本記事では実際に小笠原丸に乗った体験から分かったことや船内のようすまとめている。
この記事はこんな人におすすめ!
- 船酔いは大丈夫かな・・
- トイレやお風呂は綺麗かな・・
- スマホの電波は届くの?
- 2等寝台の広さが気になる
おがさわら丸 船酔いと対策
おがさわら丸は太平洋上を航海する外洋船なので揺れやすい。
しかも本州と九州や北海道を結ぶカーフェリーよりも船体が小さいし、
カーフェリーのように本州沿岸を航海するわけでもなく潮流の激しい太平洋の真ん中を航海するので揺れやすいのはなおさらだ。
なので、出港時は晴れでも太平洋上で悪天候はもちろん、晴れていても波は高くなる傾向にある。
どんなに晴天で海上に波がなくても揺れると思って万全に酔い止め対策するのをおすすめする。
おがさわら丸は普段酔わない人も酔う
海の船釣りの趣味とかで普段から船の揺れに慣れている人以外は船酔いする可能性は高い。
嘔吐するまではいかなくても気持ち悪くなる程度に船酔いする可能性は非常に高いので、
普段は乗り物酔いしない人も油断はしないほうがいい。
酔い止めは必要
とくに船に弱い人は海が穏やかで揺れが無くても気持ち悪くなる可能性が高いので乗り物酔い止め薬を用意することを強くお勧めする。
アネロン「ニスキャップ」という酔い止め薬が良く効いたのでおススメ。
だが、この酔い止め薬を飲んでも多少気持ち悪くなった。。なので船に初めて乗る人はもちろん、不安な人は必ず飲んだほうがいい。
本州と九州や北海道を結ぶカーフェリーよりも、おがさわら丸は小さい。
なので、カーフェリーは大丈夫だった人でもおがさわら丸は揺れやすいので油断しない方が良い
おがさわら丸は小笠原海運が運航する貨客船
現在の船は2016年建造の3代目になる。船内は非常に綺麗。
おがさわら丸はカーフェリーではないので車やバイクを運ぶときは貨物扱いになる。
バイクはコンテナに収容され、車はクレーンで甲板に固定されて運ばれる。
小笠原海運とは
東京港と父島間の定期船を運航する目的で創られた会社で
東海汽船と日本郵船の出資により1969年に設立されている。
おがさわら丸の俗称は「おがまる」
「おがさわらまる」は長いので短縮して「おがまる」と呼んでいる人が多い。
おがさわら丸 船外のようす
おがさわら丸 船内のようす
出港日の2019年7月2日は硫黄島目当てのツアー客が乗り合わせていたので船内は混雑していた。
2等和室(エコノミー)のようす
きっと通路側の人は落ち着かないだろう。混雑時はプラス1万円出して2等寝台(エコノミーベッド)のほうがよさそう・・
2等寝台(エコノミーベッド)のようす
- 片道約3万円でこのカーテン付きのベッドで寝ることができる
- マットレスの上に化学繊維製の毛布と枕がセットされている
- コンセントも電灯の下にあってスマホの充電もできる
- USB給電用端子は無いので充電用アダプタは持参する必要がある
- 利用した感想は子供の叫び声や廊下の歩く人の気配がやや気になった
- 2名で予約すると同じブース内の上下のベッドを割り当てられる
- 2名で利用した場合、同じブース内の隣りの人とは頻繁にコンニチハすることになるので、2等和室(エコノミー)と大差ないかもしれない
2等寝台は狭い
写真のように狭い。特に天井が低い。
寝るだけなら我慢できるレベル。
狭い場所が苦手な人にはおすすめしない。
売店の様子
売店(ショップドルフィン)ではアイスクリームやスナック菓子、ここでしか買えないオリジナルグッズを販売している。
お酒を飲んでいる人が多いせいか、おつまみ系が多い。
商品の価格は普通のコンビニとさほど変わらない。
Suicaが使える
売店以外にも3デッキに自動販売機があり、そこではお菓子やカップラーメン、アイス、お酒が買える。価格は売店と同じ。
展望ラウンジ Haha-jima
- 7デッキにある展望ラウンジはHaha-jima(ハハジマ)という名前が付いている
- ここでは軽食とお酒を販売している
- 出港日の日中は非常に混んでいて、酒盛りしている人が多く席は早い者勝ちのため、空席になるのはあまり期待できない
- 反対に朝はガラガラ状態
おがさわら丸 船内レストラン Chichi-jima
おがさわら丸の4デッキにある船内食堂にはChichi-jima(チチジマ)という名前が付いている。
なお、乗船費用に食事代は含まれていない。
船内食堂の様子はこちらの記事にまとめている↓
【旅行記】小笠原諸島 おがさわら丸 船内レストラン 食事方法やおすすめメニュー
小笠原諸島 船内レクチャー
おがさわら丸の船内レクチャーの内容は下記のとおり。
- 小笠原諸島ビギナーに向けたレクチャーが出港日の14時半から約30分、おがさわら丸の食堂で実施される
- レクチャーの内容は小笠原諸島を構成する島の数や、現在人が住んでいる島のこと、その島の人口や平均気温といった説明だった
- 船内では暇なのでレクチャーに参加する人は多いが、レクチャーを受けて得られるものははほとんど無い。
ちなみに、この時間はまだ電波は届いてるので、スマホは利用できる。
船内レクチャーの内容はググったらわかるようなことばかりなのでレクチャーには参加しなくてもいい
シャワー室
- 各デッキにシャワー室があり、24時間いつでも無料で利用できる
- 間仕切りで仕切らた扉と鍵付きの3つのシャワーブースがある
- リンスインシャンプーとボディソープ、ドライヤーも常備されている。タオルは持参する必要がある
- ドライヤーは比較的新しい強風タイプなので髪の毛が直ぐに乾く。1つしかないので混雑時は待つ可能性あり
- シャワーはレバー式なので腕を使って押しっぱなしにしないと直ぐに止まってしまう
トイレ
- トイレはウォシュレットが付いている
- トイレは船酔い時の嘔吐用の大きな流し台がある
- トイレ前の通路には嘔吐用ビニール袋も設置されている
船酔いで嘔吐しているのを誰かに見られるのは恥ずかしいので、この嘔吐用のシンク台でするか、個室トイレ便器でするか迷いそう。。
スマホの電波は届かない時間帯がある
- 東京から向かう場合、八丈島を超える19時頃まではスマホは使えるが、それ以降は圏外が翌朝10時頃まで続く
- 船内にWi-Fiは無い
- 父島から向かう場合は出港後直ぐに電波は圏外になり、それが翌朝の7時頃まで続く
まとめ
おがさわら丸に乗船するにあたり参考になりそうな要点をまとめてみた。
- スマホの電波は届かない。ほとんどずっと圏外
- 酔い止め薬は必要
- トイレとシャワー室はきれい
- 東京から父島に向かう航路では展望ラウンジ Haha-jimaは混雑する
おがさわら丸の乗船券購入方法や客室の種類はこちらの記事をみてほしい↓
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おがさわら丸から見える絶景はこちらの記事にまとめ↓
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おがさわら丸内にあるレストランのようすはこちら↓
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