沖縄県 慶良間諸島 座間味島にある阿真ビーチでシュノーケリングした時のようすを感想もまじえて解説します。
海中の風景写真を50枚以上載せています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 実際に現地に行ってシュノーケリングした人の体験談を聞きたい
- ビーチエントリーシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
当記事の内容や写真は監視員のいない朝7時頃に訪れたときのようすです
阿真ビーチの詳細情報
阿真ビーチは座間味島の南西にあり、海岸から約200メートル沖でも水深2~3メートルしかない遠浅の海岸です。
阿真集落のすぐ前にあり、フェリーターミナルからも比較的近く、徒歩20分で行くことができます。
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約200m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 港からバイクで約4分、徒歩で約20分 |
港からの距離 | 約1.6km | – |
駐車場 | 〇 | 阿真キャンプ場の前に有り(無料) |
マリングッズレンタル | 無し | – |
マリンアクティビティ | 無し | – |
シャワー | 有り | 阿真キャンプ場に有り 200円 |
トイレ | 有り | – |
ロッカー | 無し | キャンプ場の受付で対応有 1個200円 |
飲食 | △ | 近隣に店舗有り |
屋根付き休憩所 | 無し | – |
遊泳区域制限 | 有り | 狭い |
監視員 | 〇 | 4月上旬~11月下旬の8:30~17:30 |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 無し | – |
リーフエッジまでの最短距離 | 約150m | – |
阿真ビーチの景観
阿真ビーチの砂浜は長さ約200メートルあります。
砂浜にはサンゴの欠片や砂利、石も混じっていてパウダーではありません。
↑上の写真は朝8時頃のようすです。
軽石が打ち上げられていて帯ができています。
↑ビーチ正面からは嘉比島や阿嘉島などの島々がよく見えます。
太陽が真上に来る正午が海が一番明るいので綺麗な写真が撮れます
阿真ビーチの場所
座間味島の港(フェリーターミナル)から阿真ビーチまでは車やバイクで5分程で到着します。徒歩だと約20分かかります。
阿真ビーチの行き方
座間味港のフェリーターミナルから阿真ビーチに行く方法は下記の6種類です。
おすすめの順番に並べています。
- レンタルバイク
- レンタル自転車
- 徒歩
- 村営バス
- 宿の送迎
- レンタカー
阿真ビーチまでの送迎
阿真ビーチへは宿泊先に送迎してもらのが一番手軽です。
宿泊先が送迎していなかったり日帰りの場合はフェリーターミナルから出ている村営バスを利用することもできます。
大人300円、子供150円、小学生未満は大人1人につき1人無料です。
難点は1時間に1本~2本と本数が少ないことです。
阿真ビーチに行く方法のおすすめはレンタルバイク
日帰りで急いでいる場合や効率よく短時間で訪れたい場合はレンタルバイクが最もおすすめです。
座間味島のレンタルバイクの記事はこちらです↓
座間味島 レンタルバイク
レンタルバイク、レンタカー等の自力で行く場合
座間味港のフェリーターミナルまたは座間味集落から自力で阿真ビーチに行く場合は、集落の西にある海岸沿いを通る幹線道路を道なりに進みます。
突き当りにキャンプ場があるので、その前にビーチの入り口があります。
阿真ビーチのシャワーとトイレ
ビーチの裏にあるキャンプ場のシャワーや更衣室、トイレを利用できます。ビーチ前の海の家にあります。
手荷物はキャンプ場の受付に200円で預けることができます。
シャワーは1回300円ですが温水は出ません。冬はコテージにある温水シャワーを利用できます。
阿真ビーチの監視員
阿真ビーチに監視員がいるのは朝の8時半から17時半迄です。
監視員がいる期間は4月上旬から11月下旬迄です。
阿真ビーチの海中撮影箇所
↑当記事の写真を撮影した箇所は上図のピンク色の〇で囲った部分です。
海岸から約100~200メートル沖になります。
ブイ内に大きなサンゴはない
ブイに囲まれた遊泳区域内では大きなサンゴを見ることはできませんでしたが小魚の群れはいました。
