沖縄県 慶良間諸島 座間味島にある古座間味ビーチでシュノーケリングした時のようすを感想もまじえて解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 実際に現地に行ってシュノーケリングした人の体験談を聞きたい
- ビーチエントリーシュノーケリングで見れる海中風景が知りたい
- シュノーケリングが大好き!
古座間味ビーチの詳細情報
古座間味ビーチは座間味島の東にある海岸です。
集落やフェリーターミナルからは比較的近く、座間味島の観光スポットの中で最も人気があります。夏場のオンシーズンは多くの観光客で賑わっています。
ビーチエントリーシュノーケルスポットとしても有名です。
海中の景観はケラマブルーが綺麗で小魚が沢山います。
海岸の砂浜から少し進むと急に深くなるユニークで珍しい海岸です。
サンゴ礁や魚が多いポイントまで殆ど泳がなくても良く、ブイの内側でも十分にシュノーケリングが楽しめる全国でも稀有な海岸です。
おすすめはしませんが、フィンが無くてもサンゴや魚を見ることができます
項目 | 情報 | 詳細 |
---|---|---|
海岸の種類 | 砂浜 | 自然海岸 |
海岸の長さ | 約400m | – |
漂着ゴミの多さ | 少ない | – |
アクセス | 〇 | 港からバイクで約5分、徒歩で約20分 |
港からの距離 | 約1.5km | – |
駐車場 | 〇 | 無料 |
マリングッズレンタル | 有り | – |
マリンアクティビティ | 有り | – |
シャワー | 有り | 3分300円 |
トイレ | 有り | – |
ロッカー | 無し | – |
飲食 | 有り | – |
屋根付き休憩所 | △ | 海岸テラス(無料) |
遊泳区域制限 | 有り | 狭い |
監視員 | 〇 | 4月上旬~11月下旬の8:30~17:30 |
クラゲ防止ネット | 無し | – |
潮流 | 無し | – |
リーフエッジまでの最短距離 | – | リーフエッジ無し |
古座間味ビーチの景観
古座間味ビーチの砂浜は長さ約400メートルで座間味島で最大の砂浜です。
砂浜にはサンゴの欠片や砂利、石も混じっています。
↑上の写真は朝7時頃に撮っています。
太陽が真上に来る正午が海が一番明るいので綺麗な写真が撮れます
古座間味ビーチの場所
座間味島の港(フェリーターミナル)から古座間味ビーチまでは車やバイクで5分程で到着します。徒歩だと約25分かかります。
古座間味ビーチの行き方
座間味港のフェリーターミナルから古座間味ビーチに行く方法は下記の6種類です。
おすすめの順番に並べています。
- 宿の送迎
- レンタルバイク
- レンタカー
- 徒歩
- レンタル自転車
- 村営バス
古座間味ビーチまでの送迎
古座間味ビーチへは宿泊先に送迎してもらうのが確実です。
宿泊先が送迎していなかったり日帰りの場合はフェリーターミナルから出ている村営バスを利用することもできます。
大人300円、子供150円、小学生未満は大人1人につき1人無料です。
難点は1時間に1本~2本と本数が少ないことです。
古座間味ビーチに行く方法のおすすめはレンタルバイク
古座間味ビーチに宿泊する場合は宿の送迎があればそれを利用するのが一番ですが、 日帰りで急いでいる場合や効率よく短時間で訪れたい場合はレンタルバイクが最もおすすめです。
座間味島のレンタルバイクの記事はこちらです↓
座間味島 レンタルバイク
レンタルバイク、レンタカー等の自力で行く場合
座間味港のフェリーターミナルまたは座間味集落から自力で古座間味ビーチに行く場合は、集落の東側にある海岸沿いを通る幹線道路を道なりに進みます。
最初の分岐点で右に曲がり、坂を下ると海岸沿いの小道に突き当たるので、右に曲がって突き当りに駐車場と海の家があります。
↑案内板が出ている個所で右側に曲がります。
↑写真の高さから海岸線まで坂を下ります。
↑坂を下り切るとT字路になります。ここを右に曲がると海の家と駐車場に到着します。
行きは下り坂ですが、帰りは上り坂なので自転車だと辛いです
古座間味ビーチの駐車場
↑古座間味ビーチ入口の手前には広い無料の駐車場があります。
数十台は停めれるスペースがあるのでオンシーズンでも満車の心配は不要です。
古座間味ビーチのシャワーとトイレ
↑シャワーや更衣室、トイレはビーチ前の海の家にあります。
シャワーは3分で300円ですが温水は出ません。
古座間味ビーチ入り口にあるレンタルとアクティビティ
↑ビーチの出入口手前にマリンアクティビティとレンタルの看板があります。
海の家やレンタル屋は観光客の多いオンシーズン中しか営業していません。
アクティビティ料金
アクティビティはレンタルも兼ねて同じ店が運営しています。
- 無人島ジェット遊覧 1名3000円
- バナナボート 1名2000円
- マーブル 1名2000円
レンタル料金
古座間味ビーチのレンタル料金
- ライフジャケット 800円
- シュノーケルセット 2000円
(マスク、フィン、シュノーケル、ライフジャケット)
- ウェットスーツ 1500円
- パラソル 1500円
- ビーチベッド 1000円
- パラソル&ベッド 3500円
- テント 2000円
- GoPro 3000円
古座間味ビーチの休憩所(海岸テラス)
