沖縄県 慶良間諸島 阿嘉島にあるニシバマビーチ(北浜ビーチ)でシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
阿嘉島の集落からニシバマビーチ(北浜ビーチ)に行く方法も詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- ニシバマビーチ(北浜ビーチ)のシュノーケリングで見れる海中景観が知りたい
- ニシバマビーチ(北浜ビーチ)でケラマブルーが最も青い海中絶景ポイントの場所が知りたい
- ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の場所と行き方が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)は阿嘉島のビーチエントリー可能なシュノーケリングスポットの中で最もケラマブルーの青さが鮮明で綺麗です。
ケラマブルーの青さと魚の多さがわかる海中の景観写真をたくさん載せているので参考にしてください。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の詳細情報
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)は阿嘉島の東側にある海岸です。
阿嘉島でもっとも人気のある観光スポットです。
沖縄では「北」を「ニシ」と読むので、北浜と書いてニシバマと読みます。
ちなみに、波照間島にも同名の「ニシ浜」がありますが、こちらは「ニシハマ」で濁点が付きません。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約800m | 阿嘉島で最長 |
漂着ゴミの多さ | 少ない | 軽石漂着有り※2022年9月時点 |
アクセス | 〇 | 港からバイクで約5分、徒歩で約20分 |
港からの距離 | 約1.6km | – |
駐車場 | 〇 | 無料 |
マリングッズレンタル | 有り | ビーチ入口の手前 |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 有り | 3分200円 |
トイレ | 有り | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 有り | ビーチ入口の手前 |
屋根付き休憩所 | 有り | ニシバマビーチ休憩所(無料) |
遊泳区域制限 | 有り | 狭い |
監視員 | 〇 | 4月上旬~11月下旬の8:30~17:30 |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | 沖はやや強い |
リーフエッジまでの最短距離 | 約40m | 海岸中央部になるほど短い |
海の青さ、透明度、小魚の多さでは阿嘉島ナンバーワン
陸上からの景観はイマイチですが、海中の風景はケラマブルーの青い海水と透明度が高いので非常に綺麗です。
まさにビーチエントリーでシュノーケリングするためのスポットです。
阿嘉島に来てニシバマビーチ(北浜ビーチ)でシュノーケリングしないのは大きな機会損失と言えます。
ビーチエントリー可能な阿嘉島のシュノーケリングスポットのなかで、海中の景観の綺麗さ、鮮明さ、小魚の多さでは間違いなくナンバーワンです。
シュノーケリングセットをレンタルしてでも、迷わずにシュノーケリングすることをおススメします。
ちなみに雨が降っていて天気が悪い日でも海中は綺麗なので、諦めずに訪れてシュノーケリングしてみてください。
8時半以降は監視員が居るのでビーチエントリーでシュノーケリングする場合は朝の7時~8時の間に訪れることをおすすめします。
※当記事の内容は朝7時頃に訪れたときのようすです。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の海岸
阿嘉島で最大のビーチで、砂浜の長さは800メートル以上あります。
よーく見ると下の写真から打ち上げられた軽石が確認できます。
海面に軽石はありませんでした。
↑上の写真は朝の7時半頃に撮影しているので太陽が東側にあります。
海岸の写真を撮る場合は太陽が頭上に来る正午に訪れると海の色が鮮やかで綺麗な写真が撮れます。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)にはシャワーや休憩所がある
↑市町村が設置したトイレと温水シャワー(3分200円)があります。
近くにはレンタルショップや自動販売機もあります。
ニシバマビーチ入口手前にあるレンタルショップ
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の入り口手前にはレンタルショップ兼カフェがあるので、マリングッズ一式がレンタルできます。
レンタル料金
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の入り口にあるレンタルショップ兼カフェ「A sign」のレンタル料金です。
- ライフジャケット:500円
- ウェットスーツ:1000円
- シュノーケル3点セット:1000円
(マスク、フィン、シュノーケル)
- 浮き輪:500円
- パラソル:1500円
- ベッド:1000円
