沖縄県 慶良間諸島 座間味島の南側にある嘉比島(がひじま)でシュノーケリングした時のようすを感想もまじえて解説します。
海中の風景写真を30枚以上載せています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 実際に現地に行ってシュノーケリングした人の体験談を聞きたい
- ビーチエントリーシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
嘉比島(がひじま)の詳細情報
嘉比島は座間味島の対岸約600メートル南西にある無人島です。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜海岸 | 岩石も有り |
海岸線の長さ | 約1.5km | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 港から渡し船で約5分 |
港からの距離 | 約1km | – |
駐車場 | 無し | – |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | 無し | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約10m | – |
嘉比島の景観
↑嘉比島は天然の日陰がないので日除けにビーチパラソルや小型テントを使っている人が多いです。
嘉比ビーチ
嘉比島にある砂浜は東側に三角形に突き出していて面積は広大です。
↑座間味島の海岸よりも石やゴミが少ないので比較的綺麗です。
砂浜の上には打ち上げられた軽石が多いです。
嘉比島の場所
座間味島の港(フェリーターミナル)から嘉比島までは渡し船を利用して5分程で到着します。
嘉比島へのアクセス
↑写真奥が座間味島の阿真ビーチで、手前が嘉比ビーチです。
座間味島から自力で泳いで嘉比島に行くのは距離があり遠いです。
船も往来していて危険なので渡し船を利用したほうが良いです。
嘉比島への行き方はこちらの記事を参考にしてくださ↓
嘉比島のシャワーとトイレ
嘉比島は海水浴場ではなく、無人島にある海岸なのでシャワーや更衣室、トイレはありません。
嘉比島の海中撮影箇所
↑当記事の写真を撮影した箇所は上図のピンク色の〇で囲った下記2カ所です。
- 嘉比島の嘉比ビーチの北
- 嘉比島の南東
上記のシュノーケリングポイントはどちらも海岸から10メートル位で到達し、泳ぐ体力が不要なので楽です。
嘉比島でシュノーケリングした時のようす
ビーチーエントリーで嘉比島をシュノーケリングしたときの海中の様子です。
嘉比島にはハッキリしたリーフエッジはありません。徐々に深くなっていくだけです。
嘉比島の嘉比ビーチ北側のシュノーケルポイント①のエントリー場所
嘉比島の西端に灯台があります。その灯台の北東からビーチエントリーしました。
↑灯台に上陸するための桟橋に階段があります。
嘉比島の嘉比ビーチ北側のシュノーケルポイント①の海中の様子
嘉比島の西端の灯台の北東からビーチエントリーした時の様子です。
↑岩礁地帯に波がぶつかり白波が立っています。
↑白波が発生している岩礁地帯の近くに小魚の群れが沢山いました。
↑少し離れた場所にも小魚の群れがいました。
嘉比ビーチ北側の海中でダイバーに遭遇
嘉比ビーチ北側でダイビング船からエントリーしてスキューバダイビングをしている人たちがいました。
↑スキンダイビングしている人もいます。
嘉比島のシュノーケルポイント②南東側のエントリー場所
嘉比島の南東の海岸からビーチエントリーしました。
嘉比島のシュノーケルポイント②南東側の海中のようす
↑赤いサンゴが生えています。ビーチエントリーシュノーケリングでこの色のサンゴに出会うのは珍しいです。
↑近くにも赤いサンゴがちらほら生えていました。
嘉比島にいた生き物
約1時間の嘉比島でのシュノーケリング中に遭遇した生き物です。
シロワニ(サメ)
↑嘉比島の南東でシュノーケリングしているときに前方からシロワニ(サメ)が向かってきました。体長1メートル位のサイズです。
こちらが気づく前に方向転換して離れていきました。
シロワニは見た目は怖いですが、人を襲う可能性は非常に低い大人しいサメです。実際にサメと鉢合わせしかけましたが向こうから離れていきました。
座間味島でサメと遭遇したのはここだけなのでラッキーでした。
見れた場合はかなりの幸運です。
イカの群れ
↑小さいサイズのイカの群れがサンゴ礁の上を泳いでいました。
モンガラカワハギ
↑けっこうサイズの大きいモンガラカワハギが海底でエサを探していました。他の魚も近くを取り巻いています。
カクレクマノミ
↑大人サイズのカクレクマノミが2匹いましたが、近くにイソギンチャクは発見できませんでした。
今回のシュノーケリング中に、ウミヘビとウミガメには遭遇できませんでした。
嘉比島でビーチエントリーシュノーケリングする時の注意点
嘉比島の北側にある嘉比ビーチの沖は若干ですが海岸に対して横方向の潮の流れを感じました。
座間味島の他のシュノーケリングポイントと比較するとサンゴはあまり生えていませんが、干潮時は水深が浅くなるのでサンゴを壊さないよう注意が必要です。
嘉比島の南または南西のほうがサンゴが綺麗かもしれない
今回は嘉比島の北と南東でシュノーケリングしましたがサンゴの群生はイマイチでした。
なので、もし当記事を見て魅力を感じない場合は、嘉比島の南と南西側でシュノーケリングをすることをおすすめします。
なぜなら嘉比島の南西側にシュノーケリング船かダイビング船が停泊していたからです。
とはいえ、ほとんど代り映えしない可能性もありますが。。
岩山の上から撮った嘉比島の南西側の海面の様子が判る写真を載せておきます。
↑対岸は阿嘉島です。
上から見る限りは南側のほうが海底のサンゴがイキイキとしてそうです。それとケラマブルーもより一層鮮やかです。
↑海岸から見た阿嘉島の南側です。
リーフエッジ付近に白波が立っているので沖までいくのに少々体力を使いそうです。
嘉比島でシュノーケリングする時にあると便利なフィンとドライシュノーケル
ビーチエントリーシュノーケルリングには欠かせないフィンとイチオシ装備のドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
嘉比島の南東側よりも嘉比ビーチ沖のほうが海底が白砂なのでケラマブルーの海水の色が鮮明で綺麗でした。
嘉比島の海中のユニークなところは海底に鶏のトサカのような形をした乳白色のサンゴが多い点です。とくに嘉比島の北側に多いです。
そのサンゴが海底の岩盤の色と同じ色で目立たないのが海中の景観に華やかさを感じない原因です。
良かったのはサメやイカなどの生き物も多く、赤いサンゴも見ることができたことです。
滞在時間は2時間でしたが、島の南東にある岩山にも登ることができました。
もし、岩山にも登って南側でもシュノーケリングするなら、嘉比島の滞在時間は最低3時間は欲しいです。
シュノーケリング目的の場合で、かつ1日で3つの無人島全て巡る場合は安室島での滞在時間は2時間で十分かもしれません。
なぜなら安室島の東側はサンゴが茶色く海中の景観は少々残念だったからです。※それでも嘉比島よりかはましです。
安室島の西側、もしくは北側のほうがサンゴの状態は良さそうです。
安慶名敷島と安室島でシュノーケリングした時の様子も記事にしているので参考にしてください。
- サンゴや魚のいる場所が海岸から近いので泳ぐ体力が不要
- リーフエッジは無く、沖に行くほど深くなるが、海中の景観の綺麗さは変化しない
- 渡し船で行ける3つの無人島のなかで海中のサンゴの景観は最も乏しい
- 潮流は殆ど無く穏やか
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