【個人でシュノーケリング】小笠原諸島 父島 コペペ海岸

小笠原諸島 父島でシュノーケリングスポットのなかでもユニークな名前の海岸で知られているコペペ海岸。

この記事ではコペペ海岸で実際にシュノーケルしたときのようすを写真多めで解説する。

コペペ海岸の詳細情報

コペペ海岸の名前の由来は諸説あるが、明治初期にこの海岸で生活していたギルバート諸島出身の先住民「コペペ」にちなんで名付けられたとされている。

綺麗な砂浜があり、青い芝生が生えていて景観は素晴らしいので海に入らずにビーチでのんびりする人に適した海岸だ。

一方、コペペ海岸の海はサンゴがほとんど死滅して黒色化しているので残念ながらシュノーケリングには向いていない。

他のサイトの情報だとシュノーケリングに最適だと書かれていたりするが実態は違う。
それは当記事のコペペ海岸でシュノーケリングしたときの写真を見れば明白だ。

コペペ海岸はおがさわら丸の停泊している港からはかなり距離があるので他の場所でシュノーケリングするのをおすすめする。

コペペ海岸の全景(景観)

父島 コペペ海岸の全景 その1

父島 コペペ海岸の全景 その2

コペペ海岸の場所と行き方

コペペ海岸はおがさわら丸が停泊している二見港からバイクや車で15分程の場所にある。

コペペ海岸の駐車場

ビーチの直ぐ前に駐車場がある。
駐車場は車5台程停めれる広さがある。

コペペ海岸のトイレと休憩所

コペペ海岸には屋根付きの休憩所もあり長く滞在することもできる。

トイレはあるがシャワーはない。

海岸の周辺には木陰が多く、そこで地元の家族連れが優雅に休暇を満喫している光景がみられる。

父島 コペペ海岸 右の建物がトイレ

父島 コペペ海岸 屋根付き休憩所

コペペ海岸のサンゴや魚

2019年7月4日の状況では死んでるサンゴが多く目立ち、魚とサンゴが少なく殺風景な水中の風景だった。

父島のビーチエントリーできるシュノーケリングスポットの中ではコペペ海岸はダントツのワーストになる。

魚やサンゴ目当てで時間が無い人は迷わずに釣浜に行くことをお勧めする。

コペペ海岸は完全にスルーするのが無難。

コペペ海岸はサンゴに海中プレートがある

以前はサンゴと魚で賑わっていた面影は残っていて、海中には立派なサンゴの案内プレートが埋め込まれている。

だがそれも昔の話。
海中の景観が回復するのは数年かかりそう。

コペペ海岸はビーチでのんびりするのに最適

海の中の風景が残念すぎるので、このコペペ海岸では海に入らず、割り切ってビーチでのんびりするほうがいい。

コペペ海岸シュノーケリングのようす

コペペ海岸の水深1m未満の浅い場所の写真は殺風景すぎるので割愛している

コペペ海岸 深い場所 水深1m以上の様子

ほとんどのサンゴが黒く死んでいた。沖まで行っても海中の景観は変わらなかった。
早々にシュノーケリングを切り上げたのは言うまでもない。

雲一つない非常に天気の良い日だったが透明度は高くないように感じた。

父島 コペペ海岸の海中 “イソギンチャクモドキの一種” と海中案内板に書かれているが見る影もない

父島 コペペ海岸の海中は魚が少ない

父島 コペペ海岸の海中のようす その1

父島 コペペ海岸の海中のようす その2

父島 コペペ海岸の海中のようす その3

父島 コペペ海岸の海中のようす その4

↑写真はすべて魚がいたり見栄えが良いものだけを載せている。
父島の他のシュノーケリングスポットと比較してもコペペ海岸は海底の地形が平凡だ。

まとめ

コペペ海岸は海の中と外の景色が逆転している非常に珍しく悲しい海岸。

父島のほとんどのシュノーケリングスポットだと、たとえ外は曇っていて地味な風景だとしても、海中はまるで別世界のようなきれいな光景が広がっているのに・・

ネット情報は実際に現場に行って体験していない人が記事を書いていることが多いのがよくわかる。

コペペ海岸は景観の写真をとったり、ビーチでのんびりするのには非常に良い環境だが、シュノーケリング目的だけで訪れることはおすすめしない。

ビーチエントリーシュノーケルリングに必須なおすすめのフィンとドライシュノーケルは別の記事にまとめている。

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