- ミニテント:1000円
- マット:500円
支払いにはPayPayが使えます。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の場所
阿嘉島の港からニシバマビーチ(北浜ビーチ)まで徒歩だと約20分、車やバイクだと約5分程かかります。道中はアップダウンがあるので自転車はキツイかもしれません。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の行き方
日帰りだと徒歩で行くのがもっともおすすめです。道中にゆるやかな坂道があるのでレンタル自転車だと逆に辛いです。なによりレンタルしている時間がもったいないです。
とはいえ徒歩だと距離があるのでバイクや車で行くのをおすすめします。
一泊以上する場合は宿泊先で送迎してもらえるので宿に相談してみてください。
↑阿嘉港から北に真っすぐ進むと上の写真のT字路になるので、そこを東に道なりに進むとニシバマビーチ(北浜ビーチ)に到着します。
↑この写真の位置でビーチまでの道のりの半分程度です。
自転車や徒歩で行く場合は「さんごゆんたく館」側の海沿いの道を使うとアップダウンが少ないので楽です
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の駐車場
↑ニシバマビーチ(北浜ビーチ)入り口の手前に自転車やバイクがたくさん停まっています。
車を停められるスペースもあります。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の入り口
↑ビーチ入り口に設置されている唯一の案内板には遊泳制限区域等の記載は一切ありません。
ニシバマビーチ休憩所
ビーチの手前には無料のWiFiが使える最近できたばかりの綺麗な休憩所があります。
ニシバマビーチ休憩所の内観
↑木製の長い椅子が置いてあります。
ニシバマビーチ休憩所の屋上
ニシバマビーチ休憩所からの眺め
↑屋上は屋根も椅子も無いので直射日光で暑いです。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の海中撮影箇所
↑当記事の撮影箇所は主に上図の〇で囲ったリーフエッジの部分になります。
リーフエッジまでは北側で約40メートルと距離が短いのでそれほど体力を使いません。
南側のほうがフエッジまでの距離が遠くなります。
海中の絶景ポイントはニシバマビーチ休憩所の正面
海中の絶景ポイントはニシバマビーチ休憩所正面のリーフエッジです。
休憩所南側の沖もサンゴが綺麗です。
最低でも陸から30~40メートルの距離を泳ぐ必要があります。
海中絶景ポイントは潮の干満にもよりますが、水深1~2メートルほどです。
リーフエッジのサンゴは南側のほうが綺麗
およそ200メートルほどの範囲のリーフエッジのサンゴの状態を確認しましたが、南側のほうがサンゴが発達していました。
おすすめのビーチエントリー場所はニシバマビーチ休憩所の北側です。
北側のほうがリーフエッジまでの距離が短く最短距離でリーフエッジに到達できるからです。
そこからビーチエントリーして、リーフエッジ沿いに南に下ると効率が良く無駄がありません。
ただし、沖の潮流によっては南側からエントリーして北に進んだほうが効率が良い場合があるので注意してください。
実際に訪れた時はリーフエッジ付近に横方向(南東から北西方向)に潮流がありました。
なので南側からビーチエントリーして北方向にシュノーケリングしました。
沖に行くと横方向の潮流があり、リーフエッジの珊瑚の綺麗な個所は幅約200メートルと広範囲なので短いフィンだときついです。長いフィンを使うことをお勧めします。
ニシバマビーチ北側(北西)よりも南側(南東)の沖のほうがサンゴは綺麗です。
朝は地元民やスキンダイバーが訪れる
朝から地元のロングフィンのスキンダイバーがビーチエントリーでシュノーケリングをしています。
訪れた日は7名ほどいました。
↑写真はニシバマビーチ休憩所の正面です。
沖で3人、手間で2人シュノーケリングしています。
このように早朝からシュノーケリングしている人は多いです。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の海中のようす
ビーチーエントリーでニシバマビーチ(北浜ビーチ)をシュノーケリングしたときの海中の様子です。
浅い場所のようす
浅い場所には魚も少なくサンゴもほとんどありません。
少し沖に泳ぐだけで綺麗なサンゴが見れるので先に進みましょう。
↑場所にもよりますが海岸から数十メートル泳いだだけで綺麗な珊瑚をチラホラ見ることができます。
深い場所のようす
海岸から30メートル~40メートルほど沖に泳ぐと発達した大きなサンゴが現れてきます。
写真撮影時は水深1~2メートルぐらいでした。
↑リーフエッジの手前でも立派なテーブルサンゴを見ることができます。
リーフエッジのようす
ここからはニシバマビーチ(北浜ビーチ)のリーフエッジのようすです。
場所にもよりますがリーフエッジに到達しても急なドロップオフはなく、海底が白砂になって、緩やかに水深が深くなっていきます。
このリーフエッジ付近の海底にある白砂が綺麗なケラマブルーの発色の要因です。
↑サンゴの隙間にはカラフルな「デバスズメダイ」の群れが隠れています。
