沖縄県 慶良間諸島 渡嘉敷島のヒジュイシビーチでシュノーケリングしたときのようすを感想もまじえて解説します。
阿波連ビーチからヒジュイシビーチに行く方法と、サンゴが群生しているポイントも詳しく解説しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- ヒジュイシビーチのシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- 渡嘉敷島で一番おススメのシュノーケリングポイントが知りたい
- ヒジュイシビーチの場所と行き方が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
ヒジュイシビーチの詳細情報
ヒジュイシビーチは渡嘉敷島の南西側の阿波連ビーチの隣りにあるビーチです。
渡嘉敷島の公式ガイドマップには載っていない場所です。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜海岸 | – |
海岸の長さ | 約50m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 渡嘉敷港から車で約12分 |
港からの距離 | 約5km | – |
駐車場 | 無し | – |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 無し | – |
トイレ | △ | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 無し | – |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 無し | – |
監視員 | × | – |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 有り | 沖はやや強い流れ有り |
リーフエッジまでの最短距離 | 約50m | – |
ヒジュイシビーチの海岸
監視員はもちろん誰もいません。たまにビーチでのんびりしている人か、沖にシュノーケリングしている人を見ることができます。
プライベートビーチに近いです。
隣(北側)のビーチへは陸路を迂回してでも行けますが、泳いで行った方が早いです。
ヒジュイシビーチは無人なのでシャワーや休憩所はない
ヒジュイシビーチは無人なのでシャワーやトレイはありません。
一番近いトイレはクバンダキ展望台に続く階段の近くにあります。
ヒジュイシビーチの場所
阿波連集落の西、阿波連ビーチのすぐ近く(徒歩3分程)にあります。
現在GoogleMap上からヒジュイシビーチの場所が消えています。
2021年8月までは載っていました。
2021年9月頃におそらく地元の方が消したのだと思われます。
理由は観光客がヒジュイシビーチに行ってしまうと、地元にお金が落ちないためだと推察します。
※現在は再びヒジュイシビーチは登録されています。
ヒジュイシビーチの正確な場所と周辺情報
ヒジュイシビーチの正確な位置と一番近いトイレ、阿波連ビーチとの位置関係が判る図を作成したので参考にしてください。
↑ヒジュイシビーチは阿波連ビーチの直ぐ隣です。
ヒジュイシビーチの行き方 最短ルート
クバンダキ展望台に続く階段の北側にある小道からヒジュイシビーチの砂浜に行くことができます。
↑草が茂っていますが人が十分に通れる幅があるので直ぐにわかります。
この先にある溝(干上がった川の跡)を超えるとビーチに出ることができます。
この砂浜からビーチエントリーでサンゴの群生ポイントに行くことができます。
阿波連ビーチからの行き方(陸路)は下の図の青い点線矢印を参考にしてください。
ヒジュイシビーチのサンゴ群生ポイント
沖に行くほどキレイなサンゴが群生しています。
とくに下記の地図の赤い丸で囲んだ箇所がサンゴ群生ポイントです。
それよりも南側や他の場所はサンゴがまばらで密集度が低いです。
↑この図のサンゴ群生ポイントよりも南側でも実際にシュノーケリングをしたので、断言できますが、2021年7月時点ではサンゴの数や綺麗さはいまひとつでした。
もし他のサンゴの綺麗なシュノーケリングポイントを探すなら、上図のサンゴ群生ポイントよりも北側を探してください。
隣のビーチへは泳いで行った方が早い
当記事で紹介したビーチから岩伝いに隣(北)のビーチに行くこともできますが滑りやすく危険なので泳いでいったほうが安全で早いです。
というよりも、サンゴの群生ポイントを目指す場合はGoogleMap上のヒジュイシビーチの場所まで行く必要はありません。
※補足:前述したように現在はGoogleMapからヒジュイシビーチの場所は消されています。
ヒジュイシビーチの海中のようす
ヒジュイシビーチの南隣の砂浜からビーチーエントリーでシュノーケリングしたときの海中のようすです。
上の図”渡嘉敷島 ヒジュイシビーチの行き方とサンゴの群生ポイント”の黄色い線沿いに泳ぎました。
午前中の満潮に近い状態のときに撮影しています。
浅い場所のようす
石垣島や宮古島のように遠浅ではなく、段々と深くなっていきます。
浅い場所は魚も少なくサンゴもありません。
なので、どんどん沖に進みましょう。
深い場所のようす