訪れた時は7時半ごろでしたがウミガメとは1匹も遭遇できませんでした。
阿真ビーチでシュノーケリングした時のようす
ビーチーエントリーで阿真ビーチをシュノーケリングしたときの海中の様子です。
阿真ビーチ ブイ内の海中のようす
先ずはブイ内の様子を、後半にブイの外側の様子を載せています。
↑ブイ内に小魚の群れがいました。
↑ブイの外側の海底にはサンゴが多いです。
阿真ビーチ ブイの外側のようす
ここからは遊泳区域外のブイの外側の海中のようすになります。
海岸から約150メートル沖の海中の様子
↑デバススメダイの群れです。
↑デバススメダイは半円形の形をしたサンゴには必ずいます。
この写真の辺りが最も綺麗な光景が見れるポイントです。
海岸から約150メートル沖の海中の様子
ここからは海岸から約150メートル沖の海中のようすです。
↑海岸中央付近にある監視台の真正面を沖に約150メートル進むと急に深くなります。
↑海底が見えない深さなので西側に移動しました。
海岸から約200メートル沖の海中の様子
ここからは海岸から約200メートル沖の海中のようすです。
↑この辺りには海底に小さな若いサンゴが生えていたので、数年後には大きく成長しているかもしれません。
阿真ビーチにいたクマノミ
↑海岸近くにイソギンチャクとハマクマノミがいました。
阿真ビーチでビーチエントリーシュノーケリングする時の注意点
訪れた時は200メートル沖にあるドロップオフ手前まで行っても波も潮流も無く、穏やかでしたが、日中は比嘉島に向かう渡船が通る可能性があるので、その点だけ注意が必要です。
朝7時半ごろにブイの内外をかなり広範囲に泳ぎましたがウミガメには遭遇できませんでした。
遠浅なのでブイの内側だけを泳ぐ場合はフィンは無くても大丈夫そうです。
阿真ビーチのシュノーケリングにあると便利なフィンとドライシュノーケル
ビーチエントリーシュノーケルリングには欠かせないフィンとイチオシ装備のドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
阿真ビーチと古座間味ビーチはどちらが綺麗か?
座間味島にある阿真ビーチと古座間味ビーチ。
この両方のビーチを実際に訪れた体験を根拠にどちらが綺麗かを比較します。
結論:阿真ビーチのほうが綺麗
なぜなら、阿真ビーチのほうがサンゴ礁の形が整っていて、海底が白砂で、その間にサンゴが点在しており、そのサンゴの上を泳ぐ青くてカラフルな熱帯魚(デバススメダイ)の群れが織りなす光景のほうが綺麗だからです。
古座間味ビーチでも似た光景は見れますが、サンゴの鮮度が悪く茶色で綺麗ではありません。
ちなみに阿真ビーチのほうがケラマブルーの発色の環境条件が良いからなのか、より青く明るく見えます。
まとめ
今回、阿真ビーチを訪れた時に泳いだ範囲では、海底が見えないドロップオフ手前の沖まで行っても立派なサンゴの群生を見つけることはできませんでした。
阿真ビーチの難点は、ブイの外側にしか海中の景観が綺麗な場所が無いことです。
なのでビーチエントリーシュノーケリングが目的の場合は監視員のいない早朝などに訪れて完全自己責任で泳いだほうが堪能できます。
阿真ビーチの良い点ですが、座間味島で最もユニークな海中景観を見れることです。
とくにケラマブルーの青さは古座間味ビーチと同等かそれ以上です。
古座間味ビーチは波打ち際から直ぐに水深2メートルもあり、サンゴの色や姿形も奇妙でグロテスクな印象がありますが、この阿真ビーチは阿嘉島にあるニシバマビーチに似た海中景観で、明るく鮮やかな場所があります。
つまり、鮮やかなケラマブルーに浮かぶサンゴと青い熱帯魚といった、絵葉書のようなユニークで座間味島らしい海中の光景を見るのに、より向いているのは阿真ビーチだということです。
ただし、阿真ビーチのユニークで綺麗な光景があるポイントは海岸から100メートル程沖にあるのでフィンは必須です。
- 海中の景観が綺麗なポイントはブイの外側で海岸から約100メートル沖
- ケラマブルーの海水は透明度も高く綺麗(ブイの外側に限る)
- 座間味島のビーチエントリ可能なシュノーケリングスポットの中でも一二を争うほどユニークな海中景観をみることができる
- ブイの外側のほうが海中の景観は綺麗なので監視員が不在なときに訪れるのがおすすめ
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