沖縄県 慶良間諸島 阿嘉島にある前浜ビーチでシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 前浜ビーチのシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
前浜ビーチの詳細情報
前浜ビーチは阿嘉集落の目の前にある海岸です。
阿嘉島のビーチエントリーできるシュノーケリングスポットの中では珍しく、海岸の沖にテトラポッドの防波堤があります。
その防波堤の沖に、イキイキしたサンゴが群生しています。
午前中に訪れましたがウミガメは一匹もいませんでした。ウミガメは隣の阿嘉ビーチに行ったほうが、ほぼ確実に見ることができます
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸※沖に消波ブロック有り |
海岸の長さ | 約200m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 港からバイクで約2分、徒歩で約7分 |
港からの距離 | 約550m | – |
駐車場 | 無し | 海岸沿いの道路の路肩にスペース有 |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | 無し | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 有り | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | 消波ブロックの沖はとくに強い |
リーフエッジまでの最短距離 | 約150m | – |
前浜ビーチの海岸
前浜ビーチは阿嘉集落の直ぐ南側にあるビーチで、砂浜の長さは200メートル程あります。
テトラポッドが沖にあり景観が良くないので誰一人泳いでいる人はいません。
集落に最も近い海岸で、防波堤があるので、前浜ビーチにサンゴが群生しているとは誰も思わないはずです。
ところが、当記事の海中風景の写真を見ると前浜ビーチでシュノーケリングしたくなるはずです。
前浜ビーチにはトイレやシャワーはない
前浜ビーチは無人の海岸なのでトイレやシャワーはありません。
公共の休憩所はあります。
前浜ビーチの場所
阿嘉島の港から前浜ビーチまで徒歩約3分で到着します。車やバイクだと1分位で着きます。
前浜ビーチの駐車場
前浜ビーチの東側や道路の路肩には駐車スペースがあるので車やバイクはそこに駐車できます。
前浜ビーチの入り口
↑ビーチ入り口はとくにありません。集落の南側のどこからでもビーチに行くことができます。集落の前の前浜ビーチ前の植え込みに慶良間鹿がいました。
集落に出てくる、人に慣れた鹿が多いです。
前浜ビーチの海中撮影箇所
↑当記事の撮影箇所は上図の〇で囲った部分です。
前浜ビーチの沖は緩やかに深くなっているので、ドロップオフやハッキリとしたリーフエッジはありません。
前浜ビーチの海中のようす
ビーチーエントリーで前浜ビーチをシュノーケリングしたときの海中の様子です。
浅い場所のようす
沖のテトラポッドの防波堤の前の浅い場所でも魚は多く、少し沖にはサンゴも点在しています。
↑海岸から数十メートル泳ぐと枝サンゴやテーブルサンゴが生えていました。
↑テトラポッドの防波堤の前あたりの海底は砂地です。
前浜ビーチは遠浅なので沖に行っても水深1.5メートルぐらいでした。※潮位によります。
テトラポッド防波堤の先のようす
海岸から50メートルほど沖に泳ぐとテトラポッドで出来た防波堤があるので、その間から堤防の先に行くと、海中の景観が変わります。
さらに沖に行くとサンゴの群生が現れてきます。
↑防波堤の向こう側は、海底に藻が生い茂っています。
テトラポッド防波堤の先のサンゴの群生
↑テトラポッド防波堤の先をさらに進むとサンゴの群生が現れます。
↑よく見ると、最近生えてきた若いサンゴが多いです。
防波堤の先のリーフ
↑前浜ビーチはテトラポッドの防波堤は3つありますが、その真ん中の沖に白波がたっているポイントがあります。その真下に立派なサンゴが群生しています。
帰りは潮の流れに乗れるので楽に戻れる
サンゴの群生がある場所は水深が浅いので波がぶつかって白波が発生しています。
沖に行くときは波に逆らう方向なので、なかなか前に進まず時間が掛かりますが、帰りは波の力を利用して海岸に戻ることが出来るので楽ちんです。
ただし、数回に1度発生する大きなうねりの波に巻き込まれると視界が遮られるので少々注意が必要です。
↑この波の力を利用すると凄い速さで陸に戻ることができるので積極的に利用しましょう。ただし、干潮で水深が浅すぎる場所だとサンゴと身体が接触して怪我する可能性があるので注意してください。
前浜ビーチでシュノーケリングするときの注意点
防波堤の向こう側は、沖から陸側に向かって潮の流れが発生しています。
一般的な海岸で発生する波よりも緩やかなほうなので、危険性は低いです。
とはいえ、フィンがないと沖に行くことは困難を極めるので、最低でもショートフィンは必須になります。
波の力に逆らって進むための推進力を生み出すには、できるだけ長いフィンのほうが有利です。
防波堤の先のサンゴの群生ポイントに行く場合はフィンとドライシュノーケルは必要です。
長いフィンを使わないと沖に流されるのではなく、沖に行けなくなるので無駄に体力を消耗してしまいます。
阿嘉島のビーチエントリーシュノーケリングスポットはどこもフィンがないとシュノーケリングを楽しめません。
前浜ビーチ沖のサンゴの群生ポイントは海岸から直線距離で100メートルほど泳ぐ必要があります。
- サンゴの群生ポイントまでは100メートル以上泳ぐ必要がある
- 沖に行く場合は波の力で押し戻されるのでロングフィンがあると楽
前浜ビーチのシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルは必須
ビーチエントリーシュノーケルリングにあると便利なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
前浜ビーチ沖の防波堤の先には立派に発達したサンゴの群生があります。
沖から海岸に向かう流れがあるので、海中の透明度は非常に高いです。
阿嘉島のビーチエントリーシュノーケリングスポットの中で、海中の透明度はナンバーワンです。
ただし、サンゴの群生ポイントには、流れに逆行して進む必要があるのでフィンは必須になります。
ちなみに前浜ビーチにウミガメは一匹もいませんでした。
- 沖は潮流があるので海中の透明度は阿嘉島のビーチエントリーシュノーケリングスポットでナンバーワン
- 透明度は高いが、遠浅なので海水のケラマブルー度はイマイチ
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