水深1.5メートルぐらいの場所でアオウミガメと遭遇しました。
そのままウミガメに導かれるように並走しながら沖に進みました。
ウミガメは普通よりもすこし大きめの1メートル位のサイズです。
↑このあたりがサンゴ群生ポイントの南端です。
ウミガメもサンゴが好きなようで、
浅瀬からサンゴの群生ポイントに向かっていました。
サンゴ群生ポイントのようす
ここからは”渡嘉敷島 ヒジュイシビーチの行き方とサンゴの群生ポイント”の図の中の赤丸で示したサンゴ群生ポイントのようすです。
他の隣りの岩礁と明らかに異なり、ここだけサンゴが密集しているのがよくわかります。
↑水深はサンゴ礁までは3~4メートル、砂地までは8~10メートルぐらいです。
サンゴ群生ポイントの隣りの岩礁との違い
↑向こう側の岩礁とはサンゴの密集度がぜんぜん違うことが容易にわかります。
↑向こう側の岩礁のサンゴはまばらで、ほとんど岩肌が見えた状態です。
サンゴ礁の高さが異なるので水深の違いでこうなっているようです。
サンゴ群生ポイント以外のようす
サンゴの群生ポイント以外の場所にも行きましたが、どこもサンゴの密集度が低くかったです。
下の写真は上図のサンゴの群生ポイントよりも南側の海中ようすです。
ヒジュイシビーチでシュノーケリングするときの注意点
ビーチからサンゴの群生ポイントまでは100メートルほど距離があります。
フィンは必須になるので、シュノーケル初心者向きの場所ではありません。
沖は潮の流れがある
訪れたときは北から南に波と風が発生していました。
30分位シュノーケリングをしていましたが、波酔いして気持ちが悪くなってしまい、それ以降2、3日具合が悪い症状が続きました。
おまけに潮の流れがあり、南側に流されたので、無駄に体力を消耗してしまいました。
なので、酔いやすい体質なら、酔い止めを飲んでからシュノーケリングすることをおすすめします。
- 北から南に向かう潮の流れがありました。※フィン必須
- シュノーケリングは波酔いする可能性があります
- 干潮のときは浅くなるので、身体やフィンがサンゴに当たらないよう気をつけましょう
ヒジュイシビーチのシュノーケリングはフィンとドライシュノーケルが必要
ヒジュイシビーチの沖は海峡になっていて潮流があるのでフィンとドライシュノーケルは必須です。
ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
珊瑚を壊さない
浜に戻るとき人が折った形跡のあるサンゴを見つけました↓
見た感じ最近折れたようです。
サンゴが大きく枝が長いので、踏んだというよりもロングフィンが当たったのかもしれません。
ハナリ島・阿波連ビーチ・とかしくビーチとの比較
ハナリ島は1名往復1500円で移動しないといけないのでお金がかかります。
ヒジュイシビーチと比べるとサンゴの量と面積は少なく狭いです。
阿波連ビーチはライフジャケット着用と遊泳区域の制限があるので慣れている人のシュノーケリングには向いていません。
とかしくビーチはカメの遭遇率が高く沖に行くと海中の色が慶良間ブルーなのは必見ですが、サンゴはヒジュイシビーチのほうが多いです。
珊瑚の多さ比較ランキング
- ヒジュイシビーチ ★★★★★ 5点
- ハナリ島 ★★★☆☆ 3点
- とかしくビーチ ★★★☆☆ 3点
- 阿波連ビーチ ☆☆☆☆☆ 0点
海中の景観ランキング
- ヒジュイシビーチ ★★★★★ 5点
- とかしくビーチ ★★★★☆ 4点
- ハナリ島 ★★☆☆☆ 2点
- 阿波連ビーチ ☆☆☆☆☆ 0点
まとめ
ヒジュイシビーチ沖のサンゴの密集具合は渡嘉敷島のビーチエントリーシュノーケリングスポットの中でナンバーワンです。
とくに、テーブルサンゴの密集度が素晴らしいです。
渡嘉敷島の他の場所でシュノーケリングするのがアホらしくなる位、抜群のサンゴの綺麗さです。
しかも、海に慣れた人しかこないからなのか、サンゴが人に荒らされた形跡がほとんどなく全てのサンゴがイキイキしていることも素晴らしいポイントです。
沖に行くほど潮の流れがあるので、透明度はよくなります。
海のコンディションがよければ絶景が見れることは間違いありません。
阿波連ビーチやハナリ島は、このヒジュイシビーチ沖と比べると足元にもおよびません。
ただし、海中のケラマブルーの綺麗さでは、とかしくビーチのほうが上です。
日帰りで効率よくシュノーケリングしたい場合の参考にしてください。
- 沖は潮の流れがあるのでフィンは必須
- 干潮時は浅すぎて当記事の写真のような景観は望めない可能性があるので、訪れるときは干潮時は避けて、満潮前後に訪れてください。当日の干満時間はググればすぐにわかります。
- サンゴの密集度では渡嘉敷島No1
- 運が良ければウミガメに遭遇できる
ハナリ島でシュノーケリングしたときのようすも記事にまとめています↓
【旅行記】渡嘉敷島 ハナリ島でシュノーケリング
とかしくビーチ沖でシュノーケリングしたようすも記事にまとめています↓
【旅行記】渡嘉敷島 とかしくビーチでシュノーケリング
阿波連ビーチのようすはこちらの記事にまとめています↓
【個人でシュノーケリング】渡嘉敷島 阿波連ビーチをおすすめしない5つの理由と注意点
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