはシャワーや休憩所はない
クシバルビーチは無人なので近くにトイレはもちろんシャワー、自動販売機も何もありません。
トイレは阿嘉集落まで戻らないとありません。
クシバルビーチの場所
阿嘉島の集落の西側の道からクシバルビーチまで徒歩だと1時間程、車だと約15分、バイクだと20分位掛かります。
クシバルビーチの行き方
道中はアスファルトが剥げている箇所が過半数なので4輪で行くほうが安全安心です。
砂利が転がっている箇所が多く、バイクだとスピードを出すことができないので、車よりも時間が掛かります。
↑道路のアスファルトが完全に剥げてしまい、ほとんど砂利になっている箇所もあります。
↑クシバルビーチは人気なのか、道中ですれ違う車は多いです。
軽自動車がすれ違えるだけの道幅はあります。
クシバルビーチの駐車場
↑クシバルビーチの入り口手前には開けた広い場所があるので、そこに車を停めることができます。
クシバルビーチの海中撮影箇所
↑当記事の撮影箇所は主に上図の〇で囲ったリーフエッジの部分になります。
ちなみに、リーフエッジまで行かないとサンゴの群生を見ることはできません。
航空写真で白くなっている箇所にはサンゴはなく、岩盤が広がっているだけです。
もし他のサンゴの綺麗なシュノーケリングポイントを探すなら、上図の〇で囲った箇所よりも、左(西)か下(南)を探してみてください。
リーフエッジには広範囲にサンゴが群生している
西から東に向かって100メートル以上の範囲のリーフエッジのサンゴの状態を確認しましたが、極端にサンゴ綺麗な個所や透明度の良い場所はありませんでした。
だいたい同じような大きさのサンゴが群生していました。
ウミヘビとウミガメは普通に居る
リーフエッジのサンゴや、その手前の比較的浅い箇所にもウミガメがいました。約1時間のシュノーケリングで3匹のウミガメに遭遇しました。
隣にある久米島から逃げてきたからなのか、人を見ると一目散に逃げて行くウミガメばかりでした。
沖のサンゴにはウミヘビが普通にいます。
クシバルビーチの海中のようす
ビーチーエントリーでシュノーケリングしたときの海中のようすです。
浅い場所のようす
浅い場所には魚も少なくサンゴもありません。なので、どんどん沖に進みましょう。
サンゴが生えていない不毛な岩盤地帯が距離にして100メートルほど続きます。
海岸から泳いでリーフエッジに到着するまでに10分以上掛かります。
クマノミが多い
↑西側にある小島の手前のイソギンチャクにハマクマノミがいました。
↑クシバルビーチ西側にある小さな島の手前の浅瀬にはサンゴやイソギンチャク、クマノミが沢山います。
ただし、潮の流れが無いので海水の透明度は良くないです。
阿嘉島のビーチエントリー可能なシュノーケリングスポットで最もクマノミが多いポイントはクシバルビーチの西にある小さな島の手前の浅瀬です。
ウミガメも多い
↑西側にある小島の少し沖の浅瀬にウミガメがいました。
近づくと一目散に逃げてしまいました。
約1時間のシュノーケリング中に計3匹のウミガメと遭遇しました。
深い場所のようす
100メートル程沖に泳ぐとリーフエッジに到着します。
サンゴ礁までは水深2メートル以上です。
底が見えないぐらい水深が深い場所も多いです。
↑このあたりがリーフエッジです。
リーフエッジのようす
ここからは阿嘉島 クシバルビーチのリーフエッジのようすです。
↑ピンク色したサンゴの卵?が海中に浮遊していて雪が降っているみたいでした。
↑写真ではわかりにくいですが、水深5メートル以上あります。
広大な範囲にサンゴが生えています。
↑見渡す限りの範囲にサンゴがびっしりです。水深は5メートル程です。
サンゴの群生規模は、阿嘉島のビーチエントリー可能なシュノーケリングスポットの中で間違いなくでナンバーワンです。
↑水深はサンゴ礁までは2~10メートルぐらいです。
クシバルビーチ沖のリーフエッジはどの場所も同じようなサンゴの群生が広がっています。
魚の群れも多いです。
リーフエッジは水深があるのでスケール感が麻痺してしまいますが、広範囲にサンゴが群生しています
クシバルビーチでシュノーケリングするときの注意点
ビーチからサンゴの群生ポイントまでは100メートルほど距離があります。
途中に白波が立っている個所もあり、沖から海岸方向に潮流も若干あります。
フィンは必須になるので、シュノーケル初心者向きの場所ではありません。
フィンなしで海岸からリーフエッジまで泳ぐのは不可能です。
ショートフィンだとキツイので長めのフィンだと楽に泳ぐことができます。
- リーフエッジまでは100メートル以上泳ぐ必要がある
- 沖に向かう途中に、波の力に押し戻されるのでロングフィンがあると楽
クシバルビーチのシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルは必要
クシバルビーチの沖は白波が発生している箇所以外は、とくに流れがあるわけではありませんが、海岸からリーフエッジまでは距離があるのでフィンとドライシュノーケルは必須です。
ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
クシバルビーチ沖のリーフエッジ付近はサンゴの密集具合も高く、大きく発達したサンゴが広範囲に群生しています。
場所によって海水の透明度は異なりますが全体的に透明度は良かったです。
慶良間諸島全般の特長ですが、リーフエッジでも水深があるので、干潮時でも浅すぎて泳げないということはありません。
干潮、満潮に関係なく訪れることができます。大潮の干潮時なら途中まで歩いていくこともできそうです。
阿嘉島のビーチエントリー可能なシュノーケリングスポットの中でも、ウミガメの遭遇率は高いです。
サンゴの群生の規模と範囲の広大さは阿嘉島ナンバーワンです。
ただし、海中の絶景度は、海底が白砂でケラマブルーがより鮮やかになる条件がそろっている北浜(ニシバマ)ビーチのほうが良いです。
ちなみに、阿嘉島の集落に近い場所にあるヒズシビーチのほうがビーチから泳いで直ぐにサンゴの群生が広がっているので気軽に訪れることができますが、サンゴの群生の広大さとダイナミックさはクシバルビーチ沖のほうが遥かに上です。
- リーフエッジのサンゴの群生の規模、広大さ、ダイナミックさは阿嘉島でダントツのナンバーワン
- ウミガメの遭遇率が高い
- 海中の透明度は高く、ケラマブルーで綺麗
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