このような海中の光景が見られるのも阿嘉島 ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の特長です。
上の写真を撮影した場所は休憩所正面のリーフエッジです。
この辺りが最もケラマブルー度が高く、小魚も多く、海中の景観が綺麗です。
なぜなら、この場所の海底は白砂が多く、その間にサンゴ礁が点在していて、ケラマブルーがより鮮明になる条件がそろっているからです。
水深はサンゴ礁までは1~2メートル、ボトムまでは5メートルぐらいです。
↑休憩所よりも北側の海中の景観はサンゴの群生も、小魚の数もイマイチです。
↑阿嘉島 ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の休憩所よりも北側の海底にはケーブルが敷設されています。この海底ケーブルよりも北側の海中の景観はイマイチでした。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)南側の海中のようす
↑ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の南側にある波打ち際に岩のある、この写真の場所からビーチエントリーでリーフエッジを目指したときの様子です。
↑場所によってはサンゴの鮮度や発達具合が弱っていました。
ウミヘビ
↑サンゴが群生している箇所にはウミヘビがいました。
その直ぐ下にはイソギンチャクとカクレクマノミがいます。
ウミガメ
↑サンゴ礁にいたアオウミガメは食事中でした。
ウミガメの甲羅と海底の色は同じなのでカメが動かないでじっとしていると発見が遅れます。
大型魚
↑南側のリーフエッジ付近には60cmぐらいのサイズの大型魚が回遊していました。
このようにニシバマビーチ(北浜ビーチ)の南側の海中の方が明らかに発達したサンゴの群生が見られます。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)はサンゴの群生よりも、魚の数が多いことが印象的でした。
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)でシュノーケリングするときの注意点
ビーチからサンゴの群生ポイントまでは40メートルほど距離があります。
訪れた時は沖のリーフエッジ辺りに南東から北西方向に潮流がありました。
長いフィンを付けていても流れと反対方向にいくら泳いでもほとんど進まないので、潮流に沿って泳ぐと楽です。
海岸の南側からビーチエントリーして北側に進むと楽にシュノーケリングできます。
海岸から沖に向かう流れは無いので非常に安全ですが、リーフエッジまで行くのにはフィンは必須です。
- リーフエッジまでは40メートル以上泳ぐのでフィンは必須
- 沖のリーフエッジ付近は海岸に対して横方向の潮流がある
- 沖に行く場合はドライシュノーケルを装着すると安全性は格段に向上する
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)のシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルは必要
ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
とくにドライシュノーケルは水がほとんど入ってこないのでシュノーケリング時の安全性が格段に向上するのでイチオシです。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
ニシバマビーチ(北浜ビーチ)は海岸からサンゴが発達している場所までので距離が比較的短いので泳ぐ体力をあまり必要としません。
比較的楽に綺麗な珊瑚や魚の大群をみることができるのが阿嘉島 ニシバマビーチ(北浜ビーチ)の最大の特長です。
阿嘉島の他のビーチエントリーシュノーケリングスポットと比べて、ニシバマビーチ(北浜ビーチ)では様々な個所でカラフルな小魚の群れを見ることができます。
なにより、ビーチから比較的近い箇所に生えているテーブルサンゴや、すこし沖の海底の白い砂地に点在する珊瑚礁に群がるカラフルな小魚の大群は必見です。
座間味島や渡嘉敷島の有名どころのビーチエントリーシュノーケリングスポットはすべて訪れましたが、この阿嘉島のニシバマビーチ(北浜ビーチ)は体力を必要とせずに最も手頃に訪れることが出来る稀有なビーチです。
とくに小魚の数が多く、海水は慶良間ブルーの色が鮮明で透明度が高く、海中の景観の総合力ではダントツに良いのでイチオシでおすすめの場所です。
ただし、サンゴの群生の規模に限ってはナンバーワンではありません。
サンゴ礁が最も綺麗な場所については、阿嘉島のサンゴと魚の多さ、海中景観の綺麗さの順にシュノーケリングスポットを独自にランキングした下の記事を参考にしてください↓
- 慶良間諸島でナンバーワンのビーチエントリーシュノーケリングスポット
- 海岸から近い場所で発達したサンゴを見ることができる
- 綺麗な小魚の群れが多い
- 透明度は高く、海水はケラマブルーで非常に綺麗
- ケラマブルーの海水が綺麗な場所は休憩所正面のリーフエッジ
- リーフエッジのサンゴとケラマブルーの海を満喫したい場合は監視員のいない早朝に訪れるのがおすすめ
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