ビーチ入り口には展望台を兼ねた休憩所があります↓
↑屋上からの眺めは良いのですが、屋根がないので暑いです。
古座間味ビーチの監視員
古座間味ビーチの監視員は朝の8時半から17時半までいます。
監視員がいる期間は4月上旬から11月下旬迄です。
なお、座間味村内の有名3大ビーチ(古座間味ビーチ、阿真ビーチ、北浜ビーチ)のいずれも上記と同様です。
古座間味ビーチの海中撮影箇所
↑当記事の写真を撮影した箇所は上図のピンク色の〇で囲った部分です。
海岸からサンゴまでの距離が非常に短いです。数十メートル泳いだだけでサンゴが生えています。
古座間味ビーチでシュノーケリングした時のようす
ビーチーエントリーで古座間味ビーチをシュノーケリングしたときの海中の様子です。
海岸から直ぐに深くなる
前述したように古座間味ビーチは砂浜から急に深くなるユニークで珍しい海岸です。
↑海岸から数メートルしか離れていない海中を横からみたようすです。
写真右側から急にえぐれたように深くなっています。
↑上の写真は海岸テラス(休憩所)の少し南側の海中の様子です。
海岸から数メートルしか離れていませんが急に深くなって、サンゴ礁が見えています。
全国にある砂浜の海岸で波打ち際から急に深くなるのは非常に珍しいです。
沖縄ではこの古座間味ビーチだけではないでしょうか。
↑上の写真は海岸テラス(休憩所)の少し北側の海中の様子です。海岸近くの浅瀬は人慣れしている魚が寄ってきます。
場所によっては比較的緩やかに深くなっている所もあります。
古座間味ビーチ ブイ内の海中のようす
先ずはブイ内の様子を、後半にブイの外側の様子を載せています。
↑南側の遊泳区域のロープです。奥はブイの外側です。
↑北側の遊泳区域外から見たブイの内側のようすです。
海岸から数十メートル離れているだけで、それほど沖ではありませんが、水深3メートル程あります。
古座間味ビーチ ブイ内奥の海中のようす
ここからはブイ内の沖の海中のようすです。
古座間味ビーチ ブイ内最奥の海中のようす
↑ブイ内の一番沖から海岸方向を撮った写真です。
↑小魚の群れが一番多いサンゴはブイ内の一番奥にあります。
このようにブイの内側は沖に行くほど小魚が多かったです。
古座間味ビーチ ブイの外側のようす
ここからは遊泳区域外のブイの外側の海中のようすです。
↑海上のこの辺りからブイの外側になります。
↑場所によっては魚は多いですが海水の透明度は良くありません。
古座間味ビーチ南側にある岩場の海中のようす
ここからは古座間味ビーチ南側の岩場の海中の様子です。
↑岩場のある南側の海岸は緩やかに深くなっています。
古座間味ビーチでビーチエントリーシュノーケリングする時の注意点
古座間味ビーチは海岸から直ぐの場所でも水深が2メートル以上あり足が着かない深さになります。なので普通の一般的な海岸と同じ感覚で泳ごうとすると少々危険です。
さらに場所によって、波打ち際から深くなっている所までの距離は一定ではないので深さを確認してから入ったほうが安心です。
水中マスクなしで海に入るのは避けたほうが無難です。
到底足が着かない程の深さがあってサンゴの上に立つこともできないのでサンゴを壊す危険性は低いと思いますが干潮時は要注意です。
水深は2メートル以上あるので海岸手前を泳ぐだけの場合でもフィンがないとやや危険です
古座間味ビーチのシュノーケリングにあると便利なフィンとドライシュノーケル
ビーチエントリーシュノーケルリングには欠かせないフィンとイチオシ装備のドライシュノーケルは別の記事にまとめています。
個人シュノーケリングにおすすめのフィンはこちらの記事です↓
おすすめシュノーケリング用フィンの選び方と製品比較
個人シュノーケリングには必須のドライシュノーケルの記事はこちらです↓
シュノーケリングにおすすめのドライシュノーケル比較
まとめ
古座間味ビーチの海中のサンゴはあまり綺麗ではなく、大きく発達したサンゴもありません。サンゴに限って言えば残念でした。
とはいえ、沖の海底が白砂なのでケラマブルーの発色は非常に綺麗です。
一部分ですが、沖に綺麗なサンゴと小魚の群れを見ることができました。
総合的な海中景観の綺麗さは座間味島で一番ではありません。
一方でサンゴ礁までの距離は座間味島で一番短いです。
なので非常に手軽で簡単にサンゴ礁を鑑賞することができます。
茶色く弱っていて鮮度の悪いサンゴにはなりますが。
ブイの内側のほうが外側のサンゴよりも鮮度はましなので海中の景観は綺麗です。
とくに沖の海底にワンポイントで存在するサンゴ礁に群がる小魚の数の多さは圧巻です。
いっぽう、ブイの外側は透明度も悪くサンゴの状態もイマイチでしたが魚の群れは多かったです。
ビーチまでのアクセスも良く、泳いで直ぐにサンゴ礁と魚を見れるのが古座間味ビーチの最大の魅力ですがサンゴの綺麗さには期待しないほうがいいです。
- 海中の景観の綺麗さはイマイチ
- 水深があるので海中の透明度も高くケラマブルーの海水は綺麗
- 座間味島のシュノーケリングスポットの中で最も簡単にサンゴと魚を見ることができる
- ブイの内側のほうが海中の景観が綺麗な珍しいビーチ
- ブイの外側の海中景観はイマイチなので監視員のいない時間に訪れるメリットは薄い
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